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公開番号
2025014282
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116733
出願日
2023-07-18
発明の名称
ステアロイルグルタミン酸塩を含む組成物の化粧製剤又は医薬製剤におけるエマルション基剤としての使用
出願人
ガットフォース・エスアーエス
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/06 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ステアロイルグルタミン酸塩をベースとした上述した欠点を有さない乳化基剤を開発するという問題を克服すること。
【解決手段】アルカリ金属ステアロイルグルタミン酸塩及びステアロイルグルタミン酸の混合物を含む組成物の化粧製剤又は医薬製剤における乳化基剤としての使用において、25℃にて5質量%水性溶液で測定した場合、界面活性剤が7.8から9.2の間のpHを有すること、及び組成物が界面活性剤のg当たり0.2gから0.5gの間の水性相を含むことを特徴とする、使用。乳化基剤及びそれを含む化粧用組成物又は医薬組成物を製造する方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
脂肪質相、水性相、並びにステアロイルグルタミン酸アルカリ金属塩及びステアロイルグルタミン酸の混合物を含む界面活性剤を含有する組成物の化粧製剤又は医薬製剤における乳化基剤としての使用であって、前記界面活性剤が、25℃において5質量%水溶液で測定して、7.8から9.2の間のpHを有すること、及び前記組成物が界面活性剤1g当たり0.2gから0.5gの間の水性相を含むことを特徴とする、使用。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記アルカリ金属がナトリウムであることを特徴とする、請求項1に記載の使用。
【請求項3】
前記ステアロイルグルタミン酸アルカリ金属塩が、ステアロイルグルタミン酸ナトリウムであることを特徴とする、請求項1に記載の使用。
【請求項4】
前記界面活性剤が、前記乳化基剤の5質量%から12質量%の間、有利には7質量%から9質量%の間であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の使用。
【請求項5】
前記脂肪質相が、ポリグリセリン-3の存在下でのホホバワックス及びヒマワリワックスを含む混合物の同時エステル交換反応により得られたワックス誘導体を含むことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の使用。
【請求項6】
前記ワックス誘導体が、前記脂肪質相の20質量%から40質量%の間、好ましくは24質量%から35質量%の間であることを特徴とする、請求項5に記載の使用。
【請求項7】
前記脂肪質相が、少なくとも1つのC16~C18脂肪族アルコール及びグリセロールパルミトステアレートを更に含むことを特徴とする、請求項5又は6に記載の使用。
【請求項8】
前記の少なくとも1つのC16~C18脂肪族アルコール及びグリセロールパルミトステアレートが、それぞれ、脂肪質相の35質量%から50質量%の間及び脂肪質相の20質量%から30質量%であることを特徴とする、請求項7に記載の使用。
【請求項9】
前記組成物が個別化した固形粒子の形態であることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の使用。
【請求項10】
前記個別化した粒子が1mm以上のフレーク又はペレットの形態であることを特徴とする、請求項9に記載の使用。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、界面活性剤としてのステアロイルグルタミン酸塩、即ちステアロイルグルタミン酸アルカリ金属塩及びステアロイルグルタミン酸の混合物、脂肪質相並びに水性相を含む組成物の化粧製剤又は医薬製剤における乳化基剤としての使用に関する。本発明はまた、そのような乳化基剤を包含する化粧製剤又は医薬製剤、及び前記乳化基剤を製造する方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一定数の乳化基剤が化粧品市場又は医薬品市場のために開発されてきた。それらの目的は、エマルションの形態の化粧製剤又は医薬製剤に含まれることである。
【0003】
出願人の文献である国際公開第2007/042723号は、ホホバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス、及びポリグリセリンの反応により得られたワックス誘導体を含む乳化基剤について記載している。この基剤は、セトステアリルアルコール、グリセロールステアレート、及び界面活性剤としてステアロイル乳酸ナトリウムを更に含む。
【0004】
この基剤がそれを含む組成物に十分な乳化特性を与えるとしても、基剤を調製する前の保管の際の界面活性剤の安定性、及び特にラクチレート基の加水分解のリスクは、問題を抱えたままである。更に、低品質なラクチレート誘導体が存在することは、乳化剤に望ましくない臭気を与えうる。
【0005】
米国特許出願公開第2008/249192A1明細書は、(a)ペンタエリスリトールのエステル、ジペンタエリスリトールのエステル、及びトリペンタエリスリトールのエステルから選択される化合物並びに(b)グリセロールとC
12~24
脂肪酸との少なくとも1つのエステルを含む無水ワックスを含む乳化基剤であって、(a)と(b)の間の質量比が1:3~3:1である、乳化基剤について記載している。この基剤は、界面活性剤としてのステアロイルグルタミン酸一ナトリウム又はステアロイルグルタミン酸二ナトリウムを更に含む。
【0006】
ステアロイルグルタミン酸ナトリウム(SSG)の名称で販売される市販品は、酸性型(ステアロイルグルタミン酸)及びイオン性塩基性型(ステアロイルグルタミン酸ナトリウム)からなるイオン性界面活性剤であり、それらの比は原料の起源又は供給元によって変わる。
【0007】
ステアロイル乳酸ナトリウムをステアロイルグルタミン酸塩により置き換えることにより、上記の評価及び加水分解の問題を解決することができるが、それでもなお一定の欠点を有する。
【0008】
それらのうちの第1は、ステアロイルグルタミン酸は脂肪質相に不溶性であるが、ステアロイルグルタミン酸ナトリウムも脂肪質相に不溶性であり、沈殿物の粒子を防ぐために継続的な撹拌を必要とし、それが均一な混合物を得るために不可欠であることである。
【0009】
この均一性の問題により、均一な組成物それ自体である、分離した固形形態、例えばペレット又はフレークを得ることができなくなる。実際には、ペレットを製造するためには、ペレタイザーを用いて懸濁液中に粒子を含まない均一な液体を供給する必要がある。更に、これらの粒子が存在することは、開口部(オリフィス)を閉じることに関与してペレット化を不可能なものにしうる。更に、反応器からペレタイザーへの移動は、掻き混ぜられていない移動域を介して行われ、そこでSSGは沈殿する傾向にある。
【0010】
出願人はまた、ステアロイルグルタミン酸塩の乳化性能が原料によって変わり、それらを包含する基剤の乳化力をバッチごと又は供給元ごとに再現することが困難になったことを見出した。
(【0011】以降は省略されています)
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