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公開番号
2025014228
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116581
出願日
2023-07-18
発明の名称
密封装置
出願人
NOK株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H01R
4/70 20060101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】作業性の向上を図ることのできる密封装置を提供する。
【解決手段】端子が固定された配線に装着され、前記配線を構成する導線のうち被覆から露出した部位を封止する筒状の密封装置10であって、前記端子の外周面に密着する第1の内周面110と、前記被覆の外周面に密着する第2の内周面120と、を備えると共に、内周面及び外周面150が2分割されるように、筒状部材が2分割された形状の第1部品100A及び第2部品100Bの組み合わせによって、筒状となるように構成されることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
端子が固定された配線に装着され、前記配線を構成する導線のうち被覆から露出した部位を封止する筒状の密封装置であって、
前記端子の外周面に密着する第1の内周面と、
前記被覆の外周面に密着する第2の内周面と、
を備えると共に、
内周面及び外周面が2分割されるように、筒状部材が2分割された形状の第1部品及び第2部品の組み合わせによって、筒状となるように構成されることを特徴とする密封装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
第1部品における第2部品との接触面には、前記内周面を挟んで一方側に第1凸部が設けられ、他方側に第1凹部が設けられており、
第2部品における第1部品との接触面には、前記内周面を挟んで一方側に第1凸部が嵌る第2凹部が設けられ、他方側に第1凹部に嵌る第2凸部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の密封装置。
【請求項3】
第1凸部の突出量は第2凹部の深さよりも大きく、第2凸部の突出量は第1凹部の深さよりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の密封装置。
【請求項4】
第1部品と第2部品は同一の寸法形状の部品であることを特徴とする請求項1,2または3に記載の密封装置。
【請求項5】
前記端子はハウジングケースに装着されるように構成されており、第1部品及び第2部品の外周面には、前記ハウジングケースの内周面に密着するシール突起が設けられていることを特徴とする請求項1,2または3に記載の密封装置。
【請求項6】
前記ハウジングケースの内周面に対する第1部品及び第2部品の接触部位は前記シール突起のみであることを特徴とする請求項5に記載の密封装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、密封装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
端子が固定された配線においては、導線のうち被覆から露出した部位を封止するために、例えば、熱収縮チューブを利用した技術が知られている。この技術において、熱収縮チューブを取り付ける手順を図6を参照して説明する。図6は従来技術に係る熱収縮チューブの取付工程図である。
【0003】
まず、配線20に熱収縮チューブ300が装着される。このとき、被覆22から飛び出た導線21の部分が露出した状態となるように、熱収縮チューブ300は被覆22の位置に配される(図6(a)参照)。次に、端子30が導線21に対して加締めにより固定される(図6(b)参照)。その後、導線21が露出した付近に接着剤(不図示)が塗布された後に、熱収縮チューブ300が手作業等によりスライド移動される(図6(c)参照)。そして、加熱によって、熱収縮チューブ300は収縮し、接着剤は導線21内に溶け込んだ後に固化することで、導線21の露出した部位が封止される(図6(d)参照)。
【0004】
この技術の場合には、上述の通り、熱収縮チューブ300を取り付ける作業だけでなく、接着剤の塗布作業、及び加熱作業も必要となり、作業工程が多い。また、加熱処理時の加熱温度を正確に管理しないと、接着剤や適切に溶けなかったり、導線内部に浸み込まなかったり、垂れ落ちてしまったりしたり、熱収縮チューブ300が焦げてしまうこともある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-108684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、作業性の向上を図ることのできる密封装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
【0008】
すなわち、本発明の密封装置は、
端子が固定された配線に装着され、前記配線を構成する導線のうち被覆から露出した部位を封止する筒状の密封装置であって、
前記端子の外周面に密着する第1の内周面と、
前記被覆の外周面に密着する第2の内周面と、
を備えると共に、
内周面及び外周面が2分割されるように、筒状部材が2分割された形状の第1部品及び第2部品の組み合わせによって、筒状となるように構成されることを特徴とする。
【0009】
ここで、「筒状部材が2分割された形状」とは、筒状の部材を切断により2分割した形状を意味するものではなく、筒状の部材を2分割したものと同様の形状であることを意味する。
【0010】
本発明によれば、端子が既に固定された配線に対して、第1部品及び第2部品を組み合わせるように密封装置を組み立てるだけで、密封装置を配線に装着することができる。また、接着剤なども不要である。
(【0011】以降は省略されています)
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