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公開番号
2025013876
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-28
出願番号
2024182401,2021510674
出願日
2024-10-18,2019-08-30
発明の名称
改善された熱安定性を有するコポリエーテルエステル配合物
出願人
デュポン ポリマーズ インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08L
67/02 20060101AFI20250121BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】長時間の熱暴露で優れた機械的特性保持を有するコポリエーテルエステル樹脂組成物を提供する。
【解決手段】コポリエーテルエステル樹脂組成物は、少なくとも1つのコポリエーテルエステルと;少なくとも1つのフェノール系酸化防止剤と;少なくとも1つのチオエステル酸化防止剤と;少なくとも1つのホスファイト及び/又はホスホナイト酸化防止剤と;少なくとも1つのエポキシ化合物又はエポキシ化合物の反応生成物とを含む。組成物を含む物品もまた提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)少なくとも1つのコポリエーテルエステルと;
(B)少なくとも1つのフェノール系酸化防止剤と;
(C)少なくとも1つのチオエステル酸化防止剤と;
(D)少なくとも1つのホスファイト及び/又はホスホナイト酸化防止剤と;
(E)少なくとも1つのエポキシ化合物、又は前記少なくとも1つのエポキシ化合物の反応生成物とを含む、コポリエーテルエステル樹脂組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年8月30日出願の、米国仮特許出願第62/724,908号に対する米国特許法第365条の下での優先権を主張するものであり、この出願は、その全内容が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,400 文字)
【0002】
本発明は、ポリマー樹脂配合物、具体的には、良好な熱安定性を有するコポリエーテルエステル樹脂配合物の分野に関する。
【背景技術】
【0003】
コポリエーテルエステルは、特に自動車用途において、金属及びゴムの代わりにますます使用されるようになっている。
【0004】
このような多くの用途において、例えば、自動車用流体ダクトにおいて、コポリエーテルエステルの部品は、使用中に高温にさらされる。これは、一般に、コポリエーテルエステルの機械的特性にとって有害であり、その結果、例えば、時間の経過とともに引張強度が低下し、破断ひずみが減少し、部品の故障を引き起こす可能性がある。
【0005】
コポリエーテルエステルに酸化防止剤を使用して、改善された熱安定性を付与することが知られている。それにもかかわらず、エンジン動作温度が上昇するにつれて、長時間の熱暴露で機械的特性の保持が改善されたコポリエーテルエステル組成物の必要性が高まっている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様では、本発明は:
(A)少なくとも1つのコポリエーテルエステルと;
(B)少なくとも1つのフェノール系酸化防止剤と;
(C)少なくとも1つのチオエステル酸化防止剤と;
(D)少なくとも1つのホスファイト及び/又はホスホナイト酸化防止剤と;
(E)少なくとも1つのエポキシ化合物とを含む、コポリエーテルエステル樹脂組成物を提供する。
【0007】
第2の態様では、本発明は:
(A)少なくとも1つのコポリエーテルエステルと;
(B)少なくとも1つのフェノール系酸化防止剤と;
(C)少なくとも1つのチオエステル酸化防止剤と;
(D)少なくとも1つのホスファイト及び/又はホスホナイト酸化防止剤と;
(E)少なくとも1つのエポキシ化合物とを含む、コポリエーテルエステル樹脂組成物から製造される流体ダクトを提供する。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書で言及される全ての文献は参照により組み込まれる。
【0009】
本発明者らは、驚くべきことに、少なくとも1つのフェノール系酸化防止剤と、少なくとも1つのチオエステル酸化防止剤と、少なくとも1つのホスファイト及び/又はホスホナイト酸化防止剤と、少なくとも1つのエポキシ化合物とを含むコポリエーテルエステル樹脂組成物が、熱老化時の機械的特性の保持、特に破断ひずみを改善することを見出した。この特性により、このような樹脂配合物は高温環境での使用に特に好適となる。例えば、配合物は、特に、自動車用途、例えば、車両エンジンのエアフローシステムにおいて、空気、ガス、又は液体を運ぶための流体ダクトとして有用であり得る。
【0010】
少なくとも1つのコポリエーテルエステル
本発明の組成物での使用に好適な1つ以上のコポリエーテル-エステルは、好ましくは、50又は約50重量パーセント~98又は約98重量パーセントの量で、本発明の組成物中に存在し、重量百分率はポリマー組成物の総重量に基づく。
(【0011】以降は省略されています)
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