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公開番号
2025021847
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023125853
出願日
2023-08-01
発明の名称
2軸延伸ポリエチレンフィルム
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C08J
5/18 20060101AFI20250206BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】耐熱性に優れる2軸延伸ポリエチレンフィルムを提供する。
【解決手段】高密度ポリエチレンおよび中密度ポリエチレンから選択される少なくとも1種のポリエチレンを含有するポリエチレン層を備える、2軸延伸ポリエチレンフィルム。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
高密度ポリエチレンおよび中密度ポリエチレンから選択される少なくとも1種のポリエチレンを含有するポリエチレン層を備える、2軸延伸ポリエチレンフィルム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
ポリエチレンを主成分として含有するポリエチレン層を備え、前記ポリエチレン層に含まれる前記ポリエチレンは、0.930g/cm
3
超0.960g/cm
3
以下の密度を有する、2軸延伸ポリエチレンフィルム。
【請求項3】
前記ポリエチレン層が、高密度ポリエチレンおよび中密度ポリエチレンから選択される少なくとも1種のポリエチレンと、直鎖状低密度ポリエチレンとを含有する、請求項1または2に記載の2軸延伸ポリエチレンフィルム。
【請求項4】
前記ポリエチレン層における高密度ポリエチレンおよび中密度ポリエチレンの含有割合の合計が、20質量%以上60質量%以下であり、直鎖状低密度ポリエチレンの含有割合が、40質量%以上80質量%以下である、請求項3に記載の2軸延伸ポリエチレンフィルム。
【請求項5】
前記高密度ポリエチレンが、0.945g/cm
3
超0.960g/cm
3
以下の密度を有するエチレン-α-オレフィン共重合体であり、前記直鎖状低密度ポリエチレンが、0.930g/cm
3
以下の密度を有するエチレン-α-オレフィン共重合体である、請求項3に記載の2軸延伸ポリエチレンフィルム。
【請求項6】
前記2軸延伸ポリエチレンフィルムが、
第1の表面樹脂層と、
ポリエチレン中間層と、
第2の表面樹脂層と、
を備え、
前記第1の表面樹脂層、前記ポリエチレン中間層および前記第2の表面樹脂層が、それぞれ独立して、前記ポリエチレン層である、
請求項1または2に記載の2軸延伸ポリエチレンフィルム。
【請求項7】
前記2軸延伸ポリエチレンフィルムが、前記ポリエチレン中間層を2層以上備える、請求項6に記載の2軸延伸ポリエチレンフィルム。
【請求項8】
前記第1の表面樹脂層、前記ポリエチレン中間層および前記第2の表面樹脂層が、それぞれ独立して、0.945g/cm
3
超0.960g/cm
3
以下の密度を有するエチレン-α-オレフィン共重合体である高密度ポリエチレンと、0.930g/cm
3
以下の密度を有するエチレン-α-オレフィン共重合体である直鎖状低密度ポリエチレンと、を含有する、請求項6に記載の2軸延伸ポリエチレンフィルム。
【請求項9】
前記第1の表面樹脂層の厚さが、0.3μm以上15μm以下であり、
前記ポリエチレン中間層の厚さが、6μm以上100μm以下であり、
前記第2の表面樹脂層の厚さが、0.3μm以上15μm以下である、
請求項6に記載の2軸延伸ポリエチレンフィルム。
【請求項10】
前記2軸延伸ポリエチレンフィルムが、前記ポリエチレン層からなる単層フィルムであるか、または、少なくとも前記ポリエチレン層を備える多層フィルムである、請求項1または2に記載の2軸延伸ポリエチレンフィルム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、2軸延伸ポリエチレンフィルムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
液体および粉体などの内容物を収容するため、包装容器が用いられている。包装容器は、基材およびヒートシール層を備える積層体を用いて作製されている(例えば特許文献1参照)。例えば、延伸ポリエチレンフィルムは、基材として使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-55156号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の2軸延伸ポリエチレンフィルムは、2軸延伸を良好に行うため、密度が低いポリエチレンを用いて作製されている。しかしながら、このような2軸延伸ポリエチレンフィルムの耐熱性は、充分ではない傾向にある。本開示は、耐熱性に優れる2軸延伸ポリエチレンフィルムを提供することを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一つの態様の2軸延伸ポリエチレンフィルムは、高密度ポリエチレンおよび中密度ポリエチレンから選択される少なくとも1種のポリエチレンを含有するポリエチレン層を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、耐熱性に優れる2軸延伸ポリエチレンフィルムを提供できる。該2軸延伸ポリエチレンフィルムは、例えば、包装容器を作製するための包装材料における基材として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、2軸延伸フィルムの一実施形態を示す模式断面図である。
図2は、2軸延伸フィルムの一実施形態を示す模式断面図である。
図3は、2軸延伸フィルムの一実施形態を示す模式断面図である。
図4は、積層体の一実施形態を示す模式断面図である。
図5は、積層体の一実施形態を示す模式断面図である。
図6は、積層体の一実施形態を示す模式断面図である。
図7は、積層体を含むチューブ容器本体と、キャップと、を備えるチューブ容器の一実施形態を示す斜視図である。
図8は、図7のA-A断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態について、詳細に説明する。本開示は多くの異なる形態で実施でき、以下に例示する実施形態の記載内容に限定して解釈されない。図面は、説明をより明確にするため、実施形態に比べ、各層の幅、厚さおよび形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定しない。本明細書と各図において、既出の図に関してすでに説明したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
【0009】
本明細書において、あるパラメータに関して複数の上限値の候補および複数の下限値の候補が挙げられている場合、そのパラメータの数値範囲は、任意の1つの上限値の候補と任意の1つの下限値の候補とを組み合わせることによって構成されてもよい。上記パラメータとしては、例えば、物性値、成分の含有割合および層の厚さが挙げられる。一例として、「パラメータBは、好ましくはA1以上、より好ましくはA2以上、さらに好ましくはA3以上である。パラメータBは、好ましくはA4以下、より好ましくはA5以下、さらに好ましくはA6以下である。」との記載について説明する。この例において、パラメータBの数値範囲は、A1以上A4以下でもよく、A1以上A5以下でもよく、A1以上A6以下でもよく、A2以上A4以下でもよく、A2以上A5以下でもよく、A2以上A6以下でもよく、A3以上A4以下でもよく、A3以上A5以下でもよく、A3以上A6以下でもよい。
【0010】
本明細書において、ポリエチレンとは、全繰返し構成単位中、エチレン由来の構成単位の含有割合が50モル%超の重合体をいう。この重合体において、エチレン由来の構成単位の含有割合は、好ましくは70モル%以上、より好ましくは80モル%以上、さらに好ましくは90モル%以上、特に好ましくは95モル%以上である。上記含有割合は、NMR法により測定される。
(【0011】以降は省略されています)
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