TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025023716
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-17
出願番号2023128097
出願日2023-08-04
発明の名称蓋材付き紙製容器
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 5/56 20060101AFI20250207BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】密封性を向上させることが可能な、蓋材付き紙製容器を提供する。
【解決手段】蓋材付き紙製容器1は、紙容器20と、紙容器20の表面に積層された成形フィルム40とを有する紙製容器10と、紙製容器10を密封する蓋材50とを備えている。紙容器20は、底部21と、底部21に第1折れ線22を介して連結された複数の側部23と、各々の側部23にそれぞれ第2折れ線24を介して連結された複数のフランジ片25とを有している。側部23同士は、互いに連続することなく隣り合っている。蓋材50は、全周にわたって形成されたシール部Hによって、成形フィルム40にシールされている。シール部Hは、平面視において、フランジ片25に重ならない位置に形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
紙容器と、前記紙容器の表面に積層された成形フィルムとを有する紙製容器と、
前記紙製容器を密封する蓋材とを備え、
前記紙容器は、
底部と、
前記底部に第1折れ線を介して連結された複数の側部と、
各々の側部にそれぞれ第2折れ線を介して連結された複数のフランジ片とを有し、
前記側部同士は、互いに連続することなく隣り合っており、
前記蓋材は、全周にわたって形成されたシール部によって、前記成形フィルムにシールされており、
前記シール部は、平面視において、前記フランジ片に重ならない位置に形成されている、蓋材付き紙製容器。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記シール部の外側に、前記蓋材と前記成形フィルムとがシールされていない摘まみ部が形成されている、請求項1に記載の蓋材付き紙製容器。
【請求項3】
前記複数のフランジ片は、互いに隣接する第1フランジ片、第2フランジ片及び第3フランジ片を含み、
前記第2フランジ片に隣接する前記第2折れ線は、前記第1フランジ片に隣接する前記第2折れ線及び前記第3フランジ片に隣接する前記第2折れ線よりも短く、
前記摘まみ部は、前記シール部のうち、前記第2フランジ片を取り囲む部分の外側に形成されている、請求項2に記載の蓋材付き紙製容器。
【請求項4】
前記第2フランジ片の幅は、前記第1フランジ片の幅及び前記第3フランジ片の幅よりも広い、請求項3に記載の蓋材付き紙製容器。
【請求項5】
前記シール部の外縁と前記蓋材の外縁との間に、未シール部が形成されている、請求項1に記載の蓋材付き紙製容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓋材付き紙製容器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、持ち帰り用の飲食物(いわゆる、テイクアウト商品)や、宅配される飲食物を収容する容器が知られている。
【0003】
近年、海洋汚染の問題や環境負荷の低減を目的として、このような容器に使用する樹脂量の低減が求められており、樹脂量を削減したり、容器に使用する材質を変更したりすることが進められている。このような容器としては、フランジ片を有する紙容器と、上記紙容器の内壁に積層された成形フィルムとを備える紙製容器が知られている(例えば、特許文献1)。このような紙製容器では、食品が充填された後、蓋材によって、紙製容器が覆われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2013-545675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、このような蓋材付き紙製容器では、密封性を向上させることが求められている。
【0006】
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、密封性を向上させることが可能な、蓋材付き紙製容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施の形態は、以下の[1]~[5]に関する。
【0008】
[1]
紙容器と、前記紙容器の表面に積層された成形フィルムとを有する紙製容器と、
前記紙製容器を密封する蓋材とを備え、
前記紙容器は、
底部と、
前記底部に第1折れ線を介して連結された複数の側部と、
各々の側部にそれぞれ第2折れ線を介して連結された複数のフランジ片とを有し、
前記側部同士は、互いに連続することなく隣り合っており、
前記蓋材は、全周にわたって形成されたシール部によって、前記成形フィルムにシールされており、
前記シール部は、平面視において、前記フランジ片に重ならない位置に形成されている、蓋材付き紙製容器。
【0009】
[2]
前記シール部の外側に、前記蓋材と前記成形フィルムとがシールされていない摘まみ部が形成されている、[1]に記載の蓋材付き紙製容器。
【0010】
[3]
前記複数のフランジ片は、互いに隣接する第1フランジ片、第2フランジ片及び第3フランジ片を含み、
前記第2フランジ片に隣接する前記第2折れ線は、前記第1フランジ片に隣接する前記第2折れ線及び前記第3フランジ片に隣接する前記第2折れ線よりも短く、
前記摘まみ部は、前記シール部のうち、前記第2フランジ片を取り囲む部分の外側に形成されている、[2]に記載の蓋材付き紙製容器。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
4か月前
個人
包装体
4か月前
個人
ゴミ箱
4か月前
個人
収納用具
8か月前
個人
容器
1か月前
個人
物品収納具
8か月前
個人
土嚢運搬器具
7日前
個人
パウチ補助具
4か月前
個人
折り畳み水槽
4か月前
個人
閉塞装置
1か月前
個人
ダンボール宝箱
4か月前
個人
開封用カッター
10か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
9か月前
個人
折りたたみコップ
10か月前
個人
ゴミ処理機
28日前
個人
チャック付き袋体
10か月前
株式会社和気
包装用箱
21日前
個人
圧縮収納袋
5か月前
株式会社イシダ
包装装置
4か月前
個人
粘着テープ切断装置
6か月前
個人
チャック付き保存袋
10か月前
個人
包装箱
1か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
7か月前
三甲株式会社
蓋体
1か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
3か月前
個人
塗料容器用蓋
4か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
個人
粘着テープ剥がし具
9か月前
個人
粘着テープ剥がし具
5か月前
三甲株式会社
容器
6か月前
株式会社新弘
容器
4か月前
株式会社新弘
容器
4か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
9か月前
三菱製紙株式会社
包装用紙
6か月前
三甲株式会社
トレー
9か月前
株式会社シプソル
梱包装置
1か月前
続きを見る