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公開番号2025020443
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-12
出願番号2024201080,2023108706
出願日2024-11-18,2017-03-24
発明の名称貫通電極基板及びその製造方法
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01L 23/12 20060101AFI20250204BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ローコストで高い気密性を確保する貫通電極基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】貫通電極基板は、第1面13及び前記第1面の反対側に位置する第2面14を含むとともに貫通孔20が設けられた基板12と、前記貫通孔に位置する貫通電極22と、を備える。前記貫通孔の側壁21は、前記第1面から前記基板の内部側に向けて先細りとなるテーパ状の第1側壁部21Aと、前記第2面から前記基板の内部側に向けて先細りとなるテーパ状の第2側壁部21Bと、前記第1側壁部の先端部と前記第2側壁部の先端部とが互いに結合される境界部21Cと、を有する。前記貫通電極は、前記側壁のうちの少なくとも前記境界部を充填している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を含むとともに貫通孔が設けられた基板と、
前記貫通孔に位置する貫通電極と、を備え、
前記貫通孔の側壁は、前記第1面から前記基板の内部側に向けて先細りとなるテーパ状の第1側壁部と、前記第2面から前記基板の内部側に向けて先細りとなるテーパ状の第2側壁部と、前記第1側壁部の先端部と前記第2側壁部の先端部とが互いに結合される境界部と、を有し、
前記貫通電極は、前記側壁のうちの少なくとも前記境界部を充填し、
前記貫通電極のうちの前記第1側壁部21内に設けられる部分は、前記境界部から前記第1側壁部Aの中途位置までを充填するめっき層のみからなる第1部分と、前記第1側壁部の中途位置から前記第1面までを覆うシード層及びめっき層からなる第2部分22と、で構成され、
前記貫通電極の前記第1面側の端面に前記境界部側に向けてへこむ凹部が設けられ、
前記凹部に、有機材料を含む有機材料層が設けられている、貫通電極基板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の実施形態は、貫通電極基板及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
貫通電極基板は、例えば特許文献1に開示されるように、第1面及び第2面を含む基板と、基板に設けられた複数の孔と、基板の第1面側から第2面側へ至るように孔の内部に設けられた電極部と、を備えている。このような貫通電極基板は、従来から様々な用途で利用されており、例えば携帯電話等の電子機器に実装されたりする。なお、以下の説明では、上記電極部のことを貫通電極と呼ぶ。
【0003】
このような貫通電極基板の貫通電極は、一般に、孔の全体に充填される充填タイプと、孔の内周面に設けられ中空状をなす所謂コンフォーマルタイプと、に分類される。上記の特許文献1には、充填タイプの貫通電極が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-3925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
充填タイプの貫通電極の全体を導電性材料で作製した場合には、気密性に優れた貫通電極基板を提供することができる。しかしながら、多くの材料が必要となり、製造時間も長くなる。
【0006】
本開示の実施形態は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、ローコストで高い気密性を確保することができる貫通電極基板及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態は、第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を含むとともに貫通孔が設けられた基板と、前記貫通孔に位置する貫通電極と、を備え、前記貫通孔の側壁は、前記第1面から前記基板の内部側に向けて先細りとなるテーパ状の第1側壁部と、前記第2面から前記基板の内部側に向けて先細りとなるテーパ状の第2側壁部と、前記第1側壁部の先端部と前記第2側壁部の先端部とが互いに結合される境界部と、を有し、前記貫通電極は、前記側壁のうちの少なくとも前記境界部を充填している、貫通電極基板、である。
【0008】
本開示の一実施形態に係る貫通電極基板においては、前記貫通電極の前記第1面側の端面、及び、前記貫通電極の前記第2面側の端面のうちの少なくともいずれか一方に、前記境界部側に向けてへこむ凹部が設けられていてもよい。
【0009】
また本開示の一実施形態に係る貫通電極基板は、前記凹部に設けられ、有機材料を含む有機材料層をさらに備えていてもよい。
【0010】
また本開示の一実施形態に係る貫通電極基板において、前記基板の面内方向における前記境界部の最大寸法は、30μm以上50μm以下であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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