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公開番号
2025020743
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124306
出願日
2023-07-31
発明の名称
化粧部材およびその製造方法
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B32B
15/08 20060101AFI20250205BHJP(積層体)
要約
【課題】金属基材の光沢感を活かしつつ、幅広い意匠表現が可能な化粧部材を提供する。
【解決手段】金属基材1と、意匠層2と、を厚さ方向において、この順に有する化粧部材10であって、上記意匠層は、有機着色剤を含有し、上記化粧部材は、上記金属基材を基準にして上記意匠層側に位置する第1面S
1
において、フロップ指標が4.5以上である領域Xを有する、化粧部材を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
金属基材と、意匠層と、を厚さ方向において、この順に有する化粧部材であって、
前記意匠層は、有機着色剤を含有し、
前記化粧部材は、前記金属基材を基準にして前記意匠層側に位置する第1面において、フロップ指標が4.5以上である領域Xを有する、化粧部材。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記厚さ方向からみて、前記意匠層の面積をS
A
とし、前記領域Xの面積をS
B
とした場合に、前記S
A
に対する前記S
B
の割合(S
B
/S
A
)は1%以上である、請求項1に記載の化粧部材。
【請求項3】
前記意匠層は、前記有機着色剤を含有する絵柄層を有する、請求項1に記載の化粧部材。
【請求項4】
前記意匠層は、焼付け層である、請求項1に記載の化粧部材。
【請求項5】
前記金属基材は、アルミニウム基材、アルミニウム合金基材、スチール基材またはステンレス鋼基材である、請求項1に記載の化粧部材。
【請求項6】
前記意匠層は、熱硬化性樹脂の硬化物を含有する、請求項1に記載の化粧部材。
【請求項7】
前記化粧部材は、前記金属基材および前記意匠層の間に、下地層を有する、請求項1に記載の化粧部材。
【請求項8】
前記下地層は、熱硬化性樹脂の硬化物を含有する、請求項7に記載の化粧部材。
【請求項9】
前記化粧部材は、前記意匠層を基準として、前記金属基材とは反対側に、表面保護層を有する、請求項1に記載の化粧部材。
【請求項10】
前記表面保護層は、熱硬化性樹脂の硬化物を含有する、請求項9に記載の化粧部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、化粧部材およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば建築物の内装部材または外装部材として、金属基材と、意匠層と、が厚さ方向に積層された化粧部材が知られている。例えば、特許文献1には、金属基材上に、互いに独立した複数の凸部が集合したテクスチャ領域を有し、上記凸部が、樹脂バインダと、光輝性フレーク状粒子とを含む、化粧材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/209543号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
金属基材を用いた化粧部材では、金属基材の光沢感を活かすことで独特の意匠が生じ、その独特の意匠を利用することで、意匠表現の幅を広げることができる。一方、意匠層が金属基材の光沢感を過度に隠蔽すると、金属基材の光沢感を十分に活かすことが難しい場合がある。逆に、金属基材の光沢感を活かすことを重視すると、意匠層による光沢感の隠蔽を制限する必要があり、意匠表現の幅が狭くなる場合がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、金属基材の光沢感を活かしつつ、幅広い意匠表現が可能な化粧部材を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示においては、金属基材と、意匠層と、を厚さ方向において、この順に有する化粧部材であって、上記意匠層は、有機着色剤を含有し、上記化粧部材は、上記金属基材を基準にして上記意匠層側に位置する第1面において、フロップ指標が4.5以上である領域Xを有する、化粧部材を提供する。
【0007】
また、本開示においては、上述した化粧部材を製造する、化粧部材の製造方法であって、上記金属基材を準備する金属基材準備工程と、上記金属基材の一方の面側に、上記有機着色剤を含有する組成物を塗工し、加熱硬化させることで、上記意匠層を形成する意匠層形成工程と、を有する化粧部材の製造方法を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示においては、金属基材の光沢感を活かしつつ、幅広い意匠表現が可能な化粧部材を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示における化粧部材を例示する概略断面図である。
本開示における化粧部材を例示する概略断面図である。
本開示における化粧部材の製造方法を例示する概略断面図である。
実施例1-1~1-4、および、比較例1-1~1-4の結果を示すグラフである。
実施例2-1~2-4、および、比較例2-1~2-4の結果を示すグラフである。
実施例3-1~3-4の結果を示すグラフである。
実施例4-1~4-4の結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
下記に、図面等を参照しながら、実施の形態を説明する。ただし、本開示は、多くの異なる態様で実施することが可能であり、下記に例示する実施の形態の記載内容に限定されるべきではない。また、図面は説明をより明確にするため、実際の形態に比べ、各部の幅、厚さ、形状について模式的に表す場合があるが、これはあくまで一例であり、限定して解釈されるべきではない。
(【0011】以降は省略されています)
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