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公開番号
2025023634
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023127954
出願日
2023-08-04
発明の名称
除去済シート製造システム及び除去済シート製造方法
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65H
43/04 20060101AFI20250207BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】シートの不良領域を効率的に除去する。
【解決手段】除去済シート製造システム1は、シート10を第1コア21に巻き取る第1巻取部31と、シート10の不良領域15を検出する検出部60と、を有する検出装置30と、シート10を第2コア22に巻き取る第2巻取部41と、検出部60が検出した検出領域16を除去する除去部45と、を有する除去装置40と、検出装置30及び除去装置40に電気的に接続された制御装置50と、を含んでいる。制御装置50は、検出領域16の位置に関する位置情報PIを取得する。制御装置50は、除去部45が検出領域16を除去した際に、除去されたシート10の長さに関する長さ情報LIと、位置情報PIと、に基づき、次に除去すべき検出領域16の位置を算出する。第2巻取部41は、次に除去すべき検出領域16の位置に基づいて、シート10を第2コア22に巻き取る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを第1コアに巻き取る第1巻取部と、前記シートの不良領域を検出する検出部と、を有する検出装置と、
前記シートを第2コアに巻き取る第2巻取部と、前記検出部が検出した検出領域を除去する除去部と、を有する除去装置と、
前記検出装置及び前記除去装置に電気的に接続された制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記検出領域の位置に関する位置情報を取得し、
前記制御装置は、前記除去部で前記検出領域を除去した際に、除去された前記シートの長さに関する長さ情報と、前記位置情報と、に基づき、次に除去すべき前記検出領域の位置を算出し、
前記第2巻取部は、前記次に除去すべき前記検出領域の位置に基づいて、前記シートを前記第2コアに巻き取る、除去済シート製造システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第1コアに巻き取られる前記シートは、前記シートの長手方向における第1の向きに搬送され、
前記第2コアに巻き取られる前記シートは、前記長手方向における前記第1の向きとは反対の第2の向きに搬送され、
前記制御装置は、前記除去部で前記検出領域を除去した際に、前記長さ情報と、前記位置情報と、前記シートが搬送される向きに関する向き情報と、に基づき、次に除去すべき前記検出領域の位置を算出する、請求項1に記載の除去済シート製造システム。
【請求項3】
前記除去部において、前記シートの長手方向に隣り合う2つの検出領域、及び前記シートの前記2つの検出領域の間に位置する部分を除去する、請求項1に記載の除去済シート製造システム。
【請求項4】
前記除去装置は、前記不良領域を検出する第2検出部を有し、
前記除去部において、前記第2検出部によって検出された第2検出領域を除去し、
前記制御装置は、前記第2検出領域の位置に関する第2位置情報を取得し、
前記制御装置は、前記除去部で前記検出領域又は前記第2検出領域を除去した際に、前記長さ情報と、前記位置情報と、前記第2位置情報と、に基づき、次に除去すべき前記検出領域又は前記第2検出領域の位置を算出する、請求項1に記載の除去済シート製造システム。
【請求項5】
前記制御装置は、前記位置情報に基づいて、最初に除去すべき前記検出領域が前記除去部に到達する前に前記シートが停止するよう、前記シートの最初の停止位置を算出し、
前記制御装置は、前記長さ情報及び前記位置情報に基づいて、前記次に除去すべき前記検出領域が前記除去部に到達する前に前記シートが停止するよう、前記シートの次の停止位置を算出し、
前記第2巻取部は、前記最初の停止位置又は前記次の停止位置に基づいて、前記シートの前記第2コアへの巻き取りを停止する、請求項1に記載の除去済シート製造システム。
【請求項6】
前記検出装置は、前記シートを加工する加工部を有し、
前記検出部は、前記加工部によって加工された前記シートの前記不良領域を検出する、請求項1に記載の除去済シート製造システム。
【請求項7】
第1コアに巻き取られるシートの不良領域を検出する検出工程と、
第2コアに巻き取られる前記シートから、前記検出工程において検出された検出領域を除去する除去工程と、を備え、
前記除去工程において、前記シートは、除去された前記シートの長さに関する長さ情報と、前記検出領域の位置に関する位置情報と、に基づいて算出された、次に除去すべき前記検出領域の位置に基づいて、前記第2コアに巻き取られる、除去済シート製造方法。
【請求項8】
前記除去工程において、前記シートは、前記長さ情報と、前記位置情報と、前記シートが搬送される向きに関する向き情報と、に基づいて算出された、次に除去すべき前記検出領域の位置に基づいて、前記第2コアに巻き取られる、請求項7に記載の除去済シート製造方法。
【請求項9】
前記除去工程において、前記シートの長手方向に隣り合う2つの検出領域、及び前記シートの前記2つの検出領域の間に位置する部分が除去される、請求項7に記載の除去済シート製造方法。
【請求項10】
前記除去工程において、前記第2コアに巻き取られる前記シートの不良領域を検出し、前記検出工程において検出された第1検出領域、及び前記除去工程において検出された第2検出領域を除去し、
前記除去工程において、前記シートは、前記長さ情報と、前記位置情報と、前記第2検出領域の位置に関する第2位置情報と、に基づいて算出された、次に除去すべき前記検出領域又は前記第2検出領域の位置に基づいて、前記第2コアに巻き取られる、請求項7に記載の除去済シート製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、除去済シート製造システム及び除去済シート製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されているように、少なくとも1つの不良領域が除去された除去済シートの製造システムが知られている。除去済シート製造システムは、シートの不良領域を検出する検出装置と、不良領域を除去する除去装置と、を含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭60-145851号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、検出装置は、不良領域の位置に関する位置情報を取得する。位置情報は、手動操作によって除去装置に入力される。除去装置は、位置情報に基づいて巻き取りが停止されたシートから、不良領域を除去する。
【0005】
検出装置は、不良領域が除去されていない状態のシートから、位置情報を取得する。一方で、複数の不良領域から一部の不良領域を除去することによって、シート長さが減少し、シートに残った不良領域の位置が変わる。次に除去すべき不良領域を意図通りの位置に停止させるためには、シート長さの減少に応じて変化した不良領域の位置を手動で計算する必要があり、位置情報を用いて不良領域を効率的に除去できない。本開示は、不良領域を効率的に除去できる除去済シート製造システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施の形態による除去済シート製造システムは、
シートを第1コアに巻き取る第1巻取部と、前記シートの不良領域を検出する検出部と、を有する検出装置と、
前記シートを第2コアに巻き取る第2巻取部と、前記検出部が検出した検出領域を除去する除去部と、を有する除去装置と、
前記検出装置及び前記除去装置に電気的に接続された制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記検出領域の位置に関する位置情報を取得し、
前記制御装置は、前記除去部が前記検出領域を除去した際に、除去された前記シートの長さに関する長さ情報と、前記位置情報と、に基づき、次に除去すべき前記検出領域の位置を算出し、
前記第2巻取部は、前記次に除去すべき前記検出領域の位置に基づいて、前記第2コアに前記シートを巻き取る。
【0007】
本開示の一実施の形態による除去済シート製造方法は、
第1コアに巻き取られるシートの不良領域を検出する検出工程と、
第2コアに巻き取られる前記シートから、前記検出工程において検出された検出領域を除去する除去工程と、を備え、
前記除去工程において、前記シートは、除去された前記シートの長さに関する長さ情報と、前記検出領域の位置に関する位置情報と、に基づいて算出された、次に除去すべき前記検出領域の位置に基づいて、前記第2コアに巻き取られる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、シートの不良領域を効率的に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施の形態を説明するための図であって、除去済シート製造システムの側面図である。
図2は、第2コアに巻かれたシートの斜視図である。
図3は、シートの不良領域を除去する方法を説明するための図である。
図4は、シートの不良領域を除去する方法を説明するための図である。
図5は、シートの不良領域を除去する方法を説明するための図である。
図6は、除去済シート製造システムの一変形例の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の一実施の形態は、次の[1]~[11]に関する。
(【0011】以降は省略されています)
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