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公開番号2025022779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024115749
出願日2024-07-19
発明の名称硬化性樹脂組成物
出願人住友化学株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C08F 2/44 20060101AFI20250206BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】本発明は、パターン化された硬化膜を形成可能な硬化性樹脂組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の一側面に係る硬化性樹脂組成物は、樹脂と、重合性化合物と、光開始剤と、を含み、樹脂は、式(I)で示されるビニルトリアルコキシシランと、式(II)で示されるトリアルコキシシランと、式(III)で示されるテトラアルコキシシランと、を含むモノマー成分の重合体である。
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(式中、R1A~R1C、R2A~R2C、及びR3A~R3Dはそれぞれ独立に、置換基を有していてもよいアルキル基であり、Qは、置換基を有していてもよい炭化水素基である(ただし、ビニル基を除く)。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
樹脂と、重合性化合物と、光開始剤と、を含み、
樹脂は、式(I)で示されるビニルトリアルコキシシランと、式(II)で示されるトリアルコキシシランと、式(III)で示されるテトラアルコキシシランと、を含むモノマー成分の重合体である、硬化性樹脂組成物。
TIFF
2025022779000004.tif
29
149
(式中、

1A
~R
1C
、R
2A
~R
2C
、及びR
3A
~R
3D
はそれぞれ独立に、置換基を有していてもよいアルキル基であり、
Qは、置換基を有していてもよい炭化水素基である(ただし、ビニル基を除く)。)
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
Q、R
1A
~R
1C
、R
2A
~R
2C
、及びR
3A
~R
3D
がそれぞれ独立に炭素数1~4のアルキル基である、請求項1に記載の硬化性樹脂組成物。
【請求項3】
シランカップリング剤をさらに含む、請求項1又は2に記載の硬化性樹脂組成物。
【請求項4】
請求項1に記載の硬化性樹脂組成物を硬化してなる、硬化膜。
【請求項5】
請求項4に記載の硬化膜を含む、表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、硬化性樹脂組成物及びその硬化膜、並びに表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置等の表示装置には、反射防止膜、混色防止壁等、低屈折率の部材が使用されている。このような低屈折率の部材の作製に用いることのできる材料としては、例えば、特許文献1の樹脂組成物が知られている。特許文献1の樹脂組成物は、特定のフッ素含有ポリシロキサンとケトン系化合物とを含む樹脂組成物であり、樹脂組成物100質量%中にケトン系化合物を50質量%以上含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-70758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の樹脂組成物は感光性ではないことから、フォトリソグラフ法等の手法により、パターン化された硬化膜を形成することはできなかった。
【0005】
本発明は、パターン化された硬化膜を形成可能な硬化性樹脂組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は以下のとおりである。
[1] 樹脂と、重合性化合物と、光開始剤と、を含み、
樹脂は、式(I)で示されるビニルトリアルコキシシランと、式(II)で示されるトリアルコキシシランと、式(III)で示されるテトラアルコキシシランと、を含むモノマー成分の重合体である、硬化性樹脂組成物。
TIFF
2025022779000001.tif
29
149
(式中、

1A
~R
1C
、R
2A
~R
2C
、及びR
3A
~R
3D
はそれぞれ独立に、置換基を有していてもよいアルキル基であり、
Qは、置換基を有していてもよい炭化水素基である(ただし、ビニル基を除く)。)
[2] Q、R
1A
~R
1C
、R
2A
~R
2C
、及びR
3A
~R
3D
がそれぞれ独立に炭素数1~4のアルキル基である、[1]に記載の硬化性樹脂組成物。
[3] シランカップリング剤をさらに含む、[1]又は[2]に記載の硬化性樹脂組成物。
[4] [1]~[3]のいずれか一つに記載の硬化性樹脂組成物を硬化してなる、硬化膜。
[5] [4]に記載の硬化膜を含む、表示装置。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、パターン化された硬化膜を形成可能な硬化性樹脂組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書において、「置換基を有していてもよい」との別段の記載がない限り、「アルキル基」、「フェニル基」、及び「炭化水素基」とは、それぞれ置換基を有さない、「アルキル基」、「フェニル基」、及び「炭化水素基」を意味する。
【0009】
本明細書において、「硬化性樹脂組成物中の固形分の総量」とは、硬化性樹脂組成物中の溶剤以外の成分の総量をいう。固形分の総量及びこれに対する各成分の含有量は、例えば、液体クロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー等の公知の分析手段により測定することができる。
【0010】
本明細書において、重量平均分子量は、ポリスチレンを標準物質とするゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により測定される重量平均分子量で示す。
(【0011】以降は省略されています)

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