TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025071080
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2024185182
出願日
2024-10-21
発明の名称
カルボン酸塩、カルボン酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
出願人
住友化学株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03F
7/004 20060101AFI20250424BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】CD均一性(CDU)が良好なレジストパターンを製造する。
【解決手段】式(I)で表される塩を含有するカルボン酸発生剤。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025071080000216.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">49</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image> 【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
式(I)で表されるカルボン酸塩を含有するカルボン酸発生剤。
JPEG
2025071080000204.jpg
49
170
[式(I)中、
Xは、硫黄原子又はヨウ素原子を表す。
m10は、0又は1を表し、Xが硫黄原子の場合、m10は1であり、Xがヨウ素原子の場合、m10は0である。
R
1A
及びR
1B
は、それぞれ独立に、*-X
1
-R
10
又は*-X
1
-L
10
-X
2
-R
10
を表し、*は、R
4
が結合するベンゼン環又はR
7
が結合するベンゼン環との結合部位を表す。
X
1
及びX
2
は、それぞれ独立に、*-CO-O-、*-O-CO-、*-O-CO-O-又は*-O-(但し、*は、ベンゼン環又はL
10
との結合部位を表す。)を表す。 L
10
は、置換基を有してもよい炭素数1~28の炭化水素基を表し、該炭化水素基に含まれる-CH
2
-は、-O-、-S-、-SO
2
-又は-CO-に置き換わっていてもよい。
R
10
は、-SO
2
-を有する基を表す。
R
4
は、ハロゲン原子又は炭素数1~36の炭化水素基を表し、該炭化水素基は、置換基を有してもよく、該炭化水素基に含まれる-CH
2
-は、-O-、-S-、-CO-、-SO-又は-SO
2
-で置き換わっていてもよい。
R
7
、R
8
及びR
9
は、それぞれ独立に、ハロゲン原子又は炭素数1~36の炭化水素基を表し、該炭化水素基は、置換基を有してもよく、該炭化水素基に含まれる-CH
2
-は、-O-、-S-、-CO-、-SO-又は-SO
2
-で置き換わっていてもよい。Xが硫黄原子の場合、R
7
とR
8
又はR
8
とR
9
が結合して、S
+
を含む環を形成してもよい。該環を形成するR
7
とR
8
又はR
8
とR
9
は、S
+
と結合する2つのベンゼン環の間に形成される単結合であってもよい。該環に含まれる-CH
2
-は、-O-、-S-、-CO-、-SO-又は-SO
2
-で置き換わっていてもよい。
m1Aは、0~5のいずれかの整数を表し、m1Aが2以上のとき、複数のR
1A
は互いに同一であっても異なってもよい。
続きを表示(約 4,800 文字)
【請求項2】
R
10
の-SO
2
-を有する基が、式(T1A)で表される環を有する基である請求項1に記載のカルボン酸発生剤。
JPEG
2025071080000205.jpg
30
170
[式(T1A)中、
X
1A
は、酸素原子、硫黄原子、-NH-又はメチレン基を表す。
R
41A
は、ハロゲン原子もしくはヒドロキシ基を有していてもよい炭素数1~12のアルキル基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、シアノ基、炭素数1~12のアルコキシ基、炭素数6~12のアリール基、炭素数7~12のアラルキル基、グリシジルオキシ基、炭素数2~12のアルコキシカルボニル基又は炭素数2~4のアルキルカルボニル基を表す。
maは、0~9のいずれかの整数を表す。maが2以上のとき、複数のR
41A
は同一であっても異なってもよい。
結合部位は任意の位置である。]
【請求項3】
m1Aが、1~3のいずれかの整数であり、
R
1A
が、-O-CO-O-R
10
又は-O-L
10
-CO-O-R
10
である請求項1に記載のカルボン酸発生剤。
【請求項4】
X
0
が、
炭素数3~36の脂環式炭化水素基、
炭素数6~36の芳香族炭化水素基、又は
炭素数1~18の鎖式炭化水素基と炭素数3~36の脂環式炭化水素基もしくは炭素数6~36の芳香族炭化水素基とを組み合わせた基であり、
該脂環式炭化水素基、該鎖式炭化水素基及び該芳香族炭化水素基は、フッ素原子、ヨウ素原子、炭素数1~4のフッ化アルキル基又はヒドロキシ基を有してもよく、該脂環式炭化水素基及び該鎖式炭化水素基に含まれる-CH
2
-は、-O-、-S-、-CO-又は-SO
2
-に置き換わってもよい請求項1に記載のカルボン酸発生剤。
【請求項5】
X
0
が、式(aa)で表される基である請求項1に記載のカルボン酸発生剤。
JPEG
2025071080000206.jpg
15
170
[式(aa)中、
X
a
及びX
b
は、それぞれ独立に、-O-又は-S-を表す。
X
1a
は、置換基を有してもよい炭素数1~24の炭化水素基を表し、該炭化水素基に含まれる-CH
2
-は、-O-、-S-、-CO-又は-SO
2
-に置き換わっていてもよい。
X
2a
は、置換基を有してもよい炭素数1~48の炭化水素基を表し、該炭化水素基に含まれる-CH
2
-は、-O-、-S-、-CO-又は-SO
2
-に置き換わっていてもよい。
*は、-COO
-
の炭素原子との結合部位を表す。]
【請求項6】
X
0
が、フッ素原子、ヨウ素原子、炭素数1~4のフッ化アルキル基又はヒドロキシ基を有してもよい、フェニル基である請求項1に記載のカルボン酸発生剤。
【請求項7】
請求項1~6のいずれかに記載のカルボン酸発生剤及び該カルボン酸発生剤以外の酸発生剤を含有するレジスト組成物。
【請求項8】
酸不安定基を有する構造単位を含む樹脂をさらに含有し、
酸不安定基を有する前記構造単位が、式(a1-0)で表される構造単位、式(a1-1)で表される構造単位、式(a1-2)で表される構造単位、式(a1-4)で表される構造単位、式(a1-5)で表される構造単位及び式(a1-6)で表される構造単位からなる群より選ばれる少なくとも1種を含む請求項7に記載のレジスト組成物。
JPEG
2025071080000207.jpg
42
170
[式(a1-0)、式(a1-1)及び式(a1-2)中、
L
a01
、L
a1
及びL
a2
は、それぞれ独立に、-O-又は*-O-(CH
2
)
k1
-CO-O-を表し、k1は1~7のいずれかの整数を表し、*は-CO-との結合部位を表す。
R
a01
、R
a4
及びR
a5
は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子又はハロゲン原子を有していてもよい炭素数1~6のアルキル基を表す。
R
a02
、R
a03
及びR
a04
は、それぞれ独立に、炭素数1~8のアルキル基、炭素数3~18の脂環式炭化水素基、炭素数6~18の芳香族炭化水素基又はこれらを組み合わせた基を表し、該アルキル基、該脂環式炭化水素基及び該芳香族炭化水素基は、ハロゲン原子を有してもよい。
R
a6
及びR
a7
は、それぞれ独立に、炭素数1~8のアルキル基、炭素数2~8のアルケニル基、炭素数3~18の脂環式炭化水素基、炭素数6~18の芳香族炭化水素基又はこれらを組合せることにより形成される基を表し、該アルキル基、該アルケニル基、該脂環式炭化水素基及び該芳香族炭化水素基は、ハロゲン原子を有してもよい。
m1′は、0~14のいずれかの整数を表す。
n1は、0~10のいずれかの整数を表す。
n1′は、0~3のいずれかの整数を表す。]
JPEG
2025071080000208.jpg
30
170
[式(a1-4)中、
R
a1
は、水素原子、ハロゲン原子、又は、ハロゲン原子を有していてもよい炭素数1~6のアルキル基を表す。
R
a17
は、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、カルボキシ基、ハロゲン原子を有していてもよい炭素数1~6のアルキル基、炭素数1~6のアルコキシ基、炭素数2~12のアルコキシアルキル基、炭素数2~12のアルコキシアルコキシ基、炭素数2~4のアルキルカルボニル基、炭素数2~4のアルキルカルボニルオキシ基、アクリロイルオキシ基又はメタクリロイルオキシ基を表す。
A
a11
は、単結合又は炭素数1~12のアルカンジイル基を表し、該アルカンジイル基に含まれる-CH
2
-は、-O-、-CO-又は-NR
a18
-に置き換わってもよい。
R
a18
は、水素原子又は炭素数1~6のアルキル基を表す。
X
a1
は、単結合又はカルボニル基を表す。
R
a34
及びR
a35
は、それぞれ独立に、水素原子又は炭素数1~12の炭化水素基を表し、R
a36
は、炭素数1~20の炭化水素基を表すか、R
a35
及びR
a36
は互いに結合してそれらが結合する-C-O-とともに炭素数2~20の2価の炭化水素基を形成し、該炭化水素基及び該2価の炭化水素基に含まれる-CH
2
-は、-O-又は-S-で置き換わってもよい。
na1は、1~5のいずれかの整数を表し、na1が、2以上のとき、複数の括弧内の基は、それぞれ互いに同一であっても異なっていてもよい。
na11は、0~4のいずれかの整数を表し、na11が2以上のとき、複数のR
a17
は、互いに同一であっても異なっていてもよい。
mcは、0~2のいずれかの整数を表す。]
JPEG
2025071080000209.jpg
43
170
【請求項9】
式(a2-A)で表される構造単位を含む樹脂をさらに含有する請求項7に記載のレジスト組成物。
JPEG
2025071080000211.jpg
30
170
[式(a2-A)中、
R
a2
は、水素原子、ハロゲン原子又はハロゲン原子を有していてもよい炭素数1~6のアルキル基を表す。
R
a27
は、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、カルボキシ基、ハロゲン原子を有していてもよい炭素数1~6のアルキル基、炭素数1~6のアルコキシ基、炭素数2~12のアルコキシアルキル基、炭素数2~12のアルコキシアルコキシ基、炭素数2~4のアルキルカルボニル基、炭素数2~4のアルキルカルボニルオキシ基、アクリロイルオキシ基又はメタクリロイルオキシ基を表す。
A
a21
は、単結合又は炭素数1~12のアルカンジイル基を表し、該アルカンジイル基に含まれる-CH
2
-は、-O-、-CO-又は-NR
a28
-に置き換わってもよい。
R
a28
は、水素原子又は炭素数1~6のアルキル基を表す。
X
a2
は、単結合又はカルボニル基を表す。
nA2は、1~5のいずれかの整数を表す。nA2が2以上のとき、複数の括弧内の基は互いに同一であっても異なっていてもよい。
na21は、0~4のいずれかの整数を表す。na21が2以上のとき、複数のR
a27
は互いに同一であっても異なっていてもよい。
mcは、0~2のいずれかの整数を表す。]
【請求項10】
酸発生剤が、式(B1)で表される塩を含む請求項7に記載のレジスト組成物。
JPEG
2025071080000212.jpg
15
170
[式(B1)中、
L
b1
は、単結合又は置換基を有してもよい(nb1+1)価の炭化水素基を表し、該炭化水素基に含まれる-CH
2
-は、-O-、-S-、-CO-又は-SO
2
-に置き換わっていてもよい。
L
b2
は、単結合又は置換基を有してもよい炭素数1~24の2価の炭化水素基を表し、該炭化水素基に含まれる-CH
2
-は、-O-、-S-、-CO-又は-SO
2
-で置き換わっていてもよい。
Y
b1
は、置換基を有していてもよいメチル基又は置換基を有していてもよい炭素数3~24の環状炭化水素基を表し、該環状炭化水素基に含まれる-CH
2
-は、-O-、-S-、-SO
2
-又は-CO-に置き換わっていてもよい。
nb1は、1~6のいずれかの整数を表す。nb1が2以上のとき、複数の括弧内の基は、互いに同一であっても異なっていてもよい。
Z1
+
は、有機カチオンを表す。]
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カルボン酸塩、カルボン酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法に関する。
続きを表示(約 700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、下記式で表されるカルボン酸塩をカルボン酸発生剤として含有するレジスト組成物が記載されている。
【0003】
JPEG
2025071080000001.jpg
25
170
【0004】
特許文献2には、下記式で表される塩を酸発生剤として含有するレジスト組成物が記載されている。
【0005】
JPEG
2025071080000002.jpg
25
170
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-039502号公報
特開2011-085878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
CD均一性(CDU)が良好なレジストパターンを製造することができる技術が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、以下の発明を含む。
[発明1]
式(I)で表されるカルボン酸塩を含有するカルボン酸発生剤。
【0009】
JPEG
2025071080000003.jpg
49
170
【0010】
[式(I)中、
Xは、硫黄原子又はヨウ素原子を表す。
m10は、0又は1を表し、Xが硫黄原子の場合、m10は1であり、Xがヨウ素原子の場合、m10は0である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
住友化学株式会社
着色組成物
1か月前
住友化学株式会社
細胞チップ
17日前
住友化学株式会社
エチレン系重合体
1か月前
住友化学株式会社
ブロック共重合体
6日前
住友化学株式会社
オレフィン系重合体
18日前
住友化学株式会社
積層体および表示装置
25日前
住友化学株式会社
細胞外小胞分離用粉体
1か月前
住友化学株式会社
細胞外小胞分離用粉体
1か月前
住友化学株式会社
細胞接触用溶液又はそのゲル
17日前
住友化学株式会社
細胞接触用溶液又はそのゲル
17日前
住友化学株式会社
非水電解液二次電池用接着層
6日前
住友化学株式会社
非水電解液二次電池用接着層
6日前
住友化学株式会社
化合物及び該化合物の製造方法
1か月前
住友化学株式会社
非水電解液二次電池用セパレータ
3日前
住友化学株式会社
二次電池用負極材、二次電池用負極及び二次電池
17日前
住友化学株式会社
レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
11日前
住友化学株式会社
亜リン酸エステルを含むゴム組成物およびその使用
1か月前
住友化学株式会社
窒化物結晶基板の製造方法、および窒化物結晶基板
2日前
住友化学株式会社
ビニル重合体製造装置およびビニル重合体の製造方法
10日前
住友化学株式会社
樹脂組成物およびシートモールディングコンパウンド
24日前
住友化学株式会社
プロテクトフィルム用ポリエチレンおよびその製造方法
1か月前
住友化学株式会社
化合物の製造方法、並びに該化合物を含む着色樹脂組成物
1か月前
住友化学株式会社
半導体積層物、半導体素子、および半導体積層物の製造方法
2日前
住友化学株式会社
樹脂の分別方法、樹脂の分別装置及び樹脂のリサイクル方法
1か月前
住友化学株式会社
円偏光板の原反ロールの製造方法及び円偏光板の原反ロール
10日前
住友化学株式会社
窒化物結晶基板
23日前
住友化学株式会社
着色樹脂組成物
17日前
住友化学株式会社
着色樹脂組成物
17日前
住友化学株式会社
塩、酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
27日前
住友化学株式会社
塩、酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
2日前
住友化学株式会社
エチレンの製造方法、二酸化炭素還元電極及び二酸化炭素還元装置
4日前
住友化学株式会社
カルコゲニド含有化合物、固体電解質、正極材、誘電体、及び電池
24日前
住友化学株式会社
酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法並びに塩
24日前
住友化学株式会社
酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法並びに塩
25日前
住友化学株式会社
塩、酸発生剤、樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
12日前
住友化学株式会社
レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法並びに化合物及び樹脂
12日前
続きを見る
他の特許を見る