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公開番号
2025013822
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-28
出願番号
2024174991,2021518633
出願日
2024-10-04,2019-10-31
発明の名称
腫瘍内アルファ放射体放射と細胞内病原体に対する細胞質プラズマセンサーの活性化
出願人
アルファ タウ メディカル リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
45/06 20060101AFI20250121BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】腫瘍治療、特に腫瘍内アルファ放射体放射と細胞内病原体に対する細胞質センサーの活性化の組み合わせの提供。
【解決手段】腫瘍を有する患者を治療する方法、およびそのような治療のためのキット(200)。この方法は、腫瘍内の細胞内病原体に対する細胞質センサーを活性化する物質(204)を患者に投与するステップと、腫瘍内の細胞内病原体に対する細胞質センサーを活性化する物質を投与してから2週間以内に腫瘍内アルファ放射体放射線療法で腫瘍を治療するステップと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
腫瘍内の細胞内病原体に対する細胞質センサーを活性化する物質を患者に投与するステップと;
前記腫瘍内の細胞内病原体に対する前記細胞質センサーを活性化する物質を投与してから2週間以内に腫瘍内アルファ放射体放射線療法で前記腫瘍を治療するステップと;
を有する、腫瘍を有する患者を治療する方法。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記物質を投与するステップは、前記細胞内病原体に対する前記細胞質センサーを刺激する分子の細胞内での産生を誘導する薬剤を投与するステップを有する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記薬剤を投与するステップは、DNAメチルトランスフェラーゼ(DNMT)阻害剤を投与するステップを有する、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記DNAメチルトランスフェラーゼ(DNMT)阻害剤を投与するステップは、デシタビンを投与するステップを有する、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記DNAメチルトランスフェラーゼ(DNMT)阻害剤を投与するステップは、アザシチジンを投与するステップを有する、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記DNAメチルトランスフェラーゼ(DNMT)阻害剤を投与するステップは、グアデシタビンを投与するステップを有する、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記薬剤を投与するステップは、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤を投与するステップを有する、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
前記ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤を投与するステップは、エンチノスタットを投与するステップを有する、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤を投与することは、ボリノスタットを投与するステップを有する、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記物質を投与するステップは、病原体模倣物の細胞質送達に適した送達剤と共に前記病原体模倣物を投与するステップを有する、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、腫瘍治療、特に腫瘍内アルファ放射体放射と細胞内病原体に対する細胞質センサーの活性化(以下、「ACSIP」)の組み合わせに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
がんは、世界中の多くの国で主な死因である。そのため、がんなどの腫瘍の治療に膨大なリソースが費やされており、そのような治療法は多種多様であることが示唆されている。
【0003】
腫瘍治療の1つのクラスは、腫瘍細胞を生体内で殺すための腫瘍切除である。生体内で細胞を殺すことに加えて、場合によっては、切除は、残存する遠隔の腫瘍細胞を排除するための抗腫瘍免疫応答を誘導する。これは、腫瘍抗原の分散と、死んだおよび/または死にかけている腫瘍細胞から放出される危険信号が原因で発生する。腫瘍抗原は、抗原提示細胞によって捕捉され、次に抗原提示細胞は、例えば、中山正文氏著「MHCを纏った細胞による抗原提示」免疫学のフロンティア(Frontiers in immunology)5(2015):672(非特許文献1)に記載されているように、交差提示経路を介してそれらをT細胞に提示する。
【0004】
熱、マイクロ波、レーザー、電気、光力学、化学的(例えば、反応性酸素種(ROS)を使用)、および放射性切除などの複数の切除方法が提案されている。放射性切除は外部から(例えば、外部ビーム放射線療法)または内部的に(例えば、近接照射療法)適用でき、そしてアルファ線、ベータ線、ガンマ線などのさまざまな種類の放射線を含めうる。これらの方法の議論は、例えば、Keisari,Yona氏著「物理化学的腫瘍切除による腫瘍の廃止と抗腫瘍免疫刺激」Front Biosci 22(2017):310-347(非特許文献2)に記載されている。特定の患者に使用される切除方法は、一般に、腫瘍のタイプ、その位置、その病期、および/または腫瘍の他のパラメータに従って選択される。
【0005】
免疫療法と呼ばれる別のクラスの腫瘍療法には、腫瘍細胞に対する患者の免疫応答の増強が含まれる。チェックポイント阻害剤、Toll様受容体(TLR)アゴニスト(CpGなど)、局所遺伝子治療、サイトカイン療法、特定のタンパク質標的に対する抗体、CAR-T細胞療法、樹状細胞ワクチン、腫瘍浸潤リンパ球の養子移入と腫瘍溶解性ウイルス療法など、多くの免疫療法法が提案されている。これらの方法は、例えば、Papaioannou,Nikos E.氏他著「癌治療を改善するために免疫系を利用する」トランスレーショナル医療年報4.14(2016)(非特許文献3)において議論されている。免疫療法戦略には、Aznar,M.Angela氏他著「免疫療法の腫瘍内送達は局所的に作用し、グローバルに考える」 Journal of Immunology 198.1(2017):31-39 (非特許文献4)に記載されている局所療法が含まれる場合がある。一般的に、各患者に使用される特定の方法は、腫瘍の種類またはその病期に応じて選択される。上記の治療法の種類の複数の組み合わせは、たとえば、上記のAznar氏の文献の表1に記載されているように、前臨床試験と臨床試験でテストされた。
【0006】
Salazar氏の米国特許出願公開2009/0088401(特許文献1)は、1つまたは複数の標的腫瘍部位での免疫原性細胞死の誘導とそれに続く同じ腫瘍部位でのdsRNAの注射からなる自動ワクチン接種方法を記載している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
米国特許出願公開2009/0088401
【非特許文献】
【0008】
中山正文氏著「MHCを纏った細胞による抗原提示」免疫学のフロンティア(Frontiers in immunology)5(2015):672
Keisari, Yona氏著「物理化学的腫瘍切除による腫瘍の廃止と抗腫瘍免疫刺激」 Front Biosci 22(2017):310-347
Papaioannou,Nikos E.氏他著「癌治療を改善するために免疫系を利用する」トランスレーショナル医療年報4.14(2016)
Aznar,M.Angela氏他著「免疫療法の腫瘍内送達は局所的に作用し、グローバルに考える」 Journal of Immunology 198.1(2017):31-39
【発明の概要】
【0009】
本発明のいくつかの実施形態の一態様は、細胞内病原体に対する細胞質センサーの活性化(ACSIP)と腫瘍内アルファ放射体放射線療法との間の相乗効果に基づく腫瘍治療に関している。
【0010】
本発明の実施形態によれば、腫瘍内の細胞内病原体に対する細胞質センサーを活性化する物質を患者に投与するステップと;腫瘍内の細胞内病原体に対する細胞質センサーを活性化する物質を投与してから2週間以内に腫瘍内アルファ放射体放射線療法で腫瘍を治療するステップと;を有する、腫瘍を有する患者を治療する方法が提供される。
(【0011】以降は省略されています)
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