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公開番号
2025013711
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024198823,2022508251
出願日
2024-11-14,2021-03-10
発明の名称
昇華性膜形成組成物、及び基板の製造方法
出願人
セントラル硝子株式会社
代理人
個人
主分類
H01L
21/304 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】基板の製造安定性に優れた昇華性膜形成組成物を提供する。
【解決手段】本発明の昇華性膜形成組成物は、昇華性物質と、昇華性物質の飽和溶解度が10質量%超である溶媒と、を含むものである。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
昇華性物質を含む昇華性膜形成組成物であって、
前記昇華性物質の飽和溶解度が10質量%超である溶媒A2と、
当該昇華性膜形成組成物中における含有量が前記溶媒A2の含有量より大きく、沸点が、前記昇華性物質の1気圧における沸点より小さく、かつ、前記溶媒A2の沸点より小さい溶媒B2と、を含む、
昇華性膜形成組成物。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の昇華性膜形成組成物であって、
当該昇華性膜形成組成物中における前記溶媒B2の含有量が、50質量%以上である、昇華性膜形成組成物。
【請求項3】
請求項1または2に記載の昇華性膜形成組成物であって、
前記溶媒A2の沸点と前記溶媒B2の沸点との差分が、5℃以上である、昇華性膜形成組成物。
【請求項4】
昇華性物質と、
前記昇華性物質の飽和溶解度が10質量%超であり、沸点が前記昇華性物質の1気圧における沸点より5℃以上低い溶媒A1と、
を含む、昇華性膜形成組成物。
【請求項5】
請求項4に記載の昇華性膜形成組成物であって、
沸点が前記溶媒A1の沸点より小さい溶媒B1を含む、昇華性膜形成組成物。
【請求項6】
請求項4または5に記載の昇華性膜形成組成物であって、
当該昇華性膜形成組成物中における前記溶媒A1の含有量が、50質量%以上である、昇華性膜形成組成物。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載の昇華性膜形成組成物であって、
前記昇華性物質の凝固熱が、200J/g以下である、昇華性膜形成組成物。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載の昇華性膜形成組成物であって、
前記昇華性物質の1気圧における凝固点が、5℃以上である、昇華性膜形成組成物。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項に記載の昇華性膜形成組成物であって、
昇華性物質の1気圧における沸点が、300℃以下である、昇華性膜形成組成物。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか一項に記載の昇華性膜形成組成物であって、
前記昇華性物質の含有量が、当該昇華性膜形成組成物中、80質量%以下である、昇華性膜形成組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、昇華性膜形成組成物、及び基板の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
これまで凹凸構造が形成された基板の製造プロセスについて様々な開発がなされてきた。この種の技術として、例えば、特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1には、表面に凹凸のパターンが形成された基板上の液体を除去して基板を乾燥させる基板乾燥方法において、前記基板に昇華性物質の溶液を供給して、前記パターンの凹部内に前記溶液を充填する昇華性物質充填工程と、前記溶液中の溶媒を乾燥させて、前記パターンの凹部内を固体の状態の前記昇華性物質で満たす溶媒乾燥工程と、前記基板を前記昇華性物質の昇華温度より高い温度に加熱して、前記昇華性物質を基板から除去する昇華性物質除去工程と、を備えた基板乾燥方法が記載されている(特許文献1の請求項1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-243869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、本発明者が検討した結果、上記特許文献1に記載の昇華性物質の溶液において、基板の製造安定性の点で改善の余地があることが判明した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者がさらに検討した結果、昇華性物質と溶媒とを含む溶液を用いた場合でも、基板上の凹凸構造においてパターン倒れが多く発生する恐れがあることが判明した。
本発明者は、このような知見に基づきさらに鋭意研究したところ、昇華性物質と溶媒とを含む昇華性膜形成組成物において、昇華性物質の溶解力が比較的高く、かつ揮発性が比較的高い溶媒を適切に選択すること、あるいは2種以上の溶媒を適切に組み合わせることによって、パターン倒れの発生を抑制でき、基板の製造安定性を向上できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
本発明によれば、
昇華性物質と、
前記昇華性物質の飽和溶解度が10質量%超であり、沸点が前記昇華性物質の1気圧における沸点より5℃以上低い溶媒A1と、
を含む、昇華性膜形成組成物が提供される。
【0007】
本発明によれば、
昇華性物質を含む昇華性膜形成組成物であって、
前記昇華性物質の飽和溶解度が10質量%超である溶媒A2と、
当該昇華性膜形成組成物中における含有量が前記溶媒A2の含有量より大きく、沸点が、前記昇華性物質の1気圧における沸点より小さく、かつ、前記溶媒A2の沸点より小さい溶媒B2と、を含む、
昇華性膜形成組成物が提供される。
【0008】
また本発明によれば、
表面に凹凸構造を有する基板を準備する工程と、
前記表面に、昇華性物質を含む昇華性膜形成組成物を供給する工程と、
前記昇華性膜形成組成物を凝固させ、前記表面に昇華性膜を形成する工程と、
前記昇華性物質を昇華させて前記昇華性膜を除去する工程と、
を含み、
前記昇華性物質を含む昇華性膜形成組成物が、上記の昇華性膜形成組成物である、
基板の製造方法が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、基板の製造安定性に優れた昇華性膜形成組成物、及び基板の製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
基板の製造工程の一例における工程断面図である。
実施例1における基板表面のSEM画像である。
実施例3における基板表面のSEM画像である。
実施例5における基板表面のSEM画像である。
実施例21における基板表面のSEM画像である。
実施例22における基板表面のSEM画像である。
比較例1における基板表面のSEM画像である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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