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公開番号
2025013646
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024196737,2021149884
出願日
2024-11-11,2021-09-15
発明の名称
頭蓋形状矯正ヘルメット及び頭蓋形状矯正ヘルメットの製造方法
出願人
株式会社Berry
代理人
個人
,
個人
主分類
A61F
5/01 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】頭部へのダメージを低く抑えることができるともに、良好な装着感を得やすい頭蓋形状矯正ヘルメット及びその製造方法を提供する。
【解決手段】頭蓋の変形を矯正するために頭部2に被せられる頭蓋形状矯正ヘルメット10であって、上側開口部12及び下側開口部13を有するシェル11と、シェル11の内側に配置されて頭部2に接触するクッション30と、を備え、シェル11は、上側開口部12の上側開口縁から前記下側開口部の下側開口縁にわたり形成されたスリットを有し、クッション30は、頭部2に直接接触する内側クッション部33と、内側クッション部33の厚み方向の外側に配置された外側クッション部34と、を含み、内側クッション部33は外側クッション部34よりも反発性が低い。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
頭蓋の変形を矯正するために頭部に被せられる頭蓋形状矯正ヘルメットであって、
上側開口部及び下側開口部を有するシェルと、
前記シェルの内側に配置されて頭部に接触するクッションと、を備え、
前記シェルは、前記上側開口部の上側開口縁から前記下側開口部の下側開口縁にわたり形成されたスリットを有し、
前記クッションは、前記頭部に直接接触する内側クッション部と、前記内側クッション部の厚み方向の外側に配置された外側クッション部と、を含み、前記内側クッション部は前記外側クッション部よりも反発性が低い、頭蓋形状矯正ヘルメット。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記シェルは、頭蓋の膨出変形を必要とする治療部位に対向し、当該治療部位との間にスペースを形成して頭蓋の膨出変形を許容する変形許容部を有し、
前記変形許容部には、当該変形許容部と前記治療部位との間の距離を触診により計測可能とする触診孔が設けられている、請求項1に記載の頭蓋形状矯正ヘルメット。
【請求項3】
前記クッションは、前記シェルから押圧力がかかる頭部の押圧受け部に接触するように配置され、
前記押圧受け部から受ける反力に応じた圧力を検知する圧力センサが前記クッションに配置されている、請求項1又は2に記載の頭蓋形状矯正ヘルメット。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の頭蓋形状矯正ヘルメットを製造する方法であって、
矯正すべき頭蓋の外形に基づいて前記シェルを3Dプリンタによって成形する工程と、
前記シェルの内側に前記クッションを配置する工程と、を備える、頭蓋形状矯正ヘルメットの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、頭蓋の変形を矯正するために頭部に装着される頭蓋形状矯正ヘルメット及びこれを製造する製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
乳児や幼児に、斜頭等の治療を要する頭蓋変形が生じる場合がある。斜頭は、頭蓋が左右対称形状ではなく片側に傾斜している変形形状である。このような頭蓋変形を治療する装具として、頭部に被ることにより、頭蓋の成長に伴って頭蓋の形状が矯正されるように変形を促す頭蓋形状矯正ヘルメットがある。
【0003】
特許文献1には、シェルの内側にライナーが設けられ、シェルには上縁から下縁まで上下方向に真っ直ぐに延びるスリットが形成された頭蓋形状矯正ヘルメットが開示されている。スリットの幅を調整するようにしてシェルを変形させれば、シェルの内側空間の大きさが変化し、頭部を所要圧力で緩やかに締め付けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-169510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、頭部へのダメージを低く抑えることができるともに、良好な装着感を得やすい頭蓋形状矯正ヘルメット及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の頭蓋形状矯正ヘルメットは、頭蓋の変形を矯正するために頭部に被せられる頭蓋形状矯正ヘルメットであって、上側開口部及び下側開口部を有するシェルと、前記シェルの内側に配置されて頭部に接触するクッションと、を備え、前記シェルは、前記上側開口部の上側開口縁から前記下側開口部の下側開口縁にわたり形成されたスリットを有し、前記クッションは、前記頭部に直接接触する内側クッション部と、前記内側クッション部の厚み方向の外側に配置された外側クッション部と、を含み、前記内側クッション部は前記外側クッション部よりも反発性が低い。
【0007】
(2)(1)において、前記シェルは、頭蓋の膨出変形を必要とする治療部位に対向し、当該治療部位との間にスペースを形成して頭蓋の膨出変形を許容する変形許容部を有し、前記変形許容部には、当該変形許容部と前記治療部位との間の距離を触診により計測可能とする触診孔が設けられていることが好ましい。
【0008】
(3)(1)又は(2)において、前記クッションは、前記シェルから押圧力がかかる頭部の押圧受け部に接触するように配置され、前記押圧受け部から受ける反力に応じた圧力を検知する圧力センサが前記クッションに配置されていることが好ましい。
【0009】
(4)本発明の頭蓋形状矯正ヘルメットの製造方法は、上記いずれかの本発明の頭蓋形状矯正ヘルメットを製造する方法であって、矯正すべき頭蓋の外形に基づいて前記シェルを3Dプリンタによって成形する工程と、前記シェルの内側に前記クッションを配置する工程と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、頭部へのダメージを低く抑えることができるともに、良好な装着感を得やすい頭蓋形状矯正ヘルメット及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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