TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025013566
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024195053,2023198449
出願日
2024-11-07,2015-05-28
発明の名称
キャスターおよび運搬台車
出願人
ジー・オー・ピー株式会社
代理人
個人
主分類
B60B
33/00 20060101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約
【課題】フォークリフトで運搬する場合にキャスターの変形および破損を防ぐことができ
るキャスターおよび運搬台車を提供する。
【解決手段】車輪21と、車輪21を回転自在に支持する支持部25と、支持部25に対
して上下方向に揺動可能に支持され、車輪21に直接的または間接的にブレーキを掛ける
ブレーキペダル35と、を備えるキャスター20であって、ブレーキペダル35は、使用
者により上下の揺動が操作される操作片35bを有し、操作片35bは、車輪21の進行
方向から見たときに車輪21と重なり合う位置に配置されると共に、ブレーキが解除され
た状態では車輪21の進行方向に対して直交する方向から見たときに下面が先端に向かう
にしたがって上方向に傾斜している。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
車輪と、
前記車輪を回転自在に支持する支持部と、
前記支持部に対して上下方向に揺動可能に支持され、前記車輪に直接的または間接的にブレーキを掛けるブレーキペダルと、を備えるキャスターであって、
前記ブレーキペダルは、使用者により上下の揺動が操作される操作部を有し、
前記操作部は、
前記車輪の進行方向から見たときに前記車輪と重なり合う位置に配置されると共に、ブレーキが解除された状態では前記車輪の進行方向に対して直交する方向から見たときに下面が先端に向かうにしたがって上方向に傾斜していることを特徴とするキャスター。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記ブレーキペダルは、前記操作部とペダル本体とを有し、
前記ペダル本体の下面は、前記操作部の傾斜に連続し、前記操作部の傾斜角度と略同一角度に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のキャスター。
【請求項3】
前記ブレーキペダルは、前記操作部とペダル本体とを有し、
前記車輪の進行方向に対して直交する方向から見たときに、前記車輪の外形線から露出された前記ペダル本体の下面のうち前記操作部の傾斜角度と略同一角度に傾斜した下面の前後長さが、前記操作部の傾斜角度と異なる角度に形成された下面の前後長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載のキャスター。
【請求項4】
前記操作部は、
ブレーキが掛けられた状態では前記車輪の進行方向に対して直交する方向から見たときに略水平であることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のキャスター。
【請求項5】
前記ブレーキペダルは、ペダル本体と前記ペダル本体から一体で延出する操作片とを有し、
前記操作部は、前記操作片の少なくとも一部を覆い、着色が施されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載のキャスター。
【請求項6】
前記支持部は、
前記車輪を支持するフォーク部材と、
前記フォーク部材に対して前記車輪の車軸位置と、前記車軸位置よりも上側の位置とで固定され、前記ブレーキペダルを揺動可能に支持するペダル保持部材と、を有することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載のキャスター。
【請求項7】
前記支持部は、前記車輪の外周面を押圧する付勢部材を有し、
前記ブレーキペダルは、上下の揺動によって可動され、前記付勢部材に当接される軸部材を有することを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載のキャスター。
【請求項8】
被載物を載置する台車本体と、
前記台車本体の下面に取り付けられる請求項1ないし7の何れか1項に記載のキャスターと、を備えることを特徴とする運搬台車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャスターおよび運搬台車に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
運搬台車などに用いられるキャスターのなかには、ブレーキ付キャスターがある。特許文献1の運搬台車に用いられるブレーキ付キャスターは、ヨーク、車輪、ブレーキシュー、ブレーキペダルを有している。ブレーキ付キャスターは使用者が足で操作し易いようにブレーキペダルが車輪の外形を超えて延出している。使用者がブレーキペダルを足で踏み込むことで、ブレーキペダルが押し下げられ、ブレーキシューが車輪を押圧することで車輪が固定される。一方、使用者がブレーキペダルを足で押し上げることで、ブレーキシューによる車輪の押圧が解除されて、車輪が自由に回転する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-61988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業現場では運搬台車自体をフォークリフトで搬送することが行われる。この場合、通常、運搬台車の下方であって前後のキャスターの間にフォークリフトの2本のフォークを差し込み上昇させることで、運搬台車の下面を支持しながら搬送する。
ここで、特許文献1の運搬台車のキャスターは自由に旋回できることからブレーキペダルが運搬台車の下方に位置する状態がある。このような状態でフォークを運搬台車の下方に差し込んだり上昇させたりするとき、フォークがブレーキペダルに接触してしまいブレーキペダルが過剰に押し上げられ、変形したり破損したりしてしまう虞がある。
【0005】
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、フォークリフトで運搬する場合にキャスターの変形および破損を防ぐことができるキャスターおよび運搬台車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のキャスターは、車輪と、前記車輪を回転自在に支持する支持部と、前記支持部に対して上下方向に揺動可能に支持され、前記車輪に直接的または間接的にブレーキを掛けるブレーキペダルと、を備えるキャスターであって、前記ブレーキペダルは、使用者により上下の揺動が操作される操作部を有し、前記操作部は、前記車輪の進行方向から見たときに前記車輪と重なり合う位置に配置されると共に、ブレーキが解除された状態では前記車輪の進行方向に対して直交する方向から見たときに下面が先端に向かうにしたがって上方向に傾斜していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、フォークリフトで運搬する場合にキャスターの変形および破損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態の運搬台車の底面図である。
第1の実施形態の運搬台車の平面図である。
第1の実施形態の運搬台車の側面図である。
キャスターの分解斜視図である。
ブレーキが解除された状態のキャスターの断面図である。
ブレーキが掛けられた状態のキャスターの断面図である。
キャスターと取付板との結合構造を上側から見た分解斜視図である。
キャスターと取付板との結合構造を下側から見た分解斜視図である。
取付板に補強部材を重ね合わせた状態を下側から見た図である。
キャスターと取付板との結合構造を示す一部断面図である。
フォークリフトで運搬台車を搬送するまでの状態を示す側面図である。
フォークリフトで運搬台車を搬送するまでの状態を示す側面図である。
第2の実施形態のカバー部の構成を示す斜視図である。
第2の実施形態の運搬台車の平面図である。
第2の実施形態の運搬台車の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本実施形態に係るキャスターおよび運搬台車について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は運搬台車1の底面図である。図2は運搬台車1の平面図である。図3は運搬台車1の側面図である。各図では、運搬台車1の進行方向を前後方向として、前側をFr、後側をRr、右側をR、左側をLで示している。したがって、図3の側面図は、運搬台車1の進行方向に対して直交する方向から見た図である。なお、本実施形態の運搬台車1は、前側に限られず、前後左右を含め任意の方向に走行することができる。
【0010】
運搬台車1は、台車本体10、キャスター20などを備えている。
まず、台車本体10について説明する。
台車本体10は、鉄製またはアルミニウム合金製の複数の角状の枠部材としてのパイプ11により構成されるフレーム部12と、フレーム部12の上部に結合され被載物である物品を載置するためのベース13とを有している。パイプ11およびベース13は、例えばアルマイト処理が施され、表面全体がシルバー等の金属色である。
図1に示すように、フレーム部12は、パイプ11を前後左右方向に付き合わせて接合し格子状に形成される。ここでは、前後方向に長尺な4本のパイプ11aと、左右方向にやや短尺なパイプ11bと、左右方向に短尺なパイプ11cとを接合することで、前後方向に3列、左右方向に4列の複数の矩形状の空間14が形成される。フレーム部12の4つ角部には、コーナ部材15によってパイプ11aとパイプ11bとが接合される。コーナ部材15は、例えば押出し成形により形成されたアルミニウム合金製であって、上下方向に手押棒Cが挿入される挿入孔15aが形成される。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
車両
2か月前
個人
眼科手術車
1か月前
個人
授乳用車両
23日前
個人
自動車運転補助装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
9日前
井関農機株式会社
作業車両
23日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
個人
台車用車輪止め具
1か月前
個人
キャンピングトレーラー
1か月前
個人
謝意シグナル装着車
1か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
4か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
3か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
23日前
マツダ株式会社
車両
16日前
ダイハツ工業株式会社
車両
4か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
株式会社SUBARU
車両
4か月前
東レ株式会社
車両用部材の補強方法
1か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
4か月前
株式会社小糸製作所
投影装置
20日前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
3か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
3か月前
続きを見る
他の特許を見る