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公開番号
2025013110
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023203487
出願日
2023-11-30
発明の名称
リチウムイオン電池及びその応用
出願人
遠景動力技術(江蘇)有限公司
,
AESC Dynamics Technology(Jiangsu)Ltd.
,
遠景動力技術(湖北)有限公司
,
AESC Dynamics Technology (Hubei) Ltd.
,
遠景動力技術(鄂爾多斯市)有限公司
,
AESC Dynamics Technology (Ordos) Ltd.
,
遠景動力技術(河北)有限公司
,
AESC Dynamics Technology (Hebei) Ltd.
,
遠景睿泰動力技術(上海)有限公司
,
AESC Intelligent Innovation Dynamics Technology (Shanghai) Ltd.
代理人
個人
主分類
H01M
10/052 20100101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電解液の安定性を改善し、リチウムイオン電池のサイクル性能を向上し、高温におけるリチウムイオン電池の性能を向上することができる、リチウムイオン電池を提供する。
【解決手段】リチウムイオン電池は、両面面密度が35mg/cm
2
以上であり、且つ、リン酸マンガン鉄リチウムを含む正極活物質を含む正極シート10と、負極シート20と、正極シートと負極シートとの間に配置されるセパレータ30と、正極シートと、負極シートと、セパレータとの間に充填された電解液40と、を含む。電解液は非水溶媒を含み、非水溶媒はエチレンカーボネートを含み、非水溶媒におけるエチレンカーボネートの質量割合は、10重量%~35重量%である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
両面面密度が35mg/cm
2
以上であり、且つ、リン酸マンガン鉄リチウムを含む正極活物質を含む正極シートと、
負極シートと、
前記正極シートと前記負極シートとの間に配置されるセパレータと、
前記正極シートと、前記負極シートと、前記セパレータとの間に充填された電解液であって、前記電解液は非水溶媒を含み、前記非水溶媒はエチレンカーボネートを含み、前記非水溶媒における前記エチレンカーボネートの質量割合は10重量%~35重量%である前記電解液と、
を少なくとも含む、リチウムイオン電池。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記リン酸マンガン鉄リチウムの分子式は、Li
x
Mn
y
Fe
1-y
PO
4
であり、式中、0.95≦x≦1.05及び0.4≦y≦0.7である、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
【請求項3】
前記非水溶媒における前記エチレンカーボネートの質量割合は、15重量%~30重量%をである、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
【請求項4】
前記電解液は、さらに正極被膜形成添加剤を含み、前記正極被膜形成添加剤は、1,3-プロパンスルトンを含み、前記電解液における前記正極被膜形成添加剤の含有量は、0.01重量%~5重量%である、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
【請求項5】
前記電解液は、さらに負極被膜形成添加剤を含み、前記負極被膜形成添加剤は、ビニレンカーボネートを含み、前記電解液における前記負極被膜形成添加剤の含有量は、0.1重量%~10重量%である、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
【請求項6】
前記非水溶媒は、さらにジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、プロピレンカーボネート又はジエチルカーボネートのうちのいずれか1種又は少なくとも2種の組み合わせを含む、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
【請求項7】
前記非水溶媒は、さらにエチルメチルカーボネート及びジメチルカーボネートを含み、前記エチレンカーボネート、前記エチルメチルカーボネート、前記ジメチルカーボネートの質量比は、(0.5-4.5):(2.75-4.75):(2.75-4.75)である、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
【請求項8】
前記電解液における前記非水溶媒の含有量は、60重量%~85重量%である、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
【請求項9】
前記電解液は、リチウム塩をさらに含み、前記リチウム塩は、LiPF
6
、LiBF
4
、LiFSI、LiTFSI、LiBOB、LiODFP、LiODFB、LiPO
2
F
2
又はCF
3
SO
3
Liのうちのいずれか1種又は少なくとも2種の組み合わせを含む、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
【請求項10】
前記電解液における前記リチウム塩の濃度は、0.1mol/L~2mol/Lである、請求項9に記載のリチウムイオン電池。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リチウムイオン電池の技術分野に関し、特に、リチウムイオン電池及びその応用に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、電気自動車や大規模エネルギー貯蔵分野におけるリチウムイオン電池の急速な発展により、リチウムイオン電池の市場規模は大幅に拡大している。特に、リン酸鉄リチウム電池は、低コストでサイクル寿命が長いという特徴から、リチウムイオン電池の開発において主流となっている。しかしながら、現在のリン酸鉄リチウム物質の比容量は理論値に近いため、リン酸鉄リチウム電池のエネルギー密度は限界に近づいている。
【0003】
リン酸マンガン鉄リチウムは、リン酸鉄リチウムの鉄の一部をマンガンで置換して得られ、これにより正極活物質のコストを上昇させることなく、リン酸マンガン鉄リチウムのエネルギー密度を高めることができる。しかしながら、リン酸マンガン鉄リチウムリチウムの導電率は低い。リチウムイオン電池では、電池の動的性能が低く、サイクル性能の低下につながる。リン酸マンガン鉄リチウム電池のサイクルにおいては、マンガンイオンの溶解により固体電解質界面(Solid Electrolyte Interphase,SEI)が破壊され、電池内の活性リチウムの消費量の増加と負極SEI膜の抵抗の増加を引き起こし、電池のサイクル寿命に影響を与える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、リチウムイオン電池及びその応用を提供する。本発明によって提供されるリチウムイオン電池及びその応用を通じて、電解液の安定性を改善し、リチウムイオン電池のサイクル性能を向上し、高温におけるリチウムイオン電池の性能を向上することができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の技術的課題を解決するために、本発明は、少なくとも以下の成分を含むリチウムイオン電池を提供する。
【0006】
両面面密度が35mg/cm
2
以上であり、且つ、リン酸マンガン鉄リチウムを含む正極活物質を含む正極シートと、
【0007】
負極シートと、
【0008】
正極シートと負極シートとの間に配置されるセパレータと、
【0009】
正極シート、負極シート及びセパレータの間に充填された電解液であって、電解液は非水溶媒を含み、非水溶媒はエチレンカーボネートを含み、非水溶媒におけるエチレンカーボネートの質量割合は、10重量%~35重量%である、電解液。
【0010】
本発明の一実施形態において、リン酸マンガン鉄リチウムの分子式は、Li
x
Mn
y
Fe
1-y
PO
4
であり、0.95≦x≦1.05及び0.4≦y≦0.7である。
(【0011】以降は省略されています)
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