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公開番号
2025013031
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023116293
出願日
2023-07-14
発明の名称
皮膚外用剤
出願人
共栄化学工業株式会社
代理人
主分類
A61K
8/9789 20170101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】天然物由来で生体安全性にすぐれ、細胞の老化を抑制するための皮膚外用剤用の有効成分を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、アオイ科フヨウ属に属する植物の発酵物とバラ科バラ属の植物の抽出物を有効成分として含む細胞老化防止用の皮膚外用剤である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
アオイ科フヨウ属に属する植物の発酵物とバラ科バラ属の植物の抽出物を含む細胞老化防止用皮膚外用剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アオイ科(Malvaceae)フヨウ(ハイビスカス:Hibiscus)属に属する植物の発酵物及びバラ科バラ科(Rosaceae)バラ属(Rosa)に属する植物の抽出物の組み合わせを有効成分とする細胞老化防止用の皮膚外用剤に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、細胞の老化に関する研究が行われ、老化した細胞からその周辺の細胞の老化を誘導する因子(炎症サイトカイン等)が分泌されることが知られている。これらは、細胞老化関連分泌現象(Senescence-Associated Secretory Phenotype:SASP)と呼ばれており、周辺の細胞の老化を誘導することも知られている。細胞老化は、例えば真皮においては線維芽細胞のコラーゲン合成の低下に関与し、コラゲナーゼを活性化させ、細胞外マトリックスを分解させることでシワやタルミ等に繋がることが考えられる。このことから、SASP因子の発現を抑えて、細胞の老化を抑制する成分が皮膚外用剤の分野でも求められている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明者らは、かかる従来技術の問題点に鑑みて、アオイ科フヨウ属に属する植物の発酵物と、バラ科バラ属に属する植物の抽出物との組み合わせが、SASP因子として知られている炎症因子(インターロイキン-1α[IL-1α])及び線維芽細胞や滑膜細胞、軟骨細胞から分泌され、コラーゲンを分解するマトリックスメタロプロテアーゼ-3[MMP3]の遺伝子発現を抑制することを見出した。
【0004】
従来、アオイ科フヨウ属に属する植物の発酵物を有効成分とする皮膚外用剤については、例えば、特許文献1により知られており、また、バラ科バラ属に属するバラの抽出物を有効成分とする皮膚外用剤については、例えば、特許文献2~6により知られている。
【0005】
特開2006-347925号
特開2000-327555号
特開2001-064192号
特開2001-163794号
特開2001-316277号
特開2014-240375号
【0006】
しかし、アオイ科フヨウ属に属する植物の発酵物と、バラ科バラ属に属する植物の抽出物との組み合わせが、SASP因子の発現を抑制する効果を有することについては知られていなかった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、アオイ科フヨウ属に属する植物の発酵物とバラ科バラ属の植物の抽出物を含む細胞老化防止用皮膚外用剤である。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、アオイ科フヨウ属に属する植物の発酵物とバラ科バラ属の植物の抽出物との組み合わせを有効成分とすることで、SASP因子の発現を抑制、細胞老化を抑える皮膚外用剤を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
まず、アオイ科フヨウ(ハイビスカス)属に属する植物の発酵物について説明する。アオイ科フヨウ属の植物としては、例えば、ローゼル(Hibiscus sabdariffa L.)、ムクゲ(Hibiscus syriacus)、フヨウ(Hibiscus mutabills)、モミジアオイ(Hibiscus coccineus)、オオハマボウ(Hibiscus tiliaceus)、ブッソウゲ (Hibiscus rosa-sinensis)、フウリンブッソウゲ(Hibiscus schizopetalus)が挙げられる。フヨウ(ハイビスカス)属の植物の使用部位には特に限定はなく、全草、葉、茎、花、萼、雄しべ、雌しべ、茎、根、種子、子実など適宜の部分を用いることができるが、全草、花、萼の使用が好ましい。
【0010】
フヨウ属の植物の発酵に用いる資化源としては、植物それ自体(以下、植物体という)を用いてもよく、又は植物体から後述する溶媒抽出方法により得られる抽出物を用いてもよい。また、抽出物を用いる場合には、被抽出物の植物体を固液分離によって除去することなく、植物体を含んだままで発酵を行うことも可能である。ここで、植物は、生のままであっても、又予め乾燥若しくは半乾燥したものであってもよい。また、形状としては採取したものをそのまま用いることも可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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