TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025012905
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023116092
出願日2023-07-14
発明の名称スイッチ
出願人ミヤマ電器株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類H01H 13/30 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】小型化を図ることができるとともに切り替えの安定性が高いスイッチを提供する。
【解決手段】筒状を呈するケース1と、ケース1の外部に一部が突出するとともにケース1の軸方向にスライド可能に設置される可動子2と、可動子2の軸方向の移動を規制するプレート3と、プレート3の下に設けられた固定端子4と、プレート3の貫通孔31を介して可動子2と同軸上で当接し、可動子2と同期してスライドするシャフト5と、ケース1に嵌合され、シャフト5を可動子2側へ付勢する第一付勢部材7aを備えるベース部8と、シャフト5の支持部で一端が支持されるとともに径方向外側に向けて延設され、他端が回動する一対の可動接触片6,6と、シャフト5の凹溝部54に配置されるとともに、一対の可動接触片6,6が互いに近接する方向に付勢する第二付勢部材7bと、を有することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
筒状を呈するケースと、
前記ケースの外部に一部が突出するとともに前記ケースの軸方向にスライド可能に設置される可動子と、
前記可動子の前記軸方向の移動を規制するプレートと、
前記プレートの下に設けられた固定端子と、
前記プレートの貫通孔を介して前記可動子と同軸上で当接し、前記可動子と同期してスライドするシャフトと、
前記ケースに嵌合され、前記シャフトを前記可動子側へ付勢する第一付勢部材を備えるベース部と、
前記シャフトの支持部で一端が支持されるとともに径方向外側に向けて延設され、他端が回動する一対の可動接触片と、
前記シャフトの凹溝部に配置されるとともに、一対の前記可動接触片が互いに近接する方向に付勢する第二付勢部材と、を有し、
前記可動子を押圧することで、前記シャフトが前記ベース部側へ移動するとともに、所定の転換点を境に一対の前記可動接触片が前記第二付勢部材の付勢力により前記シャフトの前記支持部を支点に反転して前記固定端子に接触することを特徴とするスイッチ。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記ケースは、筒部と、前記筒部の端部において径方向外側に張り出す外フランジ部と、を有し、
前記外フランジ部及び前記可動子を覆う防水性のキャップが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。
【請求項3】
前記ケースは、筒部と、前記筒部の内面において内側に張り出す凸部と、径外方向に向けて凹となる凹部と、を有し
前記ベース部は、外周面において外側に向けて凸となる弾性部を有し、
前記ケースに対して、前記ベース部を取り付ける際に、前記弾性部は前記凸部を乗り越えて前記凹部と係合することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
コイルスプリングの付勢によって可動接触片を反転させて固定接点と接触させるスイッチが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に係るスイッチは、押し釦と、コイルスプリングと、可動接触片と、回動部材とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-084386号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係るスイッチは、可動接触片の回動の支点と、回動部材の回動の支点とが異なる位置にあるため、構造が複雑になり、スイッチの切り替えの安定性が低いという問題がある。また、押し釦に対して片側のみでスイッチの切り替えを行うものであるため、安定性を欠くとともに、横方向に大型化する傾向がある。
【0005】
このような観点から本発明は、小型化を図ることができるとともに切り替えの安定性が高いスイッチを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する本発明のスイッチは、筒状を呈するケースと、前記ケースの外部に一部が突出するとともに前記ケースの軸方向にスライド可能に設置される可動子と、前記可動子の前記軸方向の移動を規制するプレートと、前記プレートの下に設けられた固定端子と、前記プレートの貫通孔を介して前記可動子と同軸上で当接し、前記可動子と同期してスライドするシャフトと、前記ケースに嵌合され、前記シャフトを前記可動子側へ付勢する第一付勢部材を備えるベース部と、前記シャフトの支持部で一端が支持されるとともに径方向外側に向けて延設され、他端が回動する一対の可動接触片と、前記シャフトの凹溝部に配置されるとともに、一対の前記可動接触片が互いに近接する方向に付勢する第二付勢部材と、を有し、前記可動子を押圧することで、前記シャフトが前記ベース部側へ移動するとともに、所定の転換点を境に一対の前記可動接触片が前記第二付勢部材の付勢力により前記シャフトの前記支持部を支点に反転して前記固定端子に接触することを特徴とする。
【0007】
本願発明によれば、一対の可動接触片の支点がシャフトに設けられており、当該シャフトが可動子と同軸上に配置されている。これにより、可動子の入力位置と、可動接触片の支点が概ね同軸上になるため、反転動作を安定させることができる。また、シャフトを挟んで一対の可動接触片を設け、これらを第二付勢部材で連結する構成としたため、左右対称でバランスよく反転動作を行うことができる。これらにより、スイッチの切り替えの安定性を高めることができる。また、第二付勢部材をシャフトの凹溝部に配置したため、シャフトの高さ方向の移動を許容しつつ、小型化を図ることができる。
【0008】
また、前記ケースは、筒部と、前記筒部の端部において径方向外側に張り出す外フランジ部と、を有し、前記外フランジ部及び前記可動子を覆う防水性のキャップが取り付けられていることが好ましい。
【0009】
本願発明によれば、ケースの開口を防水性のキャップで覆うことができるため、防水性を向上させることができる。
【0010】
また、前記ケースは、筒部と、前記筒部の内面において内側に張り出す凸部と、径外方向に向けて凹となる凹部と、を有し前記ベース部は、外周面において外側に向けて凸となる弾性部を有し、前記ケースに対して、前記ベース部を取り付ける際に、前記弾性部は前記凸部を乗り越えて前記凹部と係合することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
テーブルタップ
10日前
キヤノン株式会社
電子機器
10日前
三洋化成工業株式会社
軟磁性材料
今日
古河電池株式会社
制御弁式鉛蓄電池
6日前
株式会社ヨコオ
同軸コネクタ
6日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
10日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
10日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
今日
個人
六角形パネル展開アレーアンテナ
10日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
10日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
10日前
ローム株式会社
半導体装置
10日前
TDK株式会社
コイル部品
6日前
住友電装株式会社
コネクタ
6日前
三洲電線株式会社
撚線導体
今日
ニチコン株式会社
コンデンサ
6日前
三洋化成工業株式会社
リチウムイオン電池
今日
大和電器株式会社
コンセント
6日前
富士電機株式会社
半導体装置
10日前
日産自動車株式会社
電子機器
13日前
株式会社デンソー
半導体装置
10日前
株式会社デンソー
半導体装置
10日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
10日前
オムロン株式会社
リード線整列治具
10日前
トヨタ自動車株式会社
非水系二次電池
13日前
ローム株式会社
半導体発光装置
6日前
河村電器産業株式会社
速結端子
13日前
個人
ユニバーサルデザインコンセントプラグ
10日前
マクセル株式会社
電気化学素子
10日前
TDK株式会社
電子部品
6日前
日本無線株式会社
モノポールアンテナ
10日前
株式会社村田製作所
電池パック
今日
日産自動車株式会社
電子機器構造
13日前
ホシデン株式会社
コネクタ
今日
矢崎総業株式会社
コネクタ
今日
矢崎総業株式会社
コネクタ
6日前
続きを見る