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公開番号
2025012851
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023116000
出願日
2023-07-14
発明の名称
配線基板
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
H05K
1/02 20060101AFI20250117BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】外部要素との接続信頼性が高い配線基板の提供。
【解決手段】実施形態の配線基板1は、第1絶縁層11と、第1絶縁層11上に形成される第1導体層12と、第1導体層12上及び第1絶縁層11上に形成される第2絶縁層13と、第2絶縁層13を厚さ方向に貫通する第1開口131及び第2開口132と、
を有している。第1開口131の底面には第1導体層12が露出しており、第2開口132の底面には第1導体層12が露出しておらず、第1開口131における側壁面と底面とが第1開口131の外側においてなす第1角度θ1の値と、第2開口における側壁面と底面とが第2開口132の外側においてなす第2角度θ2の値とは異なっており、第2開口132における底面と反対側のトップ径の寸法は、第2開口132における底面側のボトム径の寸法よりも大きい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1絶縁層と、
前記第1絶縁層上に形成される第1導体層と、
前記第1導体層上及び前記第1絶縁層上に形成される第2絶縁層と、
前記第2絶縁層を厚さ方向に貫通する第1開口及び第2開口と、
を有する配線基板であって、
前記第1開口の底面には前記第1導体層が露出しており、
前記第2開口の底面には前記第1導体層が露出しておらず、
前記第1開口における側壁面と底面とが前記第1開口の外側においてなす第1角度の値と、前記第2開口における側壁面と底面とが前記第2開口の外側においてなす第2角度の値とは異なっており、
前記第2開口における底面と反対側のトップ径の寸法は、前記第2開口における底面側のボトム径の寸法よりも大きい。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
請求項1記載の配線基板であって、前記第2絶縁層の上面、前記第1開口の内面、及び、前記第2開口の内面は、外部の部品が搭載されるべき部品搭載領域を有する部品搭載面を構成しており、前記第1開口及び前記第2開口は前記部品搭載領域内に形成されている。
【請求項3】
請求項1記載の配線基板であって、前記第2角度の値は45度以上、74度以下であり、前記第1角度の値は75度以上、105度以下である。
【請求項4】
請求項1記載の配線基板であって、前記第1開口における底面側のボトム径の寸法は、前記第1開口における底面と反対側のトップ径の寸法より大きい。
【請求項5】
請求項1記載の配線基板であって、前記第2開口におけるトップ径の寸法は、前記第1開口におけるトップ径の寸法の5倍以上である。
【請求項6】
請求項1記載の配線基板であって、前記第2開口の深さは、15μm以上、40μm以下である。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は配線基板に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、絶縁層、絶縁層上に形成された接続パッド、及び、絶縁層ならびに接続パッド上に形成されるソルダーレジスト、を有する配線基板が開示されている。ソルダーレジストは接続パッドを露出させる開口を備えている。ソルダーレジストに形成された開口の壁面は、ソルダーレジストの厚さ方向における中間の部分で開口の内側に向かって突出する凸部を有しており、接続パッド付近の部分においては開口の外側に向かって凹む凹部を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-217054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の配線基板では、ソルダーレジストに形成された開口内へ外部の要素が挿入される際、外部の要素と開口壁面とが干渉することにより、挿入が困難になる場合があると考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の配線基板は、第1絶縁層と、前記第1絶縁層上に形成される第1導体層と、前記第1導体層上及び前記第1絶縁層上に形成される第2絶縁層と、前記第2絶縁層を厚さ方向に貫通する第1開口及び第2開口と、を有している。前記第1開口の底面には前記第1導体層が露出しており、前記第2開口の底面には前記第1導体層が露出しておらず、前記第1開口における側壁面と底面とが前記第1開口の外側においてなす第1角度の値と、前記第2開口における側壁面と底面とが前記第2開口の外側においてなす第2角度の値とは異なっており、前記第2開口における底面と反対側のトップ径の寸法は、前記第2開口における底面側のボトム径の寸法よりも大きい。
【0006】
本発明の実施形態によれば、トップ径の寸法がボトム径の寸法よりも大きい第2開口を備え、従って、外部の要素の配線基板に対する搭載が比較的容易に実現可能な配線基板が提供され得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態の配線基板の一例を示す断面図。
図1の配線基板の断面図の部分拡大図。
図2に示す配線基板の他の例を示す断面図。
本発明の一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
本発明の一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
本発明の一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
本発明の一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施形態の配線基板が図面を参照しながら説明される。図1は、一実施形態の配線基板の一例である配線基板1の断面図を示しており、図2は、図1に示される配線基板1の一点鎖線で囲われる部分IIを拡大図で示している。なお、以下、参照される図面においては、各構成要素の正確な比率を示すことは意図されておらず、実施形態の特徴が理解され易いように描かれている。図示される配線基板1は、本実施形態の配線基板の一例に過ぎない。実施形態の配線基板の積層構造、並びに、導体層及び絶縁層それぞれの数は、図示される配線基板1の積層構造、並びに配線基板1に含まれる導体層及び絶縁層それぞれの数に限定されない。
【0009】
図1に示されるように、配線基板1は、第1主面1F、及び第1主面1Fと反対側の第2主面1Sを有している。配線基板1は、第1主面1F及び第2主面1Sのうちの少なくとも一方側(図1の例では、第1主面1F側)に、絶縁層11、絶縁層11上に形成され導体パッドP1含む導体層12、及び、導体層12上に形成されて開口131、132を備える絶縁層13を備えている。絶縁層13はソルダーレジスト層であり得る。詳しくは後述されるように、実施形態の配線基板では、ソルダーレジスト層であり得る絶縁層13が備える開口131、132が所定の形状を有する。開口131の底面には導体パッドP1が露出し、開口132の底面には絶縁層11が露出している。図1の例では、配線基板1は、所謂、多層配線基板である。しかし、実施形態の配線基板は、所謂、両面配線基板であってもよい。
【0010】
図1の例では、配線基板1は、コア基板100と、コア基板100の一方の主面(第1面100F)上に形成されている第1配線構造10と、コア基板100の他方の主面(第2面100S)上に形成されている第2配線構造20と、を含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
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