TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025012846
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115986
出願日
2023-07-14
発明の名称
吸収性物品
出願人
王子ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
A61F
13/505 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、併用される吸収性パッドの位置ずれを防止可能な吸収性物品を提供することを目的とする。
【解決手段】吸収性物品は、着用者の肌面側に配置された透水性を有する肌面部と、長手方向に延在するシートで構成され、肌面部の肌面側において幅方向または長手方向の外側で肌面部と接合する第1接合部と、第1接合部よりも内側が肌面部と非接合とされる第1非接合部と、を有し、吸収性物品と併用される吸収性パッドの一部が肌面部との間に挿入されることで吸収性パッドを固定する第1パッド固定部であって、第1非接合部に設けられ、第1間隔で複数の第1襞が長手方向に並ぶ第1襞列と、第1非接合部に設けられ、第1間隔とは異なる第2間隔で複数の第2襞が長手方向に並ぶ第2襞列と、を有する第1パッド固定部と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
着用者の前後方向に対応する長手方向に沿った長さと、
前記長手方向に直交する幅方向に沿った長さと、
前記着用者の肌面側に配置された透水性を有する肌面部と、
前記長手方向に延在するシートで構成され、前記肌面部の肌面側において前記幅方向または前記長手方向の外側で前記肌面部と接合する第1接合部と、前記第1接合部よりも内側が前記肌面部と非接合とされる第1非接合部と、を有し、前記吸収性物品と併用される吸収性パッドの一部が前記肌面部との間に挿入されることで前記吸収性パッドを固定する第1パッド固定部であって、前記第1非接合部に設けられ、第1間隔で複数の第1襞が前記長手方向に並ぶ第1襞列と、前記第1非接合部に設けられ、前記第1間隔とは異なる第2間隔で複数の第2襞が前記長手方向に並ぶ第2襞列と、を有する第1パッド固定部と、
を備える、吸収性物品。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1パッド固定部は、前記第1非接合部に伸長状態で設けられた複数の第1弾性部材を有し、
前記第1襞列および前記第2襞列は、前記複数の第1弾性部材の収縮力によって前記第1非接合部が収縮することで形成され、
前記複数の第1弾性部材は、前記幅方向で互いに離間して配置されており、
前記第1襞列を形成する前記複数の第1弾性部材同士の間隔は、前記第2襞列を形成する前記複数の第1弾性部材同士の間隔より狭い、
請求項1に記載の吸収性物品。
【請求項3】
前記第1パッド固定部は、前記第1非接合部に伸長状態で設けられた複数の第1弾性部材を有し、
前記第1襞列および前記第2襞列は、前記複数の第1弾性部材の収縮力によって前記第1非接合部が収縮することで形成され、
前記複数の第1弾性部材は、前記幅方向で互いに離間して配置されており、
前記第1襞列を形成する前記複数の第1弾性部材は、前記第2襞列を形成する前記複数の第1弾性部材より収縮力が大きい、
請求項1に記載の吸収性物品。
【請求項4】
前記幅方向の両側に配置された一対の前記シートが設けられることで、前記第1パッド固定部が前記幅方向の両側に配置されており、
前記第1接合部は、前記第1非接合部よりも前記幅方向の外側で前記肌面部と接合しており、
一対の前記第1パッド固定部は、前記第1接合部間における前記幅方向の間隔が前記長手方向の中央部よりも前側および後側で長い、
請求項1から3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
【請求項5】
前記幅方向に延在するシートで構成され、前記肌面部の肌面側において前記長手方向の外側で前記肌面部と接合する第2接合部と、前記第2接合部よりも内側が前記肌面部と非接合とされる第2非接合部と、を有し、前記吸収性パッドの一部が前記肌面部との間に挿入されることで前記吸収性パッドを固定する第2パッド固定部を備え、
前記第2パッド固定部は、前記第2パッド固定部を構成する前記シートに伸長状態で設けられた第2弾性部材を有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
【請求項6】
平面視した場合に、前記第1非接合部と重なる領域を延在し、前記領域における前記肌面部に皺を形成する第3弾性部材を備える、
請求項1から3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
【請求項7】
前記第3弾性部材は、前記第1非接合部と重なる領域において曲線状に延在している、
請求項6に記載の吸収性物品。
【請求項8】
互いに異なる延在線で延在する複数の前記第3弾性部材を備える、
請求項6に記載の吸収性物品。
【請求項9】
前記第3弾性部材は、前記着用者の臀部に対応する領域を避けて延在する、
請求項6に記載の吸収性物品。
【請求項10】
前記第1パッド固定部は、前記第1非接合部の少なくとも一部において前記肌面部と仮接着する第1仮接着部を有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸収性物品に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、使い捨ておむつなどの吸収性物品が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-068464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、使い捨ておむつは、おむつの内側に配置される吸収性パッドと併用される。おむつの着用者が排出した排出液などは吸収性パッドに吸収保持される。着用者が日常的におむつを使用する被介護者である場合には、吸収性パッドを頻繁に交換し、使い捨ておむつを数日毎(例えば、3日毎)に交換することで介護者のおむつ交換の負担を軽減することができる。
【0005】
このように、使い捨ておむつは吸収性パッドと併用されるが、吸収性パッドがおむつ内で位置ずれを起こすと、吸収性パッドが尿などの排出液を適切に吸収できず、排出液が外部に漏れる虞がある。
【0006】
本発明は、併用される吸収性パッドの位置ずれを防止可能な吸収性物品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係る吸収性物品は、
着用者の前後方向に対応する長手方向に沿った長さと、
前記長手方向に直交する幅方向に沿った長さと、
前記着用者の肌面側に配置された透水性を有する肌面部と、
前記長手方向に延在するシートで構成され、前記肌面部の肌面側において前記幅方向または前記長手方向の外側で前記肌面部と接合する第1接合部と、前記第1接合部よりも内側が前記肌面部と非接合とされる第1非接合部と、を有し、前記吸収性物品と併用される吸収性パッドの一部が前記肌面部との間に挿入されることで前記吸収性パッドを固定する第1パッド固定部であって、前記第1非接合部に設けられ、第1間隔で複数の第1襞が前記長手方向に並ぶ第1襞列と、前記第1非接合部に設けられ、前記第1間隔とは異なる第2間隔で複数の第2襞が前記長手方向に並ぶ第2襞列と、を有する第1パッド固定部と、
を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、併用される吸収性パッドの位置ずれを防止可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係るおむつの斜視図である。
図2は、実施形態に係るおむつの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係る非着用状態のおむつを、長手方向の中心を幅方向に沿って切断した場合の断面図である。
図4は、実施形態に係るおむつの伸長した状態を肌面側から見た平面図である。
図5は、実施形態に係るおむつの伸長した状態を肌面側から見た平面図である。
図6は、実施形態に係るおむつのパッド固定部の一部を抜き出して示す拡大図である。
図7は、実施形態に係るおむつの伸長した状態を肌面側から見た平面図である。
図8は、実施形態に係るおむつのパッド固定部の一部を抜き出して示す拡大図である。
図9は、実施形態に係るおむつの伸長した状態を肌面側から見た平面図である。
図10は、実施形態の変形例1に係るおむつの伸長した状態を肌面側から見た平面図である。
図11は、実施形態の変形例2に係るおむつの伸長した状態を肌面側から見た平面図である。
図12は、実施形態の変形例3に係るおむつの伸長した状態を肌面側から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照して本発明の実施形態に係る吸収性物品について説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明はこれらの実施形態の構成に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
歯の掃除具
3か月前
個人
錠剤撒き器
5か月前
個人
穿刺補助具
7か月前
個人
歯茎みが品
21日前
個人
男性用下着
7か月前
個人
脈波測定方法
今日
個人
塗り薬塗り具
2か月前
個人
乗馬テラピー
3か月前
個人
導電香
14日前
個人
マッサージ機
8日前
個人
身体牽引装置
3か月前
個人
健康器具
2か月前
個人
クリップ
28日前
個人
収納容器
1か月前
個人
片足歩行支援具
29日前
個人
染毛方法
2か月前
個人
発熱器具
3か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
5か月前
株式会社コロナ
脱臭機
5か月前
個人
排便漏れ予防装具
7か月前
個人
眼科診療車
1か月前
個人
動体視力強化装置
3か月前
個人
磁器治療器
3か月前
個人
鼻腔拡張具
5か月前
個人
口内洗浄具
今日
個人
除菌システム
29日前
株式会社ナカニシ
生検針
3か月前
株式会社コーセー
美爪料
29日前
個人
避難困難者救出台車
1か月前
株式会社 MTG
浴用剤
15日前
東レ株式会社
下肢着用具
3か月前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
5か月前
個人
マウスピース
7か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
2か月前
株式会社コーセー
化粧料
29日前
個人
血管硬化度算出方法
4か月前
続きを見る
他の特許を見る