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公開番号2025012812
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115929
出願日2023-07-14
発明の名称消音部材及び消音部材付きベントダクト
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60H 1/26 20060101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約【課題】ボデーパネルへのベントダクトの組み付けが容易になる消音部材を得る。
【解決手段】消音部材30は、ボデーパネルに形成された開口部に組み付けられ、車内側と車外側とを連通させる連通口を有するダクト本体部22と、連通口を開閉可能な開閉弁とを備えたベントダクト20に取り付けられる。この消音部材30は、ダクト本体部22に対する車内側に配置され、一端部が連通口側に開口すると共に他端部が車内側に開口する筒状部34を有する消音部32と、消音部32をダクト本体部22に取り付ける取付部36と、を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ボデーパネルに形成された開口部に組み付けられ、車内側と車外側とを連通させる連通口を有するダクト本体部と、前記連通口を開閉可能な開閉弁とを備えたベントダクトに取り付けられる消音部材であって、
前記ダクト本体部に対する車内側に配置され、一端部が前記連通口側に開口すると共に他端部が車内側に開口する筒状部を有する消音部と、
前記消音部を前記ダクト本体部に取り付ける取付部と、
を備えた消音部材。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記消音部は、長さが異なる複数の前記筒状部を有する請求項1に記載の消音部材。
【請求項3】
前記消音部は、複数の前記筒状部が格子状に配列された格子枠状をなしている請求項1に記載の消音部材。
【請求項4】
前記消音部は、少なくとも前記筒状部の内壁面が多孔質材によって構成されている請求項1~請求項3の何れか1項に記載の消音部材。
【請求項5】
ボデーパネルに形成された開口部に組み付けられ、車内側と車外側とを連通させる連通口を有するダクト本体部、及び前記連通口を開閉可能な開閉弁を有するベントダクトと、
請求項1~請求項3の何れか1項に記載の消音部材と、
を有する消音部材付きベントダクト。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用のベントダクトに関し、特にベントダクトに取り付けられる消音部材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に開示された車両用のベンドダクトでは、ボデーパネルに形成された開口部に組み付けられるダクト本体部と、複数の筒状の消音部とが一体に成形されている。この消音部において反射音と入射音とが打ち消し合うことにより、車外側から車内側への騒音の進入が抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-158704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の先行技術では、ダクト本体部と一体成成形された複数の筒状の消音部が所定の長さを有している。ベントダクトの車体組付時には、ボデーパネルに形成された開口部に複数の筒状消音部を通しながらダクト本体部をボデーパネルに組付ける必要があるため、組付作業が煩雑になる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、ボデーパネルへのベントダクトの組み付けが容易になる消音部材及び消音部材付きベントダクトを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様の消音部材は、ボデーパネルに形成された開口部に組み付けられ、車内側と車外側とを連通させる連通口を有するダクト本体部と、前記連通口を開閉可能な開閉弁とを備えたベントダクトに取り付けられる消音部材であって、前記ダクト本体部に対する車内側に配置され、一端部が前記連通口側に開口すると共に他端部が車内側に開口する筒状部を有する消音部と、前記消音部を前記ダクト本体部に取り付ける取付部と、を備えている。
【0007】
第1の態様では、ボデーパネルに形成された開口部に組み付けられ、車内側と車外側とを連通させる連通口を有するダクト本体部と、ダクト本体部の連通口を開閉可能な開閉弁とを備えたベントダクトに取り付けられる消音部材が、消音部と取付部とを備えている。消音部は、ダクト本体部に対する車内側に配置され、一端部が連通口側に開口すると共に他端部が車内側に開口する筒状部を有している。取付部は、消音部をダクト本体部に取り付ける。この態様では、ボデーパネルに形成された開口部にベントダクトのダクト本体部を組み付けた後で、車内側からダクト本体部に消音部材を組み付けることができる。これにより、ボデーパネルへのベントダクトの組み付けが容易になる。
【0008】
本発明の第2の態様の消音部材は、第1の態様において、前記消音部は、長さが異なる複数の前記筒状部を有する。
【0009】
第2の態様では、消音部は、長さが異なる複数の筒状部を有しているので、複数の筒状部がサイドブランチ型消音器の一部として機能することにより、複数の周波数の音を低減することができる。
【0010】
本発明の第3の態様の消音部材は、第1の態様において、前記消音部は、複数の前記筒状部が格子状に配列された格子枠状をなしている。
(【0011】以降は省略されています)

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