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公開番号
2025013047
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023116333
出願日
2023-07-14
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60W
10/04 20060101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約
【課題】対向溝構造の等速継手における異音の発生を抑制できる、車両の制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン12と、エンジン12と一対の駆動輪24との間の動力伝達経路PTにドライブシャフト36及び対向溝構造の等速継手22と、を備える車両10の、電子制御装置90は、外気温THairが所定の外気温判定値THair_jdg以下、エンジン12の冷却水温THwatが所定の水温判定値THwat_jdg以下、前後加速度Axが所定の加速度判定値Ax_jdg以上、且つ操舵角φstが所定の操舵角判定値φst_jdgを超過している判定された場合、ドライブシャフト36の軸トルクTdsを要求軸トルクTdsdemよりも低くなるように制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、前記エンジンと一対の駆動輪との間の動力伝達経路にドライブシャフト及び対向溝構造の等速継手と、を備える車両の、制御装置であって、
外気温が所定の外気温判定値以下、前記エンジンの冷却水温が所定の水温判定値以下、前記車両の前後加速度が所定の加速度判定値以上、且つ操舵角が所定の操舵角判定値を超過していると判定された場合、前記ドライブシャフトの軸トルクを目標軸トルクよりも低くなるように制御する
ことを特徴とする車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
対向溝構造の等速継手を備える車両の、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
対向溝構造の等速継手を備える車両が知られている。例えば、特許文献1に記載のものがそれである。対向溝構造の等速継手では、等速継手の外側トラック溝及び内側トラック溝から成る溝部内に設けられたボールを挟む挟み角は、ジョイント角に応じて変化し、零値を含む零値近傍の所定の範囲内となる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-84992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、挟み角が零値を含む零値近傍の所定の範囲内となると、ボールが等速継手の溝部内にロックされたボールロック状態となるとともに、挟み角が所定の範囲外となると、ボールが等速継手の溝部内を移動可能なボール解放状態となる場合がある。これにより、所定の条件が成立する場合には、ボールがボールロック状態からボール解放状態へ変化することで、ボールが等速継手のケージに衝突して異音が発生する場合がある。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、対向溝構造の等速継手における異音の発生を抑制できる、車両の制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨とするところは、エンジンと、前記エンジンと一対の駆動輪との間の動力伝達経路にドライブシャフト及び対向溝構造の等速継手と、を備える車両の、制御装置であって、(a)外気温が所定の外気温判定値以下、(b)前記エンジンの冷却水温が所定の水温判定値以下、(c)前記車両の前後加速度が所定の加速度判定値以上、且つ(d)操舵角が所定の操舵角判定値を超過していると判定された場合、前記ドライブシャフトの軸トルクを目標軸トルクよりも低くなるように制御することにある。
【発明の効果】
【0007】
本発明の車両の制御装置によれば、(a)外気温が所定の外気温判定値以下、(b)前記エンジンの冷却水温が所定の水温判定値以下、(c)前記車両の前後加速度が所定の加速度判定値以上、且つ(d)操舵角が所定の操舵角判定値を超過していると判定された場合、前記ドライブシャフトの軸トルクが目標軸トルクよりも低くなるように制御される。対向溝構造の等速継手で異音が発生する条件(a)~(d)が全て成立する場合には、ドライブシャフトの軸トルクが目標軸トルクよりも低くなるように制御されることで、異音の発生が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例に係る電子制御装置が搭載された車両の概略構成図であるとともに、電子制御装置における制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
車輪側等速継手の説明図であって、図2(a)は軸方向の断面図であり、図2(b)は図2(a)を右方向から見た側面図である。
車輪側等速継手についての説明図であって、図3(a)は、車輪側等速継手における挟み角とジョイント角との関係を示す図であり、図3(b)は、ボールの押し出しによる異音発生のメカニズムを説明する図である。
電子制御装置の制御作動を説明するフローチャートの例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比及び形状等は必ずしも正確に描かれていない。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明の実施例に係る電子制御装置90が搭載された車両10の概略構成図であるとともに、電子制御装置における制御機能の要部を表す機能ブロック図である。図1において、前後方向Xは、車両10の前後方向であり、車幅方向Yは、車両10の幅方向(=左右方向)である。
(【0011】以降は省略されています)
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