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公開番号2025012788
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115887
出願日2023-07-14
発明の名称電線接続構造体及び電線接続構造体の製造方法
出願人株式会社プロテリアル
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類H01R 4/02 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】複数の芯線露出部同士の間隔を維持しやすい電線接続構造体及び電線接続構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】電線接続構造体1は、複数の電線3、電子部品2及び芯線固定材4を備える。複数の電線3は、芯線31が被覆32に覆われた被覆部301及び被覆32から芯線31が露出した芯線露出部302を備え、芯線露出部302同士が並列に並んでいる。電子部品2は、複数の電線3の芯線露出部302がそれぞれ接続された複数の電極21を有する。芯線固定材4は、複数の芯線露出部302同士を固定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
芯線が被覆に覆われた被覆部及び前記被覆から前記芯線が露出した芯線露出部を備え、前記芯線露出部同士が並列に並ぶ複数の電線と、
前記複数の電線の前記芯線露出部がそれぞれ接続された複数の電極を有する電子部品と、
前記複数の芯線露出部同士を固定する芯線固定材と、を備える、
電線接続構造体。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記芯線固定材は、前記複数の芯線露出部の周りに充填された溶融状態の樹脂を硬化させてなり、前記複数の電線の少なくとも1つの前記被覆の先端面に接触している、
請求項1に記載の電線接続構造体。
【請求項3】
前記複数の電極、前記複数の電線の先端部及び前記芯線固定材を封止する封止材を更に有する、
請求項1に記載の電線接続構造体。
【請求項4】
前記芯線固定材の少なくとも一部は、前記各芯線露出部の長手方向において、前記電子部品と前記被覆の先端面との間の中央位置よりも前記先端面側に配されている、
請求項3に記載の電線接続構造体。
【請求項5】
前記被覆は、フッ素系樹脂からなり、
前記封止材は、前記複数の電線の前記被覆の先端部まで封止しているとともに、前記フッ素系樹脂と接着性を有する材料からなる、
請求項3に記載の電線接続構造体。
【請求項6】
前記芯線固定材は、前記複数の電線の前記被覆の先端面から離隔しており、
前記芯線固定材と前記複数の電線の前記被覆の前記先端面との間には、前記封止材が充填されている、
請求項5に記載の電線接続構造体。
【請求項7】
前記芯線固定材は、厚みが前記芯線の直径以上となるバルク状に形成されている、
請求項1又は2に記載の電線接続構造体。
【請求項8】
前記複数の芯線露出部と前記複数の電極とは、温度変化によって溶融及び硬化する導電性接合材を用いてそれぞれ接続されている、
請求項7に記載の電線接続構造体。
【請求項9】
体内に挿入される医療機器に用いられる、
請求項1又は2に記載の電線接続構造体。
【請求項10】
複数の電線における芯線が被覆から露出した芯線露出部同士を、並列に並べるとともに芯線固定材にて固定する電線固定工程と、
前記電線固定工程後に実施され、前記複数の電線の前記芯線露出部と、電子部品の複数の電極とをそれぞれ接続する接続工程と、を備える、
電線接続構造体の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電線接続構造体及び電線接続構造体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、カテーテル治療用の圧力センサに設けられた複数の電極と、当該複数の電極にそれぞれ接続された複数の電線とを備える電線接続構造体が開示されている。複数の電線は、芯線が露出した芯線露出部が、並列に配されているとともに複数の電極に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2015/0137274号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の電線接続構造体においては、複数の芯線露出部同士の間隔を維持することが難しい。
【0005】
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、複数の芯線露出部同士の間隔を維持しやすい電線接続構造体及び電線接続構造体の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、前記の目的を達成するため、芯線が被覆に覆われた被覆部及び前記被覆から前記芯線が露出した芯線露出部を備え、前記芯線露出部同士が並列に並ぶ複数の電線と、前記複数の電線の前記芯線露出部がそれぞれ接続された複数の電極を有する電子部品と、前記複数の芯線露出部同士を固定する芯線固定材と、を備える、電線接続構造体を提供する。
【0007】
また、本発明は、前記の目的を達成するため、複数の電線における芯線が被覆から露出した芯線露出部同士を、並列に並べるとともに芯線固定材にて固定する電線固定工程と、前記電線固定工程後に実施され、前記複数の電線の前記芯線露出部と、電子部品の複数の電極とをそれぞれ接続する接続工程と、を備える、電線接続構造体の製造方法を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数の芯線露出部同士の間隔を維持しやすい電線接続構造体及び電線接続構造体の製造方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施の形態における、電線接続構造体の斜視図である。
第1の実施の形態における、電線接続構造体の平面図である。
第1の実施の形態における、複数の電線の芯線を通る、電線接続構造体の断面図である。
図2のIV-IV線矢視断面図である。
図2のV-V線矢視断面図である。
第1の実施の形態における、電線準備工程にて準備される3本の電線の平面図である。
第1の実施の形態における、電線固定工程後の3本の電線及び芯線固定材の平面図である。
第1の実施の形態における、接続工程後の、電子部品、3つの導電性接合材、3本の電線及び芯線固定材の平面図である。
第2の実施の形態における、電線接続構造体の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図8を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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