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公開番号2025012700
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115743
出願日2023-07-14
発明の名称補助開閉器
出願人富士電機機器制御株式会社
代理人個人,個人
主分類H01H 19/08 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】補助開閉器において、電線接続の作業性を向上させる。
【解決手段】補助開閉器11は、シャフト14と、ケース15と、固定接触子16と、板ばね17と、可動接触子18と、を備えている。シャフト14は、主回路の開閉に連動して回動する。ケース15は、取り付け面に固定され、シャフト14が回動可能な状態で挿通され、電線差込穴62が形成されている。固定接触子16は、ケース15に保持され、固定接点71が形成されている。板ばね17は、ケース15に保持され、電線差込穴62に差し込まれた電線96を固定接触子16に押し付ける。可動接触子18は、可動接点83が形成され、ケース15の内側でシャフト14に嵌まり合い、シャフト14と共に回動することで可動接点83を固定接点71に接触及び離間させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
主回路の開閉に連動して回動するシャフトと、
取り付け面に固定され、前記シャフトが回動可能な状態で挿通され、電線差込穴が形成されたケースと、
前記ケースに保持され、固定接点が形成された固定接触子と、
前記ケースに保持され、前記電線差込穴に差し込まれた電線を前記固定接触子に押し付ける板ばねと、
可動接点が形成され、前記ケースの内側で前記シャフトに嵌まり合い、前記シャフトと共に回動することで前記可動接点を前記固定接点に接触及び離間させる可動接触子と、を備えることを特徴とする補助開閉器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記可動接触子は、前記シャフトに嵌まり合う円環状に形成され、周方向に沿って180度ごとに径方向外側に向かって突出した先端に前記可動接点が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の補助開閉器。
【請求項3】
前記固定接触子は、周方向に沿って90度ごとに又は180度ごとに設けられていることを特徴とする請求項2に記載の補助開閉器。
【請求項4】
前記シャフトは、前記主回路の開閉に連動して90度の範囲で回動することを特徴とする請求項2に記載の補助開閉器。
【請求項5】
前記固定接点は、前記シャフトの軸直角方向に沿った平板状に形成され、
前記可動接点は、前記シャフトの軸方向に沿って対向し、前記固定接点を挟むように一対設けられていることを特徴とする請求項1に記載の補助開閉器。
【請求項6】
前記シャフトは、二つの板材を重ね合わせて四角柱状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の補助開閉器。
【請求項7】
筒状に形成され、内周が前記シャフトに嵌まり合い、外周が前記可動接触子に嵌まり合う絶縁性のシャフトガイドを備えることを特徴とする請求項1に記載の補助開閉器。
【請求項8】
前記ケースは、
前記取り付け面に固定され、前記シャフトが回動可能な状態で挿通され、前記シャフトに嵌まり合う前記可動接触子が収容されたホルダと、
前記ホルダの径方向外側に連結され、前記電線差込穴が形成され、前記固定接触子及び前記板ばねが収容されたベースと、を備え、
前記固定接触子は、径方向内側に突出した前記固定接点が前記ホルダの内側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の補助開閉器。
【請求項9】
前記ベース、前記固定接触子、及び前記板ばねにより、一つのスプリング端子ユニットが構成され、一つの前記ホルダにつき二つの又は四つの前記スプリング端子ユニットが連結されることを特徴とする請求項8に記載の補助開閉器。
【請求項10】
前記ホルダは、周方向に沿って90度ごとに前記スプリング端子ユニットを連結可能な開口部が形成され、前記スプリング端子ユニットが連結されない前記開口部には、前記開口部を閉塞するブラインドプレートが設けられていることを特徴とする請求項9に記載の補助開閉器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、補助開閉器に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シャフトの回転によって接点を開閉させる補助開閉器の構造が示されており、電線を接続するためのねじ端子が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2593242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ねじ端子では、電線を接続するためにねじを緩めたり締め付けたりしなければならず、作業性に改善の余地があった。
本発明の目的は、補助開閉器において、電線接続の作業性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る補助開閉器は、シャフトと、ケースと、固定接触子と、可動接触子と、板ばねと、を備えている。シャフトは、主回路の開閉に連動して回動する。ケースは、取り付け面に固定され、シャフトが回動可能な状態で挿通され、電線差込穴が形成されている。固定接触子は、ケースに保持され、固定接点が形成されている。可動接触子は、可動接点が形成され、ケースの内側でシャフトに嵌まり合い、シャフトと共に回動することで可動接点を固定接点に接触及び離間させる。板ばねは、ケースに保持され、電線差込穴に差し込まれた電線を固定接触子に押し付ける。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、電線を差し込むだけで電気的に接続することができるので、電線接続の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
補助開閉器を示す図である。
ブラケットを示す図である。
シャフトを示す図である。
シャフトガイドを示す図である。
留め具を示す図である。
カバーを示す図である。
ホルダを示す図である。
押さえ板を示す図である。
ベースを示す図である。
ベースを示す図である。
固定接触子を示す図である。
板ばねを示す図である。
スプリング端子ユニットを示す図である。
端子カバーを示す図である。
一枚の可動接触子を示す図である。
二枚の可動接触子を示す図である。
補助接点ユニットの一例を示す図である。
補助接点ユニットの一例を示す図である。
補助接点ユニットの一例を示す図である。
補助開閉器の組立を示す図である。
主回路が遮断されているときの状態を示す。
主回路が遮断されているときの状態を示す。
主回路が投入されているときの状態を示す。
主回路が投入されているときの状態を示す。
電線の差し込みを示す図である。
工具の差し込みを示す図である。
比較例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであり、構成を下記のものに特定するものでない。すなわち、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0009】
《実施形態》
《構成》
以下の説明では、互いに直交する三方向を、便宜的に、軸方向、奥行方向、及び縦方向とする。軸方向のうち、取り付け面側を内側とし、反対側を外側とする。軸直角方向のうち、互いに直交する二方向を、x方向、及びy方向とする。
図1は、補助開閉器11を示す図である。
図中の(a)は、補助開閉器11を軸方向の外側、奥行方向の手前、及び縦方向の一方から見た状態を示している。図中の(b)は、補助開閉器11を軸方向の内側、奥行方向の手前、及び縦方向の一方から見た状態を示している。補助開閉器11は、主回路の開閉に連動して動作する補助回路用の開閉器であり、ブラケット12に固定される。ブラケット12は、縦方向に沿った軸線に沿って直角に曲げられ、縦方向から見てL字状となるアングルブラケットであり、縦方向及び奥行方向に沿い、軸方向の外側を向いた平面が補助開閉器11の取り付け面となる。軸方向のブラケット12を挟んで補助開閉器11の反対側には、主回路の開閉に連動して回動するレバー13が配置されている。
【0010】
補助開閉器11は、シャフト14と、ケース15と、固定接触子16と、板ばね17と、可動接触子18と、を備えている。シャフト14は、軸方向に延び、レバー13に固定されることで、主回路の開閉に連動して回動する。ケース15は、ブラケット12に固定され、シャフト14が回動可能な状態で挿通されている。固定接触子16、板ばね17、及び可動接触子18は、ケース15に収容されているため、図には表れていない。
図2は、ブラケット12を示す図である。
ここでは、ブラケット12を軸方向の外側、奥行方向の手前、及び縦方向の一方から見た状態を示している。ブラケット12には、軸方向に貫通した丸穴21が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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