TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025012694
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115730
出願日
2023-07-14
発明の名称
半導体製造装置、情報処理装置及び高周波振動データ解析方法
出願人
東京エレクトロン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01L
21/02 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】高周波振動データの解析に必要な時間を軽減できる技術を提供する。
【解決手段】高周波振動データを収集する下位コントローラと、高周波振動データを解析する上位コントローラと、を有する半導体製造装置であって、下位コントローラは、センサから高周波振動データを収集する収集手段と、分解能設定に従い、高周波振動データを高速フーリエ変換処理する高速フーリエ変換手段と、高速フーリエ変換処理した高速フーリエ変換データを、上位コントローラに送信する高速フーリエ変換データ送信手段と、高速フーリエ変換データが異常予測の閾値を超えた時間帯の高周波振動データを、上位コントローラに送信する高周波振動データ送信手段と、を有し、上位コントローラは、受信した高速フーリエ変換データ及び時間帯の高周波振動データを解析する解析手段を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
高周波振動データを収集する下位コントローラと、前記高周波振動データを解析する上位コントローラと、を有する半導体製造装置であって、
前記下位コントローラは、
センサから前記高周波振動データを収集する収集手段と、
分解能設定に従い、前記高周波振動データを高速フーリエ変換処理する高速フーリエ変換手段と、
前記高速フーリエ変換処理した高速フーリエ変換データを、前記上位コントローラに送信する高速フーリエ変換データ送信手段と、
前記高速フーリエ変換データが異常予測の閾値を超えた時間帯の前記高周波振動データを、前記上位コントローラに送信する高周波振動データ送信手段と、
を有し、
前記上位コントローラは、
受信した前記高速フーリエ変換データ及び前記時間帯の前記高周波振動データを解析する解析手段
を有する半導体製造装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記分解能設定は、前記上位コントローラの指示、又は前記下位コントローラを操作する作業者の指示に従って設定されること
を特徴とする請求項1記載の半導体製造装置。
【請求項3】
前記分解能設定は、波形ポイントの数が1024、2048、又は4096となるように設定されること
を特徴とする請求項1記載の半導体製造装置。
【請求項4】
前記異常予測の閾値は、前記上位コントローラの指示に従って設定され、
前記高周波振動データ送信手段は、前記高速フーリエ変換データが異常予測の閾値を超えた前後の設定時間帯の前記高周波振動データを、前記上位コントローラに送信すること
を特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の半導体製造装置。
【請求項5】
前記高周波振動データ送信手段は、前記上位コントローラから指示のあった時間帯の前記高周波振動データを、前記上位コントローラに送信すること
を特徴とする請求項4記載の半導体製造装置。
【請求項6】
前記高周波振動データは、AE(Acoustic Emission)センサから収集されること
を特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の半導体製造装置。
【請求項7】
高周波振動データを解析する上位コントローラに前記高周波振動データを送信する情報処理装置であって、
半導体製造装置のセンサから前記高周波振動データを収集する収集手段と、
分解能設定に従い、前記高周波振動データを高速フーリエ変換処理する高速フーリエ変換手段と、
前記高速フーリエ変換処理した高速フーリエ変換データを、前記上位コントローラに送信する高速フーリエ変換データ送信手段と、
前記高速フーリエ変換データが異常予測の閾値を超えた時間帯の前記高周波振動データを、前記上位コントローラに送信する高周波振動データ送信手段と、
を有する情報処理装置。
【請求項8】
高周波振動データを収集する下位コントローラと、前記高周波振動データを解析する上位コントローラと、を有する半導体製造装置の高周波振動データ解析方法であって、
前記下位コントローラは、
センサから前記高周波振動データを収集することと、
分解能設定に従い、前記高周波振動データを高速フーリエ変換処理することと、
前記高速フーリエ変換処理した高速フーリエ変換データを、前記上位コントローラに送信することと、
前記高速フーリエ変換データが異常予測の閾値を超えた時間帯の前記高周波振動データを、前記上位コントローラに送信することと、
を有し、
前記上位コントローラは、
受信した前記高速フーリエ変換データ及び前記時間帯の前記高周波振動データを解析すること、
を有する高周波振動データ解析方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体製造装置、情報処理装置及び高周波振動データ解析方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばAE(アコースティックエミッション:Acoustic Emission)を利用する異常検出システムが従来から知られている。センサが検出したAE信号の解析手法としては、センサの出力信号を高速サンプリングし、高速サンプリングによる大容量データを取り扱う方法がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5363213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、高周波振動データの解析に必要な時間を軽減できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、高周波振動データを収集する下位コントローラと、前記高周波振動データを解析する上位コントローラと、を有する半導体製造装置であって、前記下位コントローラは、センサから前記高周波振動データを収集する収集手段と、分解能設定に従い、前記高周波振動データを高速フーリエ変換処理する高速フーリエ変換手段と、前記高速フーリエ変換処理した高速フーリエ変換データを、前記上位コントローラに送信する高速フーリエ変換データ送信手段と、前記高速フーリエ変換データが異常予測の閾値を超えた時間帯の前記高周波振動データを、前記上位コントローラに送信する高周波振動データ送信手段と、を有し、前記上位コントローラは、受信した前記高速フーリエ変換データ及び前記時間帯の前記高周波振動データを解析する解析手段を有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、高周波振動データの解析に必要な時間を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係る半導体製造装置を概略的に示す一例の構成図である。
コンピュータの一例のハードウェア構成図である。
下位コントローラの機能構成の一例を示す図である。
上位コントローラの機能構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る下位コントローラの処理の一例のフローチャートである。
異常予測の閾値の設定の一例について説明する図である。
異常予測の閾値の設定の一例について説明する図である。
異常予測の閾値の設定の一例について説明する図である。
異常予測の閾値の設定の一例について説明する図である。
異常予測の閾値の設定の一例について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付の図面を参照しながら、本開示の限定的でない例示である実施形態について説明する。なお、添付の図面において、同一又は対応する部材又は部品については、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
【0009】
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係る半導体製造装置を概略的に示す一例の構成図である。図1の半導体製造装置10は、半導体製造部12と、半導体製造部12に設置された一つ以上のセンサ14と、下位コントローラ16と、上位コントローラ18と、を有する。なお、下位コントローラ16は、半導体製造装置10の筐体外に設けてもよい。また、上位コントローラ18は、半導体製造装置10の筐体外に設けてもよい。例えば下位コントローラ16及び上位コントローラ18は、ネットワークを介してデータ通信可能に接続されたコンピュータ、又はネットワークを介して利用可能なクラウドサービス等を利用して実現するようにしてもよい。
【0010】
半導体製造部12は、例えば熱処理炉を備えており、被処理基板の一例であるウエハWに対して酸化、拡散、減圧CVD等の各種の熱処理を施す。センサ14は、半導体製造部12から高周波振動データを検出する。センサ14は、例えば振動センサの一種であるAE(アコースティックエミッション:Acoustic Emission)センサである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
電波吸収体
17日前
個人
テーブルタップ
14日前
三洋化成工業株式会社
軟磁性材料
4日前
キヤノン株式会社
電子機器
14日前
株式会社ヨコオ
同軸コネクタ
10日前
株式会社ダイヘン
碍子
19日前
古河電池株式会社
制御弁式鉛蓄電池
10日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
14日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
14日前
個人
六角形パネル展開アレーアンテナ
14日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
14日前
株式会社半導体エネルギー研究所
電池
3日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
4日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
14日前
TDK株式会社
コイル部品
10日前
イビデン株式会社
プリント配線板
17日前
ローム株式会社
半導体装置
14日前
三洲電線株式会社
撚線導体
4日前
住友電装株式会社
コネクタ
10日前
日産自動車株式会社
電子機器
17日前
大和電器株式会社
コンセント
10日前
富士電機株式会社
半導体装置
14日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
10日前
三洋化成工業株式会社
リチウムイオン電池
4日前
株式会社村田製作所
二次電池
17日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
14日前
株式会社デンソー
半導体装置
14日前
株式会社デンソー
半導体装置
14日前
日本圧着端子製造株式会社
コネクタ
18日前
オムロン株式会社
リード線整列治具
14日前
TDK株式会社
電子部品
10日前
個人
ユニバーサルデザインコンセントプラグ
14日前
日本無線株式会社
モノポールアンテナ
14日前
マクセル株式会社
電気化学素子
14日前
トヨタ自動車株式会社
非水系二次電池
17日前
株式会社ダイフク
搬送車
17日前
続きを見る
他の特許を見る