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公開番号2025012683
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115706
出願日2023-07-14
発明の名称冷暖房システム
出願人株式会社D.C.Tアイ
代理人個人
主分類F24F 5/00 20060101AFI20250117BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】床板の裏面にコンクリート板製の蓄熱体が設置されていない型式の建物において効率的な熱交換を可能にする冷暖房システムを提供する。
【解決手段】パネル(20)によって、床下空間(12)が、冷暖房用流体を供給するサプライ側流路(22)と冷暖房用流体を回収するリターン側流路(24)とに区分されており、パネルが、上方に凸の形状を有し、パネルの頂部付近に、長手方向に等距離間隔隔てて多数の開口が設けられており、サプライ側流路から開口を通ってリターン側流路に流入する冷暖房用流体により、床板(12b)に熱伝達されるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
床スラブ、床板および周囲壁によって囲まれた床下空間を備えた建造物に設置される冷暖房システムにおいて、
前記床下空間内に互いに間隔を隔てて平行に配置された複数枚のパネルによって、前記床下空間が、冷暖房用流体を供給するサプライ側流路と前記冷暖房用流体を回収するリターン側流路とに区分されており、
前記パネルが、上方に凸の形状を有し、前記パネルの頂部付近に、長手方向に等距離間隔隔てて多数の開口が設けられており、
前記サプライ側流路から前記開口を通って前記リターン側流路に流入する前記冷暖房用流体により、前記床板に熱伝達されるように構成されていることを特徴とする冷暖房システム。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記パネルの前記頂部に、長手方向に延びた連結用突起が設けられており、前記床板の下面の対応個所に、長手方向に延びた弾性材料製の受け部が設けられており、前記連結用突起が、前記受け部の溝に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1に記載された冷暖房システム。
【請求項3】
床スラブ、床板および周囲壁によって囲まれた床下空間を備えた建造物に設置される冷暖房システムにおいて、
前記床下空間内に、互いに間隔を隔てて平行に配置された複数枚のパネルによって、前記床下空間が、冷暖房用流体を供給するサプライ側流路と前記冷暖房用流体を回収するリターン側流路とに区分されており、
前記パネルが、垂直方向に延びたプレートによって形成されており、前記パネルの頂部に、長手方向に等距離間隔隔てて多数の開口が設けられており、
前記サプライ側流路から前記開口を通って前記リターン側流路に流入する前記冷暖房用流体により、前記床板に熱伝達されるように構成されていることを特徴とする冷暖房システム。
【請求項4】
前記パネルの前記頂部の前記開口が設けられていない個所に、長手方向に延びた連結用突起が設けられており、前記床板の下面の対応個所に、長手方向に延びた弾性材料製の受け部が設けられており、前記連結用突起が、前記受け部の溝に嵌め込まれていることを特徴とする請求項3に記載された冷暖房システム。
【請求項5】
前記リターン側流路から前記床下空間外に流出した前記冷暖房用流体を、前記床板の上方に位置する居室に流入させるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された冷暖房システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は一般に、冷暖房システムに関する。より詳細には、本発明は、床下空間を利用して室内の冷暖房を効率的に行うことができる冷暖房システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
建物の室内に設置される冷暖房システムには、種々の型式のものが知られており、その中には、床下を通過する流体(例えば、水、空気)により床板の温度を調整し、これにより屋内の冷暖房を行うものがある。
【0003】
本発明者も、床板の裏面にコンクリート板製の蓄熱体が設置された型式の建物において効率的な熱交換を可能にする熱交換構造体を提案している(特許文献1参照)。
【0004】
特許第6153203号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の床下に冷暖房用流体を流通させて冷暖房を行うシステムは、床下に冷暖房用流体を均等に流通させることが困難であった。一方、特許文献1に記載された冷暖房用の熱交換構造体は、効率的な熱交換を行うことができるうえ、施工の簡略化も実現したため、幸いにして好評を博している。
【0006】
本発明は、床板の裏面にコンクリート板製の蓄熱体が設置されていない型式の建物において、一層効率的な熱交換を可能にする冷暖房システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願請求項1に記載の、床スラブ、床板および周囲壁によって囲まれた床下空間を備えた建造物に設置される冷暖房システムは、前記床下空間内に互いに間隔を隔てて平行に配置された複数枚のパネルによって、前記床下空間が、冷暖房用流体を供給するサプライ側流路と前記冷暖房用流体を回収するリターン側流路とに区分されており、前記パネルが、上方に凸の形状を有し、前記パネルの頂部付近に、長手方向に等距離間隔隔てて多数の開口が設けられており、前記サプライ側流路から前記開口を通って前記リターン側流路に流入する前記冷暖房用流体により、前記床板に熱伝達されるように構成されていることを特徴とするものである。
【0008】
本願請求項2に記載の冷暖房システムは、前記請求項1の冷暖房システムにおいて、前記パネルの前記頂部に、長手方向に延びた連結用突起が設けられており、前記床板の下面の対応個所に、長手方向に延びた弾性材料製の受け部が設けられており、前記連結用突起が、前記受け部の溝に嵌め込まれていることを特徴とするものである。
【0009】
本願請求項3に記載の、床スラブ、床板および周囲壁によって囲まれた床下空間を備えた建造物に設置される冷暖房システムは、前記床下空間内に互いに間隔を隔てて平行に配置された複数枚のパネルによって、前記床下空間が、冷暖房用流体を供給するサプライ側流路と前記冷暖房用流体を回収するリターン側流路とに区分されており、前記パネルが、垂直方向に延びたプレートによって形成されており、前記パネルの頂部に、長手方向に等距離間隔隔てて多数の開口が設けられており、前記サプライ側流路から前記開口を通って前記リターン側流路に流入する前記冷暖房用流体により、前記床板に熱伝達されるように構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
本願請求項4に記載の冷暖房システムは、前記請求項3の冷暖房システムにおいて、前記パネルの前記頂部の前記開口が設けられていない個所に、長手方向に延びた連結用突起が設けられており、前記床板の下面の対応個所に、長手方向に延びた弾性材料製の受け部が設けられており、前記連結用突起が、前記受け部の溝に嵌め込まれていることを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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