特許ウォッチ

公開番号2025012560
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115468
出願日2023-07-13
発明の名称LED照明装置及びLED照明器具
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F21V 31/00 20060101AFI20250117BHJP(照明)
要約【課題】カバー部材及びエンドキャップに寸法バラツキが生じたり組立バラツキが生じたりしたとしても、カバー部材とフレームとの間の空間領域に虫や埃等の異物が侵入することを抑制できる照明装置等を提供する。
【解決手段】造営材に設置された器具本体2の凹部2aに取り付けられるLED照明装置3であって、光源部10と、光源部10が取り付けられた主板部21を有する長尺状のフレーム20と、光源部10を覆う長尺状のカバー部材30と、カバー部材30の長手方向の端部に設けられたエンドキャップ40と、を備え、カバー部材30は、器具本体2に当接するカバー端部31aを有し、長手方向から見たときに、カバー端部31aの端縁は、エンドキャップ40のエンド端部46の端縁よりも外側に位置している。
【選択図】図51
特許請求の範囲【請求項１】
造営材に設置された器具本体の凹部に取り付けられるＬＥＤ照明装置であって、
光源部と、
前記光源部が取り付けられた主板部を有する長尺状のフレームと、
前記光源部を覆う長尺状のカバー部材と、
前記カバー部材の長手方向の端部に設けられたエンドキャップと、を備え、
前記カバー部材は、前記器具本体に当接するカバー端部を有し、
前記長手方向から見たときに、前記カバー端部の端縁は、前記エンドキャップのエンド端部の端縁よりも外側に位置している、
ＬＥＤ照明装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記ＬＥＤ照明装置が天井に設置された器具本体に取り付けられたときに、
前記カバー端部の端縁は、前記天井側の端縁である第１カバー端縁を含み、
前記エンド端部の端縁は、前記天井側の端縁である第１エンド端縁を含み、
前記長手方向から見たときに、前記第１カバー端縁は、前記第１エンド端縁よりも前記天井側に位置している、
請求項１に記載のＬＥＤ照明装置。
【請求項３】
前記ＬＥＤ照明装置が天井に設置された器具本体に取り付けられたときに、
前記カバー端部の端縁は、前記天井に平行な方向の端縁である第２カバー端縁を含み、
前記エンド端部の端縁は、前記天井に平行な方向の端縁である第２エンド端縁を含み、
前記長手方向から見たときに、前記第２カバー端縁は、前記第２エンド端縁よりも外側に位置している、
請求項１に記載のＬＥＤ照明装置。
【請求項４】
前記ＬＥＤ照明装置が天井に設置された器具本体に取り付けられたときに、
前記カバー端部の端縁は、前記天井側の端縁である第１カバー端縁と、前記天井に平行な方向の端縁である第２カバー端縁とを含み、
前記エンド端部の端縁は、前記天井側の端縁である第１エンド端縁と、前記天井に平行な方向の端縁である第２エンド端縁とを含み、
前記長手方向から見たときに、前記第１カバー端縁は、前記第１エンド端縁よりも前記天井側に位置し、かつ、前記第２カバー端縁は、前記第２エンド端縁よりも外側に位置している、
請求項１に記載のＬＥＤ照明装置。
【請求項５】
前記第１カバー端縁は、鉛直方向と直交する方向において最も外側に位置する、
請求項２又は４に記載のＬＥＤ照明装置。
【請求項６】
前記器具本体は、前記凹部の外側に位置する平面部を有し、
前記カバー端部は、前記平面部に当接する、
請求項１～４のいずれか１項に記載のＬＥＤ照明装置。
【請求項７】
前記器具本体は、前記凹部の内面に傾斜面部を有し、
前記カバー端部は、前記傾斜面部に当接する、
請求項１～４のいずれか１項に記載のＬＥＤ照明装置。
【請求項８】
前記長手方向から見たときに、前記カバー端部の厚み部分の少なくとも一部は、前記エンドキャップと重なっている、
請求項１～４のいずれか１項に記載のＬＥＤ照明装置。
【請求項９】
前記主板部を基準にして前記光源部の光出射側の方向を第１方向とすると、前記フレームは、前記主板部から前記第１方向側に向かって突出する突出部を有し、
前記カバー部材は、前記突出部の少なくとも一部を覆うようにして前記光源部側に向かって延在する延設部を有し、
前記延設部は、前記突出部よりも前記フレームの短手方向の外側に位置する外延設部を有し、
前記カバー端部は、前記外延設部の一部である、
請求項１～４のいずれか１項に記載のＬＥＤ照明装置。
【請求項１０】
請求項１～４のいずれか１項に記載のＬＥＤ照明装置と、
前記ＬＥＤ照明装置が取り付けられる凹部を有する器具本体と、を備える、
ＬＥＤ照明器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ＬＥＤ照明装置及びＬＥＤ照明装置を備えるＬＥＤ照明器具に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
ＬＥＤ（ＬｉｇｈｔＥｍｉｔｔｉｎｇＤｉｏｄｅ）を用いたＬＥＤ照明器具が知られている。例えば、天井に設置されるＬＥＤ照明器具として、ライトバーと呼ばれる長尺状のＬＥＤ照明装置と、ＬＥＤ照明装置が着脱可能に取り付けられる凹部を有する長尺状の器具本体とを備えるＬＥＤ照明器具が知られている（特許文献１）。
【０００３】
特許文献１に開示されたＬＥＤ照明器具におけるＬＥＤ照明装置は、ＬＥＤからなる光源部と、光源部を覆う長尺状で透光性を有するカバー部材と、光源部を支持するとともにカバー部材が取り付けられる長尺状のフレームと、カバー部材の長手方向の両端部を閉塞する一対のエンドキャップとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１９－１０３２４８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ＬＥＤ照明装置は、天井等の造営材に設置された器具本体の凹部に取り付けられる。このとき、ＬＥＤ照明装置のカバー部材の外側端部は、器具本体の一部に当接する。
【０００６】
しかしながら、カバー部材及びエンドキャップに寸法バラツキが生じたり組立バラツキが生じたりすると、カバー部材の外側端部であるカバー端部と器具本体との間に隙間が生じることがある。この結果、この隙間からカバー部材とフレームとの間の空間領域（防虫領域）に虫等の異物が侵入するおそれがある。
【０００７】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、カバー部材及びエンドキャップに寸法バラツキが生じたり組立バラツキが生じたりしたとしても、カバー部材とフレームとの間の空間領域に虫や埃等の異物が侵入することを抑制できる照明装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記目的を達成するために、本発明に係るＬＥＤ照明装置の一態様は、造営材に設置された器具本体の凹部に取り付けられるＬＥＤ照明装置であって、光源部と、前記光源部が取り付けられた主板部を有する長尺状のフレームと、前記光源部を覆う長尺状のカバー部材と、前記カバー部材の長手方向の端部に設けられたエンドキャップと、を備え、前記カバー部材は、前記器具本体に当接するカバー端部を有し、前記長手方向から見たときに、前記カバー端部の端縁は、前記エンドキャップのエンド端部の端縁よりも外側に位置している。
【０００９】
また、本発明に係るＬＥＤ照明器具の一態様は、上記のＬＥＤ照明装置と、前記ＬＥＤ照明装置が取り付けられる凹部を有する器具本体と、を備える。
【発明の効果】
【００１０】
カバー部材及びエンドキャップに寸法バラツキが生じたり組立バラツキが生じたりしたとしても、カバー部材とフレームとの間の空間領域に虫や埃等の異物が侵入することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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