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公開番号2025012399
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115201
出願日2023-07-13
発明の名称車両用飲料供給装置
出願人株式会社SUBARU
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60N 3/00 20060101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約【課題】従来の車両では、乗員が車両の走行中に所望の飲料容器を取得し難いという課題がある。
【解決手段】
本発明の車両用飲料供給装置10は、車両11内に複数本の飲料容器18を格納する格納部22と、格納部22から送り出された飲料容器18を乗員の容器取得可能領域R1,R2へと搬送する搬送機構24と、を備える。この構造により、乗員は、車両11をコンビニエンスストア等に停車させることなく、車両11の走行中に着座した状態にて所望の飲料容器18を選択し、自身の近くまで搬送させることで、利便性が向上される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の乗員に対して飲料容器を供給する車両用飲料供給装置であって、
複数本の前記飲料容器を格納する格納部と、
前記乗員が前記格納部に格納された前記飲料容器を選択する操作部と、
前記格納部に格納された前記飲料容器の位置を記憶すると共に、前記操作部での操作に応じて前記格納部を制御し、前記格納部から選択された前記飲料容器を送り出す制御部と、
前記格納部から送り出された前記飲料容器を搬送する搬送機構と、を備え、
前記搬送機構は、前記車両の車両用シートに着座する前記乗員の容器取得可能領域へと前記飲料容器を搬送することを特徴とする車両用飲料供給装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記車両は、前記車両用シートが配設される車室と、前記車室の後方に位置する荷室と、を備え、
前記格納部は、前記荷室に配設されることを特徴とする請求項1に記載の車両用飲料供給装置。
【請求項3】
前記格納部に格納された前記飲料容器の温度を計測する温度センサ部と、を備え、
前記格納部に同一種類の前記飲料容器が複数本ある場合には、
前記制御部は、前記温度センサ部での測定温度に基づき、最も冷えた、あるいは最も温められた前記飲料容器を前記格納部から送り出すことを特徴とする請求項2に記載の車両用飲料供給装置。
【請求項4】
前記搬送機構は、搬送用ベルトを有し、前記搬送用ベルトは、前記飲料容器を前記荷室から前記車室の前記容器取得可能領域へと搬送することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用飲料供給装置。
【請求項5】
前記搬送機構は、前記飲料容器が滑り落ちる自重式搬送レール部と、前記自重式搬送レール部から前記飲料容器を受け取り、前記飲料容器を前記容器取得可能領域へと搬送する迫り上げ式搬送レール部と、を有し、
前記自重式搬送レール部は、前記荷室から前記車室へと向けて下り傾斜にて配設され、
前記迫り上げ式搬送レール部は、前記飲料容器を上方へと持ち上げる可動板を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用飲料供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用飲料供給装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の車両用飲料供給装置の構造として、例えば、特許文献1に記載の構造が知られている。運転席等、車両の前部の車両用シートのシートバックの背面側の内部には、複数の飲料容器を収納する収納部が、シートバックに対して縦長に配設される。そして、シートバックの収納部の下端部には、飲料容器を外部へと押し出すための押し出し装置が配設される。
【0003】
車両の後部座席に着座した乗員は、上記押し出し装置を手動または自動にて操作することで、飲料容器をシートバックから取り出すことが出来る。そして、収納部に収納された飲料容器は、車両の冷暖房装置を利用することで、快適な温度へと冷やされ、あるいは、温められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭55-144131号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の車両用飲料供給装置では、複数本の飲料容器が、車両用シートのシートバックの収納部に収納される。そして、乗員は、車両の走行中にコンビニエンスストア等に立ち寄ることなく、飲料容器を取得し、その飲料を飲むことが出来る。
【0006】
しかしながら、押し出し装置は、車両の後部座席側から操作し、後部座席側へと飲料容器が供給される構造である。この構造により、車両の後部座席に乗員がいない場合には、運転手や助手席に着座する乗員は、車両の走行中には押し出し装置を操作出来ず、飲料容器を取得出来ないという課題がある。
【0007】
また、車両の乗員は、収納部の最下部に位置する飲料容器を押し出し装置を介して1本ずつ取得する。この構造により、乗員は、車両の走行中に飲料容器を取得することは出来るが、希望の種類の飲料を選択出来ないという課題がある。
【0008】
また、収納部は、車両用シートのシートバックに形成される構造のため、収納部の収納空間は、シートバックの大きさや構造により決まる。そのため、収納部の収納空間を拡大し、収納できる飲料容器の本数を増大させ難いという課題がある。
【0009】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、乗員が格納部から選択した飲料容器が搬送機構を介して乗員の取得可能領域まで搬送される車両用飲料供給装置に関する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態である車両用飲料供給装置は、車両の乗員に対して飲料容器を供給する車両用飲料供給装置であって、複数本の前記飲料容器を格納する格納部と、前記乗員が前記格納部に格納された前記飲料容器を選択する操作部と、前記格納部に格納された前記飲料容器の位置を記憶すると共に、前記操作部での操作に応じて前記格納部を制御し、前記格納部から選択された前記飲料容器を送り出す制御部と、前記格納部から送り出された前記飲料容器を搬送する搬送機構と、を備え、前記搬送機構は、前記車両の車両用シートに着座する前記乗員の容器取得可能領域へと前記飲料容器を搬送することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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