TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025012265
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114985
出願日
2023-07-13
発明の名称
液体噴射ヘッド、口腔洗浄装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61C
17/02 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】対象物と密着しても、効率良く洗浄可能な液体噴射ヘッドを提供すること。
【解決手段】液体噴射ヘッドは、液体を噴射する複数の噴射孔が形成された噴射面と、前記噴射孔から噴射された前記液体を吸引する複数の吸引口と、前記噴射面から前記液体の噴射方向に向かって突出した突出部と、を備え、前記噴射孔から噴射された前記液体が液滴になる距離を液滴化距離とするとき、前記突出部の長さは前記液滴化距離よりも長い。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を噴射する複数の噴射孔が形成された噴射面と、
前記噴射孔から噴射された前記液体を吸引する複数の吸引口と、
前記噴射面から前記液体の噴射方向に向かって突出した突出部と、を備え、
前記噴射孔から噴射された前記液体が液滴になる距離を液滴化距離とするとき、前記突出部の長さは前記液滴化距離よりも長い、
液体噴射ヘッド。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記複数の吸引口は、前記突出部の前記噴射面側の端部とは反対側の端部に設けられる、
請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項3】
前記突出部は、弾性部材で形成される、
請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項4】
前記突出部は、複数の前記弾性部材により構成される、
請求項3に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項5】
前記突出部は、前記複数の噴射孔を囲うように形成される、
請求項3に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項6】
請求項2に記載の液体噴射ヘッドと、
前記液体を前記複数の噴射孔まで搬送する第1流路、および、前記複数の吸引口から吸引された前記液体を回収する第2流路が内部に敷設された把持部と、を備え、
前記液滴を用いて口腔内を洗浄する、
口腔洗浄装置。
【請求項7】
前記液体を加圧して前記液体噴射ヘッドに送液する加圧部を備える、
請求項6に記載の口腔洗浄装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体噴射ヘッド、および、当該液体噴射ヘッドを備えた口腔洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ノズルから液体を噴射し、噴射された液体が柱状の連続流から液滴に変化することを利用し、液滴を対象物に衝突させて、洗浄や、切開などを行う液体噴射装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、端部にノズル開口を有する噴射管と、噴射管を囲う分離管と、分離管を囲い、第1開口部を有する吸引管とを備え、ノズル開口と第1開口部との距離を、ノズル開口から噴射された液体が柱状の連続流から液滴に変化する距離である液滴化距離以上とした液体噴射装置が提案されている。吸引管は、対象物に噴射された液体の廃液を吸引する吸引部である。当該文献の図4では、分離管の先端の第2開口部は、吸引管の先端の第1開口部と同じ高さとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-23366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の液体噴射装置には改良の余地があった。詳しくは、吸引管が対象物に密着している場合、吸引管の吸引力により対象物が吸い付き、分離管の第2開口部も塞がれてしまうため、噴射液がノズル開口を取り囲む分離管内に閉じ込められてしまう虞がある。噴射液が分離管内に閉じ込められてしまうと、廃液の吸引も困難となり洗浄効率が落ちてしまう。
つまり、対象物と密着しても、効率良く洗浄可能な液体噴射ヘッド、口腔洗浄装置が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の一態様に係る液体噴射ヘッドは、液体を噴射する複数の噴射孔が形成された噴射面と、前記噴射孔から噴射された前記液体を吸引する複数の吸引口と、前記噴射面から前記液体の噴射方向に向かって突出した突出部と、を備え、前記噴射孔から噴射された前記液体が液滴になる距離を液滴化距離とするとき、前記突出部の長さは前記液滴化距離よりも長い。
【0007】
本願の一態様に係る口腔洗浄装置は、上記の液体噴射ヘッドと、前記液体を前記複数の噴射孔まで搬送する第1流路、および、前記複数の吸引口から吸引された前記液体を回収する第2流路が内部に敷設された把持部と、を備え、前記液滴を用いて口腔内を洗浄する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る口腔洗浄装置の概略構成図。
液体噴射ヘッドの平面図。
図2のb-b断面における断面図。
噴射孔の拡大断面図。
噴射孔径と必用噴射孔数との相関関係を示す図表。
実施形態2に係る液体噴射ヘッドの平面図。
液体噴射ヘッドの側面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態1
***口腔洗浄装置の概要***
図1は、本実施形態に係る口腔洗浄装置の概略構成図である。
本実施形態の口腔洗浄装置100は、ブラシ状の液体噴射ヘッド10を口腔内に挿入し、液体噴射ヘッド10の噴射面11bから噴射される洗浄流により、例えば、歯を洗浄するとともに、噴射面11bから突出したブラシ状の突起部12により洗浄後の液体を吸引する口腔洗浄装置である。
【0010】
図1に示すように、口腔洗浄装置100は、洗浄ユニット25、本体装置50などから構成されている。
洗浄ユニット25は、液体噴射ヘッド10、把持部20、接続部21などから構成されている。洗浄ユニット25は、把持部20の後端から延在する接続部21により本体装置50と接続している。接続部21は、例えば、柔軟性のあるコルゲートチューブからなる配管結束部であり、内部に配管17,18や、電気配線23が通っている。
なお、各図面では、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、及びZ軸を図示している。本実施形態では、把持部20の延在方向をXプラス方向、噴射面11bからの突起部12の突出方向をZプラス方向、液体噴射ヘッド10の幅方向をYプラス方向としている。また、Xプラス方向とXマイナス方向とを合せてX軸方向ともいう。Y軸、Z軸についても同様である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
錠剤撒き器
5か月前
個人
歯茎みが品
11日前
個人
歯の掃除具
2か月前
個人
導電香
4日前
個人
身体牽引装置
3か月前
個人
塗り薬塗り具
1か月前
個人
乗馬テラピー
3か月前
個人
収納容器
1か月前
個人
クリップ
18日前
個人
発熱器具
2か月前
個人
健康器具
1か月前
個人
片足歩行支援具
19日前
個人
染毛方法
2か月前
株式会社コロナ
脱臭機
5か月前
個人
動体視力強化装置
3か月前
個人
磁器治療器
3か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
5か月前
個人
鼻腔拡張具
5か月前
個人
眼科診療車
26日前
株式会社ナカニシ
生検針
3か月前
株式会社 MTG
浴用剤
5日前
個人
避難困難者救出台車
26日前
東レ株式会社
下肢着用具
3か月前
個人
血管硬化度算出方法
3か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
2か月前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
5か月前
個人
除菌システム
19日前
株式会社コーセー
美爪料
19日前
株式会社コーセー
化粧料
19日前
株式会社MIC
陰茎補助具
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
4か月前
個人
Dr.なかまつよい耳
2か月前
個人
尿バッグカバー
5日前
株式会社ファンケル
化粧料
2か月前
株式会社ファンケル
化粧料
3か月前
大正製薬株式会社
内服液剤
3か月前
続きを見る
他の特許を見る