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公開番号
2025012137
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114731
出願日
2023-07-12
発明の名称
駆動ユニット
出願人
株式会社エクセディ
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
B60L
15/20 20060101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約
【課題】容易にクリープトルクを発生させることのできる駆動ユニットを提供する。
【解決手段】駆動ユニット100は、電気モータ2、トルクコンバータ3、及び制御部7を備えている。電気モータ2は、駆動ユニット100の駆動源として機能する。トルクコンバータ3は、電気モータ2の出力するトルクを増幅するように構成される。制御部7は、一定の回転速度で回転してクリープトルクを出力するように電気モータ2を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動源として機能する電気モータと、
前記電気モータの出力するトルクを増幅するように構成されるトルクコンバータと、
一定の回転速度で回転してクリープトルクを出力するように前記電気モータを制御する制御部と、
を備える、駆動ユニット。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
運転者によって操作可能な第1スイッチをさらに備え、
前記制御部は、アクセル操作がされておらず且つ第1スイッチがオン状態であると判断したとき、第1回転速度で回転してクリープトルクを出力するように前記電気モータを制御する、
請求項1に記載の駆動ユニット。
【請求項3】
前記第1回転速度は、前記トルクコンバータの容量係数と前記第1回転速度とに基づいて算出される第1トルクが前記電気モータの定格トルク以下となるように設定される、
請求項2に記載の駆動ユニット。
【請求項4】
前記第1回転速度は、前記電気モータの基底回転速度以下である、
請求項2に記載の駆動ユニット。
【請求項5】
運転者によって操作可能な第2スイッチをさらに備え、
前記制御部は、アクセル操作がされておらず、前記第1スイッチがオン状態であり、且つ前記第2スイッチがオン状態であると判断したとき、第2回転速度で回転してクリープトルクを出力するように前記電気モータを制御する、
請求項2に記載の駆動ユニット。
【請求項6】
前記第2回転速度は、前記第1回転速度よりも高い、
請求項5に記載の駆動ユニット。
【請求項7】
前記第2回転速度は、前記トルクコンバータの容量係数と前記第2回転速度とに基づいて算出される第2トルクが前記電気モータの定格トルク以上且つ最大トルク以下となるように設定される、
請求項5に記載の駆動ユニット。
【請求項8】
前記第2回転速度は、前記電気モータの基底回転速度以下である、
請求項5に記載の駆動ユニット。
【請求項9】
前記制御部は、アクセル操作がされておらず、前記第1及び第2スイッチがオン状態であると判断したときにおいて、前記電気モータ及び前記トルクコンバータ内の作動流体の少なくとも一方の温度が閾値を超えたと判定したとき、前記電気モータの回転速度を前記第1回転速度以下とする、
請求項5に記載の駆動ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動ユニットに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
クリープ走行を可能とする電気自動車が提案されている。例えば、特許文献1に記載の電気自動車は、モータトルク制御装置を有している。このモータトルク制御装置は、アクセルペダル及びブレーキペダルの両方とも操作されていない場合において、モータにトルクを発生させるように構成されている。具体的には、モータトルク制御装置は、車速によってゲインを制御しながら徐々にクリープトルクを増加させている。また、モータトルク制御装置は、ゲインの増加割合を道路勾配抵抗に応じて制御している。これにより、乗員に与えるショックを抑制して乗り心地を改善している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3440757号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したように構成されたモータトルク制御装置は、クリープトルクを発生させるために複雑なトルク演算を行っており、構成が複雑である。そこで、本発明の課題は、容易にクリープトルクを発生させることのできる駆動ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1態様に係る駆動ユニットは、電気モータ、トルクコンバータ、及び制御部を備えている。電気モータは、駆動ユニットの駆動源として機能する。トルクコンバータは、電気モータの出力するトルクを増幅するように構成される。制御部は、一定の回転速度で回転してクリープトルクを出力するように電気モータを制御する。
【0006】
この構成によれば、制御部は、電気モータを制御してクリープトルクを出力させる際に、電気モータを一定の回転速度で回転させるだけであってトルク演算などの複雑な制御を行わない。したがって、上記駆動ユニットは、容易にクリープトルクを発生させることができる。また、駆動ユニットは、トルクコンバータを介してトルクを出力しているため、駆動輪に掛かる負荷が大きいときはトルクコンバータから出力されるトルクも大きくなり、駆動輪に掛かる負荷が小さいときはトルクコンバータから出力されるトルクも相対的に小さくなる。このため、スムーズなクリープ走行が可能となる。
【0007】
第2態様に係る駆動ユニットは、第1態様に係る駆動ユニットにおいて、運転者によって操作可能な第1スイッチをさらに備える。制御部は、アクセル操作がされておらず且つ第1スイッチがオン状態であると判断したとき、第1回転速度で回転してクリープトルクを出力するように電気モータを制御する。
【0008】
第3態様に係る駆動ユニットは、第2態様に係る駆動ユニットにおいて、次のように構成される。第1回転速度は、トルクコンバータの容量係数と第1回転速度とに基づいて算出される第1トルクが電気モータの定格トルク以下となるように設定される。
【0009】
第4態様に係る駆動ユニットは、第2又は第3態様に係る駆動ユニットにおいて、第1回転速度が電気モータの基底回転速度以下である。
【0010】
第5態様に係る駆動ユニットは、第2から第4態様のいずれかに係る駆動ユニットにおいて、運転者によって操作可能な第2スイッチをさらに備える。制御部は、アクセル操作がされておらず、第1スイッチがオン状態であり、且つ第2スイッチがオン状態であると判断したとき、第2回転速度で回転してクリープトルクを出力するように電気モータを制御する。
(【0011】以降は省略されています)
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