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公開番号
2025012053
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114589
出願日
2023-07-12
発明の名称
車両用熱源ユニット
出願人
ヴァレオ システム テルミク
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60H
1/22 20060101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両前室に配置されることに適した車両用熱源ユニットを提供すること。
【解決手段】車両(11)の車両前室(BR)に配置可能な車両用熱源ユニット(17)は、温水ポンプ(31)、冷媒凝縮器(22)、温水加熱器(32)、及び、温水リキッドタンク(34)と、長手形状の長手構造体(18)を備えている。温水ポンプ(31)、冷媒凝縮器(22)、温水加熱器(32)、及び、温水リキッドタンク(34)の各々の最上部は、長手構造体(18)の最上部(18a)を含む平面(P3)と上下方向を基準として同じ位置、又は、平面(P3)よりも下方に位置している。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車両(11)のうち乗員が搭乗する車室(CR)よりも前方の車両前室(BR)の内部に配置可能な車両用熱源ユニット(17)であって、
前記車室(CR)へ送風される空気を加熱可能な温水を送り出す温水ポンプ(31)、前記温水と前記車室(CR)へ送風される前記空気を冷却可能な冷媒との間で熱交換を行う冷媒凝縮器(22)、前記冷媒凝縮器(22)により加熱された前記温水をさらに加熱可能な温水加熱器(32)、及び、前記温水の一部を貯留するとともに前記温水から気泡を分離する温水リキッドタンク(34)を含む、温水装置(30a)と、
前記温水装置(30a)を支持している長手形状の長手構造体(18,120,210)と、を備え、
前記長手構造体(18)のなかで最も上に位置する最上部(18a)を含み上下方向を法線方向とする平面(P3)を基準とすると、
前記温水ポンプ(31)、前記冷媒凝縮器(22)、前記温水加熱器(32)、及び、前記温水リキッドタンク(34)の各々の最上部(31b,22b,32b,34b)は、上下方向において前記平面(P3)と同じ位置、又は、前記平面(P3)よりも下方に位置している、車両用熱源ユニット(17,17A,17B)。
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【請求項2】
前記冷媒の一部を貯留するとともに液状の前記冷媒から気体状の前記冷媒を分離する冷媒リキッドタンク(27)を備え、
前記冷媒リキッドタンク(27)は、前記長手構造体(18,120,210)に支持され、
前記冷媒リキッドタンク(27)の最上部(27b)は、上下方向において前記平面(P3)と同じ位置、又は、前記平面(P3)よりも下方に位置している、請求項1に記載の車両用熱源ユニット(17,17A,17B)。
【請求項3】
前記車両(11)の走行用の電力を蓄えるバッテリ(49)を冷媒により冷却される冷水により冷却可能であり、
前記冷水を送り出す冷水ポンプ(41)と、
前記冷媒を膨張可能な冷水冷却用膨張装置(24)と、
前記冷水冷却用膨張装置(24)により膨張された前記冷媒と前記冷水との間で熱交換を行う冷水冷却用熱交換器(26)と、を備え、
前記冷水ポンプ(41)、前記冷水冷却用膨張装置(24)、及び、前記冷水冷却用熱交換器(26)は、前記長手構造体(18,120,210)に支持され、
前記冷水ポンプ(41)、前記冷水冷却用膨張装置(24)、及び、前記冷水冷却用熱交換器(26)の各々の最上部(41b,24b,26b)は、上下方向において前記平面(P3)と同じ位置、又は、前記平面(P3)よりも下方に位置している、請求項2に記載の車両用熱源ユニット(17,17A,17B)。
【請求項4】
前記長手構造体(18,120,210)は、
前記長手構造体(18,120,210)の長手方向が車幅方向となるように配置されていると共に、
前記温水ポンプ(31)、前記冷媒凝縮器(22)、前記温水加熱器(32)、及び、前記温水リキッドタンク(34)の下方を覆っている底部(81,121)と、
前記長手構造体(18,120,210)の長手方向の片側の端部に設けられ前記車両(11)の右剛性部(50)に固定可能な第1固定部(56,130)と、
前記長手構造体(18,120,210)の反対側の端部に設けられ前記車両(11)の左剛性部(60)に固定可能な第2固定部(66,140)と、を有し、
前記底部(81,121)は、前記第1固定部(56,130)及び前記第2固定部(66,140)よりも下方に位置している、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の車両用熱源ユニット(17,17A,17B)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車室の空気を温める温水の熱源である車両用熱源ユニットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
車両には、暖房や冷房などの機能を備え、車室の空気を調和可能な空調装置が設けられている。一般に、空調装置は、車室へ送風される空気を加熱可能な空気加熱用熱交換器を備えている。空気加熱用熱交換器は、車室へ送風される空気と熱媒体である温水との間で熱交換を行う。
【0003】
温水が流れる温水回路には、温水を送り出す温水ポンプと、温水と冷媒との間で熱交換を行う冷媒凝縮器と、冷媒凝縮器により温められた温水をさらに加熱可能な温水加熱器と、を備えている。
【0004】
温水ポンプ、冷媒凝縮器、及び、温水加熱器を、車両に搭載する際には、例えば、温水の熱源となる熱源ユニットとしてユニット化することが考えられる。複数の装置のユニット化に関する技術が特許文献1に開示され、車両前室の構造に関する技術が特許文献2に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許第11440376号明細書
特開2022-178261号公報
【0006】
特許文献1には、圧縮機、冷媒凝縮器、冷媒膨張装置、蒸発器などが互いに組み付けられて構成されたユニット装置が開示されている。このユニット装置は全体としてブロック状の塊であり上下前後左右に所定の大きさを持つ。
【0007】
特許文献2に示されるように、車両のボンネットの後部には、車両と歩行者との衝突時に歩行者がボンネットに衝突する衝撃を和らげるための歩行者保護用エアバッグが搭載されることがある。歩行者保護用エアバッグは、衝突時に速やかに上方へ展開する必要があるため、ボンネットの直ぐ下に配置される。言い換えれば、歩行者保護用エアバッグは、車両前室の後上部に配置される。
【0008】
歩行者保護用エアバッグが搭載されない場合であっても、車両のボンネットの後部とフロントウインドウとの間には、特許文献2に示されるように、車幅方向に延びるカウルが設けられることがある。カウルは、フロントウインドウ用のワイパーや、車室に配置される空調装置のための外気の取込口が設けられるもので、歩行者保護用エアバッグと同様に、車両前室の後上部に配置される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
一般的に、車両前室には、その後上部に、歩行者用エアバッグやカウルなど車幅方向に長い装置や部材が設けられることを考慮すると、特許文献1のような上下左右前後に所定の大きさを持つブロック状の塊のユニットは、最適な構造とはいえず改善の余地がある。
【0010】
本発明は、車両前室に配置されることに適した車両用熱源ユニットの提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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