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公開番号2025011968
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114450
出願日2023-07-12
発明の名称洗浄便座装置
出願人東芝ホームテクノ株式会社
代理人弁理士法人牛木国際特許事務所
主分類E03D 9/08 20060101AFI20250117BHJP(上水;下水)
要約【課題】洗浄水が正常に噴出されない場合の原因特定を容易に行える洗浄便座装置を提供する。
【解決手段】本発明の洗浄便座装置は、便座への着座の有無を検知する着座スイッチ19と、本体操作部21に設けられ、洗浄水噴出に係る操作を行うおしり及びビデボタンとを備える。おしりボタン及びビデボタンによる操作を行ったときに、着座スイッチ19による着座が検知されない場合、この使用履歴を記憶手段63に記録すると共に、本体表示部22の非着座表示手段により非着座を表示する。点検時に、記憶手段63に記憶した使用履歴を参照することにより、着座検知に異常が生じたことが容易に判り、また、非着座を表示することにより、洗浄水が噴出しない理由が着座検知の異常であることが判る。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
便座への着座を検知する着座検知手段と、
便座の操作を行う操作手段と、
前記着座検知手段による着座が検知されないことを表示する非着座表示手段と、を備え、
洗浄開始用の前記操作手段による操作を行ったときに、前記着座検知手段による着座が検知されない場合に前記非着座表示手段により非着座を表示し、
この使用履歴を記録することを特徴とする洗浄便座装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記着座検知手段が着座を検知しているときに、前記洗浄開始用の前記操作手段を操作することで洗浄水を噴出し、
前記着座検知手段による着座の検知の有無に係らず、複数の前記操作手段の2つ以上を同時に操作することで前記洗浄水を噴出し、この使用履歴を記憶することを特徴とする請求項1記載の洗浄便座装置。
【請求項3】
前記非着座表示手段による表示は、前記複数の操作手段を同時に操作することで噴出した洗浄水の停止後、所定時間経過後に停止することを特徴とする請求項2に記載の洗浄便座装置。
【請求項4】
前記非着座表示手段は、洗浄水噴出操作に係る表示手段と兼用したことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の洗浄便座装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、着座検知手段を備えた洗浄便座装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の例えば特許文献1には、便座部の下面に、メカ式の着座スイッチたる着座センサを設け、使用者が便座部に腰掛けた際に着座センサより着信信号が制御部に送信され、制御部は、着座センサより着座信号を受信したと判定した場合、洗浄前動作を開始し、着座信号を受信しないと、洗浄水を噴射しないように構成されている。また、着座検知には、特許文献1のメカ式スイッチ以外にも、静電容量式、遠赤外線式やリードスイッチ式などのものが用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-268842号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1では、洗浄水の噴出を開始する場合は、無用な水の噴出を回避するため、便座に着座していることが前提で、着座が検知できない場合には、洗浄水の噴出ができないように構成されている。
【0005】
このため便座に着座した状態で、洗浄水噴出が可能となるが、何らかの理由で、着座しているのに着座が検知できない場合は、洗浄ができなくなる。
【0006】
また、便器との相性や、使用者の体重や、洗浄中のおしりの移動などで、洗浄の途中で、洗浄が止まってしまう場合もある。このような場合、洗浄水が噴出しない現象を再現させることが困難で、原因の特定が難しいという問題もある。
【0007】
本発明は、洗浄開始用の操作を行ったときに着座が検知されない場合に、その着座非検知が判る洗浄便座装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の洗浄便座装置は、便座への着座を検知する着座検知手段と、便座の操作を行う操作手段と、前記着座検知手段による着座が検知されないことを表示する非着座表示手段と、を備え、洗浄開始用の前記操作手段による操作を行ったときに、前記着座検知手段による着座が検知されない場合に前記非着座表示手段により非着座を表示し、この使用履歴を記録することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の洗浄便座装置によれば、洗浄開始用の操作手段の操作を行ったときに着座が検知されない場合に、その着座非検知が判る。また、着座非検知の使用履歴を後から確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態において、洗浄便座装置の構成例を概略的に示す斜視図である。
同上、洗浄便座装置を底面側から見た斜視図である。
同上、便座に本体を取り付ける作業を説明する斜視図である。
同上、本体操作部の平面図である。
同上、本体操作部の一部を拡大した平面図である。
同上、要部のブロック図である。
同上、非着座表示手段の表示を説明する平面図である。
同上、本発明の第2の実施形態において、洗浄便座装置の構成例を概略的に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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