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公開番号
2025011850
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114216
出願日
2023-07-12
発明の名称
シースケーブル
出願人
矢崎エナジーシステム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01B
7/18 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】絶縁電線とシースとの密着力を全体的に低い状態に制御し易くすることが可能なシースケーブルを提供する。
【解決手段】シースケーブル1は、絶縁電線10上にシース20を接触状態で設けたものであって、シース20は、少なくとも2以上の層を有して構成され、最内層21が0.2mm以上の厚さを有すると共に粉砕した籾殻、木材、竹、及びやし殻の少なくとも1つ以上からなる木質系材料を含んで構成され、絶縁電線10とシース20との密着力が20N/10mm以下とされている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
絶縁電線上にシースを接触状態で設けたシースケーブルであって、
前記シースは、少なくとも2以上の層を有して構成され、最内層が0.2mm以上の厚さを有すると共に粉砕した籾殻、木材、竹、及びやし殻の少なくとも1つ以上からなる木質系材料を含んで構成され、
前記絶縁電線と前記シースとの密着力が20N/10mm以下とされている
ことを特徴とするシースケーブル。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記シースは、前記最内層と前記木質系材料を略含有しない最外層との2層構造で構成され、
前記最外層は、0.2mm以上の厚さとされ、
前記最内層は、前記シースの前記最外層が0.2mm以上の厚さを確保できるまでの厚さとされている
ことを特徴とする請求項1に記載のシースケーブル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シースケーブルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、絶縁電線に対してシースを被覆したシースケーブルが提案されている。このシースケーブルには、絶縁電線とシースとの剥離性を向上させる目的(密着力を低下させる目的)で、両者間に流動パラフィンやPVCペーストゲル化物を塗布介在させたものが提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2879289号公報
特許第3070817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、特許文献1,2に記載のシースケーブルは、ケーブル末端で絶縁電線の絶縁体とシースとを剥く工程がある。しかし、絶縁体とシースとが密着し過ぎると皮剥きが困難となり、皮剥き性の悪化を招く。
【0005】
そこで、特許文献1,2に記載のように、両者間に密着力を低下させる流動パラフィン等を塗布介在させることが検討される。しかし、流動パラフィン等については、均一に塗布することが難しく、密着力が高い箇所と低い箇所とが存在し得る。このため、皮剥き箇所の密着力が偶然に高いこともあり、この場合には皮剥き性が良好とならなくなってしまう。よって、絶縁体とシースとの密着力が全体的に低い状態に制御されたシースケーブルが望まれる。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、絶縁電線とシースとの密着力を全体的に低い状態に制御し易くすることが可能なシースケーブルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るシースケーブルは、絶縁電線上にシースを接触状態で設けたシースケーブルであって、前記シースは、少なくとも2以上の層を有して構成され、最内層が0.2mm以上の厚さを有すると共に粉砕した籾殻、木材、竹、及びやし殻の少なくとも1つ以上からなる木質系材料を含んで構成され、前記絶縁電線と前記シースとの密着力が20N/10mm以下とされている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、絶縁電線とシースとの密着力を全体的に低い状態に制御し易くすることが可能なシースケーブルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るシースケーブルの斜視図である。
図1に示すシースケーブルの端面図である。
図2に示した絶縁電線とシースとの境界を示す拡大端面図である。
実施例及び比較例を示す図表である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
(【0011】以降は省略されています)
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