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公開番号
2025011818
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114156
出願日
2023-07-12
発明の名称
車両用照明装置
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
個人
主分類
B60Q
3/72 20170101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約
【課題】操作性を向上する。
【解決手段】車両用照明装置10では、検出電極50がタッチ部46Aと光源42との間に設けられている。検出電極50は、乗員の手指との間に生じる静電容量を検出する枠状検出部52及びインナ検出部54と、タッチ部46Aと光源42との間に配置された開口部58と、光源42からの光を遮る遮光部56と、を含んで構成されており、遮光部56が、開口部58と光源42との間に設けられている。これにより、仮に遮光部56を省略した構造と比べて、光源42から開口部58に直接的に到達する光を少なくすることができる。その結果、タッチ部46Aの輝度を比較的低くすることができる。よって、乗員がタッチ部46Aを目視するときにおける、タッチ部46Aの眩しさを低減できる。したがって、車両用照明装置10の操作性を向上できる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車室の天井部に設けられ、前記車室の内部を照明する車両用照明装置であって、
発光された光を車両下側へ照射する光源と、
前記光源の車両下側に設けられ、前記光源から光を透過する操作部と、
前記操作部と前記光源との間に設けられ、乗員の手指による前記操作部への操作時に前記手指との間に生じる静電容量を検出する検出電極と、
前記静電容量の変化に基づいて前記操作部への操作を検知して前記光源を点灯又は消灯させる制御部と、
を備え、
前記検出電極は、
乗員の手指との間に生じる静電容量を検出する検出部と、
前記操作部と前記光源との間に配置された開口部と、
前記開口部と前記光源との間に設けられ、前記光源からの光を遮る遮光部と、
を含んで構成されている車両用照明装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記遮光部は、車両上下方向と直交する方向を板厚方向とする板状に形成されている請求項1に記載の車両用照明装置。
【請求項3】
前記遮光部は、車両前後方向を長手方向とする長尺板状に形成され、前記光源の車幅方向外側で且つ前記開口部の車両上側に隣接して配置されている請求項2に記載の車両用照明装置。
【請求項4】
複数の前記遮光部が、車幅方向に間隔を空けて並んで配置されている請求項3に記載の車両用照明装置。
【請求項5】
複数の前記遮光部が、前記光源の車幅方向両側に設けられており、
前記光源に対して車幅方向外側に配置された前記遮光部の数が、前記光源に対して車幅方向内側に配置された前記遮光部の数よりも多い請求項4に記載の車両用照明装置。
【請求項6】
前記光源に対して車幅方向外側に配置された車両用シートに着座する乗員のアイポイントと前記光源とを結ぶ架空線が、前記遮光部を通過する請求項5に記載の車両用照明装置。
【請求項7】
前記検出部は、
前記開口部を囲む枠状の枠状検出部と、
前記開口部の内部に設けられ、前記枠状検出部に接続されたインナ検出部と、
を含んで構成されており、
前記遮光部が、前記インナ検出部に一体に形成されている請求項1~請求項6の何れか1項に記載の車両用照明装置。
【請求項8】
前記遮光部が、前記インナ検出部の端部から車両上側へ延出している請求項7に記載の車両用照明装置。
【請求項9】
前記遮光部は、車両上下方向を軸方向とする筒状に形成されている請求項1に記載の車両用照明装置。
【請求項10】
前記検出部は、前記開口部を囲む枠状の枠状検出部を有しており、複数の前記遮光部が互いに連結されると共に、複数の前記遮光部の一部が前記枠状検出部に接続されている請求項9に記載の車両用照明装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用照明装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
車両では、車室内の天井に設けられた車両用照明装置によって車室内を照明する(例えば、下記特許文献1参照)。この車両用照明装置には、例えば車室内の全体を照らすルームランプや運転席及び助手席を個別に照らすマップランプ等の複数のランプが設けられている。また、車両用照明装置では、タッチスイッチを搭載することで、タッチスイッチによって、乗員の車両用照明装置への操作を検出して、上記ランプを点灯状態又は消灯状態に切替える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-237384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記車両用照明装置では、以下に示す点において、改善の余地がある。すなわち、例えば、車両用照明装置を操作するときには、乗員が操作位置を確認するために車両用照明装置を目視する傾向にある。このとき、乗員が車両用照明装置を目視すると、ランプの照明が眩しいことにより、車両用照明装置への操作性が低下する可能性がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、操作性を向上することができる車両用照明装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、車室の天井部に設けられ、前記車室の内部を照明する車両用照明装置であって、発光された光を車両下側へ照射する光源と、前記光源の車両下側に設けられ、前記光源から光を透過する操作部と、前記操作部と前記光源との間に設けられ、乗員の手指による前記操作部への操作時に前記手指との間に生じる静電容量を検出する検出電極と、前記静電容量の変化に基づいて前記操作部への操作を検知して前記光源を点灯又は消灯させる制御部と、を備え、前記検出電極は、乗員の手指との間に生じる静電容量を検出する検出部と、前記操作部と前記光源との間に配置された開口部と、前記開口部と前記光源との間に設けられ、前記光源からの光を遮る遮光部と、を含んで構成されている車両用照明装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る車両用照明装置を示す車両右斜め後方側から見た斜視図である。
図1に示される車両用照明装置の車両下側から見た下面図である。
図2に示される車両用照明装置の内部を示す車両後側から見た断面図(図2の3-3線断面図)である。
図3に示される車両左側の検出電極を示す車両下側から見た下面図である。
図3に示される車両左側の照明部を拡大して示す断面図である。
図5に示される検出電極の車両左斜め後方側から見た斜視図である。
図1に示される車両用照明装置が適用された車両の車室内を示す車両後側から見た後面図である。
図4に示される検出電極の変形例を示す下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて、本実施形態に係る車両用照明装置10について説明する。図7に示されるように、車両用照明装置10は、車両(自動車)Vにおける車室CA内を照明する装置として構成されている。なお、図面において適宜示される矢印UP、矢印FR、矢印RHは、それぞれ車両Vの車両上側、車両前側、車両右側(車幅方向一方側)を示している。以下の説明において、上下、前後、左右の方向を用いて説明するときには、特に断りのない限り、車両上下方向、車両前後方向、車両左右方向を示すものとする。
【0010】
車両用照明装置10は、車室CAの天井部RFの前端側部分における左右方向中央部に設けられており、車両用照明装置10の下端部が、天井部RFから車室CA側へ操作可能に露出している。図1~図5に示されるように、車両用照明装置10は、全体として上下方向を厚み方向とし且つ左右方向を長手方向とする略直方体状に形成されている。車両用照明装置10は、ケース20と、基板30と、左右一対の照明部40L、40Rと、を含んで構成されている。以下、車両用照明装置10の各構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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