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公開番号
2025011233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2024178637,2023105738
出願日
2024-10-11,2019-08-02
発明の名称
吸入装置
出願人
サンド・アクチエンゲゼルシヤフト
代理人
弁理士法人川口國際特許事務所
主分類
A61M
15/00 20060101AFI20250116BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】蓋箔のような蓋シートで覆われる粉末薬剤の、個々のポケット又はブリスターを収容する薬剤担体が設けられる吸入装置を提供する。
【解決手段】吸入装置(701)は、用量を前進/割り出しする割り出しシステム(712、714)の移動を制御する、共通アクチュエータ(710)を提供し、及び開封システム(790、791)の進行が共通アクチュエータ(710)が移動している間の割り出しシステム(712、714)の進行に対して不均衡であるような、用量を開封する開封システム(790、791)を提供する。
【選択図】図66
特許請求の範囲
【請求項1】
割り出しシステムと、開封システムと、前記割り出しシステム及び前記開封システムの共通アクチュエータと、を有する作動機構を備える吸入装置であり、
前記割り出しシステムは薬剤担体を前進させ、
前記薬剤担体は、複数の薬剤ポケット又はブリスターを有するベースと、前記ブリスターを覆う剥離可能な蓋シートと、を備え、
前記開封システムは、前記薬剤担体から前記蓋シートを剥離してブリスターを開封し、
前記共通アクチュエータが、中間位置を介して第1の位置と第2の位置との間で移動可能であり、
前記開封システムの進行が、前記共通アクチュエータが移動している間の前記割り出しシステムの進行に対して不均衡である、吸入装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記共通アクチュエータの第1の運動範囲を通る移動により、前記割り出しシステムが動作し、
前記共通アクチュエータの第2の運動範囲を通る移動により、前記開封システムが動作し、
前記割り出しシステムが前記開封システムから引き離されて、前記第1の運動範囲が前記第2の運動範囲と同じではない、請求項1に記載の吸入装置。
【請求項3】
前記共通アクチュエータの定められた移動により、前記割り出しシステム及び前記開封システムの両方が動作し、
前記アクチュエータの移動速度に対する前記開封システムの移動速度が、前記アクチュエータの前記定められた移動中に変化する、請求項1に記載の吸入装置。
【請求項4】
前記共通アクチュエータの定められた移動により、
前記割り出しシステムを動作させて薬剤の1用量を前進させ、
ブリスター内の薬剤を露出させることなく前記剥離が生じる第1の動作段階と、前記剥離によってブリスター内の薬剤が露出する第2の動作段階と、を通して前記開封システムが移動して、これにより吸入準備ができた薬剤の用量が提供され、
前記開封システムの前記第2の動作段階が、前記割り出しシステムの前記動作が30%完了するまで遅延する、請求項1に記載の吸入装置。
【請求項5】
前記定められた移動が、前記第1の位置から前記第2の位置への移動を含む、請求項3又は4に記載の吸入装置。
【請求項6】
前記定められた移動が、前記第2の位置から前記第1の位置への移動、及び前記第2の位置に戻る移動を含む、請求項3又は4に記載の吸入装置。
【請求項7】
前記共通アクチュエータの前記第1の位置からの移動により、前記割り出しシステムが前進し、
前記共通アクチュエータの前記中間位置を越える移動のみにより、前記開封システムが作動する、請求項1又は2に記載の吸入装置。
【請求項8】
前記第1の位置と前記中間位置との間の位置から前記第1の位置に戻る前記アクチュエータの反転移動により、前記割り出しシステムの前記前進が反転する、請求項7に記載の吸入装置。
【請求項9】
前記第2の位置と前記第1の位置との間の前記アクチュエータの移動により、前記割り出しシステムが前進する、請求項1~8のいずれか一項に記載の吸入装置。
【請求項10】
前記共通アクチュエータによって駆動される中央ハブを更に備える、請求項1~9のいずれか一項に記載の吸入装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は吸入装置に関し、特に、蓋箔のような蓋シートで覆われる粉末薬剤の、個々のポケット又はブリスターを収容する薬剤担体が設けられる装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
吸入装置を使用して空気路にエアロゾル形態の薬を送達することは、喘息及び慢性閉塞性肺疾患(COPD)のような疾患を治療するための既知の有効な方法である。エアロゾルは、液体又は粉末の形態があり得る。
【0003】
乾燥粉末装置は、しばしば患者の吸入空気流を用いて、乾燥粉末薬をエアロゾル化して送達する。この1つの利点は、使用者が例えばキャニスタを押し下げたり、ボタンを押して推進剤を放出したりするような、別の作用と吸気を調整する必要がないことである。
【0004】
様々な異なる種類の乾燥粉末吸入器が知られている。
【0005】
第1の装置群は、粉末薬を貯蔵容器内に保持し、送達前に用量を計量する。これらの装置は用量計量の精度が悪いことが多く、バルク粉末を湿気から保護することが困難であり得る。
【0006】
また、事前計量乾燥粉末装置も知られており、これは製造工程の一部として正確な用量計量が行われ、各用量が独立して湿気から保護される。
【0007】
事前計量装置で使用される個々の用量は、典型的にはゼラチンカプセル又は箔ブリスターのいずれかに保持される。カプセルベースの吸入装置は単純かつ低コストであり得るが、典型的には各使用の前に患者が吸入器にカプセルを装填する必要がある。また、カプセルも環境保護には特に効果的ではない。これは一般に二次的な箔ベースの包装を使用する必要があり、使用順序におけるステップの数及び厄介さを増加させる。
【0008】
ブリスター装置は、ブリスター装置の構造にアルミニウム箔を使用することで、環境保護により良い傾向がある。ブリスターパックは、数回分、理想的には1ヶ月間十分に使用できる回数分の用量を収容し得るため、利用者にとってもより便利であり得る。
【0009】
現在の喘息又はCOPD治療薬のほとんどは1日に1~2回使用されているため、吸入器には30回又は60回分の用量が収容できるようにすべきである。これらの用量を都合のよい大きさの装置に包装することを可能にするために、ブリスターをディスク形態又は細長いストリップ形態で構成することができる。吸入を行う前に個々のブリスターを開封する必要があり、患者が粉末薬を吸入するとき、粉末薬は患者の吸気気流に巻き込まれて装置から患者の肺に運び出される。各吸入前後又は吸入間に、あるブリスターによってパックを割り出し、先に空になったブリスターを未使用のブリスターと交換しなければならない。
【0010】
ブリスターを開封して割り出しを行う様々な手段が先行技術から知られている。
(【0011】以降は省略されています)
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