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公開番号
2025010854
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023113119
出願日
2023-07-10
発明の名称
アシストグリップ
出願人
豊和化成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60N
3/02 20060101AFI20250116BHJP(車両一般)
要約
【課題】簡単な構造、少ない工数で、且つ簡単に取付作業を行うことができるアシストグリップを提供する。
【解決手段】このアシストグリップは、左右両端の基部に取付脚部2を突設したグリップ本体1と、1対の取付脚部2に設けられた固定取付手段8と、を備え、車体パネルに設けた方形の固定穴9に、取付脚部2の脚突出部2aを押し込んで、固定取付手段8により取付脚部2を車体パネルに固定して取り付ける。固定取付手段8には、取付脚部2内に設けた係止爪室4内に、係止爪5が傾動可能に軸支される。係止爪5には係止側に付勢するコイルばね7が設けられ、取付脚部2の内裏側に開口した開口部4aに、取付脚部2の係止爪室4を覆ってカバー3が嵌着される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
左右両端の基部に取付脚部を突設したグリップ本体と、該1対の取付脚部に設けられた固定取付手段と、を備え、車体パネルに設けた方形の固定穴に、該取付脚部の脚突出部を押し込んで、該固定取付手段により該取付脚部を該車体パネルに固定して取り付けるアシストグリップにおいて、
該固定取付手段は、該取付脚部内に設けた係止爪室内に、傾動可能に軸支された係止爪と、該係止爪を係止側に付勢するばね弾性部材と、該取付脚部の内裏側に開口した開口部に、該取付脚部の該係止爪室を覆って取り付けられるカバーと、を具備し、
該取付脚部の該脚突出部を該固定穴に押し込んだとき、該係止爪が、該固定穴の縁部に接触して傾動し、所定位置まで進入したとき、該ばね弾性部材のばね力により、該係止爪が係止位置まで復動して該固定穴の縁部に係止され、該車体パネルに対し該取付脚部が固定されることを特徴とするアシストグリップ。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記係止爪室の開口部をカバーするカバーは、押込み摺動可能に該係止爪室に取り付けられ、該カバーの内側には係止解除用の押込み部が設けられ、該カバーを前記係止爪室内に押し込んだとき、該押込み部が前記係止爪を押して該係止爪の係止を解除させることを特徴とする請求項1記載のアシストグリップ。
【請求項3】
前記係止爪の基部に軸受部が設けられ、該軸受部内に、ばね収納室が設けられるとともに、軸が該軸受部の該ばね収納室を通り、該係止爪が傾動可能に軸支され、前記ばね弾性部材としてのコイルばねが、該係止爪を係止方向に付勢して該ばね収納室に収納されたことを特徴とする請求項1記載のアシストグリップ。
【請求項4】
前記カバーの内側に、摺動部が前記押込み部と同じ方向に突設され、該摺動部
には、摺動支持部と弾性摺動部が、間に摺動隙間を介在させて設けられ、該カバーの押込み操作時、該摺動支持部と該弾性摺動部が、前記係止爪室の側壁に設けた摺動溝部内を摺動し、該カバーが内側に摺動することを特徴とする請求項2記載のアシストグリップ。
【請求項5】
前記係止爪の前記軸受部の外周部に、ストッパが突設され、該係止爪が前記固定穴の縁部に係止されたとき、該ストッパが前記係止爪室内の凸部に当たり該係止爪が停止することを特徴とする請求項3記載のアシストグリップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車室内に装着されるアシストグリップに関し、特に、車体側の取付穴に、脚部を押し込み、簡単に取付作業を行うことができるアシストグリップに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車室内には、乗員が必要時に把持して使用するアシストグリップが、各部位に取り付けられている。この種のアシストグリップとして、従来、例えば下記の特許文献1において、固定型のアシストグリップが提案されている。
【0003】
このアシストグリップは、グリップ本体の両端部に、取付ボルトをねじ込み可能に有した取付部が設けられ、この取付部に取付ボルトを挿通し、車室内の天井部或いは側壁部などに設けた車両パネルの取付孔にナットが固定され、ナットに取付ボルトをねじ込んで締付固定される。取付部の開口部にはカバーが設けられ、カバーは取付作業後に閉じられ、開口部はカバーされる。
【0004】
しかし、アシストグリップを取り付ける場合、先ず、アシストグリップの両側の取付部を、車両パネルの取付孔に当て、表側(グリップ本体側)からボルトを、ブッシュ、ワッシャとともに取付孔に差し込み、ボルトの先端をナットに差し込んだ状態で、ボルトを捻じ込む。そして、ボルト・ナットを締付固定し、アシストグリップが車室内の所定箇所に取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6006882号公報
特許第5492835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このため、アシストグリップの取り付け時には、小部品のブッシュ及びワッシャをボルトに挿通させるとともに、表側(グリップ本体側)からボルトを取付孔に差し込み、ボルト先端が裏側に突出した状態で、裏側からナットをボルト先端に捻じ込み、締付固定する必要がある。
【0007】
このように、作業者は、アシストグリップを車体パネルに取り付ける場合、グリップ本体とは別の小部品である、ブッシュ、ワッシャを、ボルトに挿入し、ボルトの先端部を、表側からパネル取付孔に差し込み、且つナットを裏側からボルト先端部に捻じ込むという、煩雑な取付作業を強いられ、作業効率が低下しやすいという課題があった。
【0008】
また、グリップ本体を両側の脚部に対し回動可能に設けた回動式のアシストグリップが、上記特許文献2などで知られている。この回動式のアシストグリップは、取付用の脚部に、金属等の弾性を有した取付クリップを装着させ、この脚部の取付クリップを、車体パネル側に設けた方形穴に押し込み、取付クリップの膨出部を弾性パネルの裏側縁部に係止させ、取付固定する。このため、取付作業時、ボルト・ナットの締付作業は不要であるものの、取付作業時に取付クリップの内側に、クリップ支持部を正確に押し込み、取付クリップの係止を確実にする正確な作業が必要となり、さらに、金属等の弾性を有した取付クリップを使用するため、取付クリップの製造のためのコストなど、製造コストが高くなる課題があった。
【0009】
本発明は、上記の点に鑑み、簡単な構造、少ない工数で、且つ簡単に取付作業を行うことができるアシストグリップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係るアシストグリップは、左右両端の基部に取付脚部を突設したグリップ本体と、該1対の取付脚部に設けられた固定取付手段と、を備え、車体パネルに設けた方形の固定穴に、該取付脚部の脚突出部を押し込んで、該固定取付手段により該取付脚部を該車体パネルに固定して取り付けるアシストグリップにおいて、
該固定取付手段は、該取付脚部内に設けた係止爪室内に、傾動可能に軸支された係止爪と、該係止爪を係止側に付勢するばね弾性部材と、該取付脚部の内裏側に開口した開口部に、該取付脚部の該係止爪室を覆って取り付けられるカバーと、を具備し、
該取付脚部の該脚突出部を該固定穴に押し込んだとき、該係止爪が、該固定穴の縁部に接触して傾動し、所定位置まで進入したとき、該ばね弾性部材のばね力により、該係止爪が係止位置まで復動して該固定穴の縁部に係止され、該車体パネルに対し該取付脚部が固定されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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