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公開番号
2025010754
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023112936
出願日
2023-07-10
発明の名称
建築構造物
出願人
株式会社遠藤秀平建築研究所
,
近未来建築社会実装機構株式会社
代理人
弁理士法人蔦田特許事務所
主分類
E04B
1/32 20060101AFI20250116BHJP(建築物)
要約
【課題】本発明は、安定性に優れ、鉄筋コンクリートや鉄骨造・木造のような全ての建築構造において必要となる地中杭や地中梁設置等の基礎工事が不要であり、現場において構築が容易であり、かつ、解体も容易な省資源の建築構造物を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る建築構造物Aは、地表に立設される地表構造部1と、土中に位置する地中構造部2が一体化され、前記地中構造部は、土中に位置する深さが前記地表構造物の高さの10~20%であり、前記地表構造部及び地中構造部は、長さ方向に湾曲した鋼板部材を含む鋼板部材を連結して構築されてなり、前記地中構造部は、その内部が、全体の比重が1以下の充填材3で満たされていて、当該充填材の上面が地表構造物の床面4となり、地中構造部の下方には、地中構造部に連結される地中の基礎杭及び地中梁を備えていないことを特徴とする。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
地表に立設される地表構造部と、土中に位置する地中構造部とから構成され、
前記地中構造部は、土中に位置する深さが前記地表構造物の高さの10~20%であり、
前記地表構造部及び前記地中構造部は、長さ方向に湾曲した鋼板部材を含む鋼板部材を連結することにより一体に構築されてなり、
前記地中構造部は、当該地中構造部の内部が、全体の比重が1以下の充填材で満たされていて、当該充填材の上面が前記地表構造物の床面となり、
前記地中構造部の下方には、鉄筋コンクリートや鉄骨造・木造のような全ての建築構造において必要とする地中の基礎杭及び地中梁を備えていない
ことを特徴とする建築構造物。
続きを表示(約 95 文字)
【請求項2】
前記地中構造部を構成する前記鋼板部材は、前記地表構造部を構成する前記鋼板部材よりも厚みが10~20%厚い
ことを特徴とする請求項1に記載の建築構造物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、地表構造部と地中構造部とが一体化された建築構造物に関し、特に地中杭や地中梁を不要とする建築構造物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、地表の上部構造部と地中の下部構造部とが一体化された建築構造物については、下記特許文献に記載の発明が知られている。
【0003】
下記特許文献1には、その第1図に地表に立設される上部構造部と土中に位置する下部構造部とからなる球型建築物が示されている。当該球型建築物は、球体を緯線及び経線に沿って分割した弧面状の中間パネル1と、上端の頂部椀型パネル2と、下端の下部基礎パネル3とを一体に締め付け結合した球殻構造体から構成され、土中に埋設されることにより同構造体に働く土圧による浮力によって、前記球殻構造体が支持され、地耐力のみに頼る大規模な基礎構造や杭が不要となることが示されている。
【0004】
特許文献2には、地中に埋設される基礎部3と、当該基礎部3から連続して球状(アーチ型)に形成した本体1とから構築される建築物が示されている。前記基礎部は、底面部を逆T字形になるように平板状に形成されており、平面部に土圧が掛かることにより建築物の周囲が安定性を向上させることが示されている。
【0005】
特許文献3には、その第12図に、筒状建造物の底部を地中に埋設し、地表の上部を居住空間とするユニット型建造物が示されている。前記筒状建造部を固定する方法として、第11図のコンクリートブロックにより形成された歯止め73を埋設し、歯止め73の円弧状係合溝75に建造物のリング1を係合させて歯止め73の円弧状支持面74により前記筒状建造部を支持することにより据え付けることが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特公平4-27345号公報
特開2012-26154号公報
特公昭52-49647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の球型建築物は、球殻構造体を構築する資材として、球体を緯線及び経線に沿って分割した弧面状の中間パネル1と頂部椀型パネル2と下部基礎パネル3の種々の資材を必要とする。また、球体を緯線及び経線に沿って分割した弧面状の中間パネル1を要素とするので、球型建築物はその文字通りに球型の形状となる。
【0008】
特許文献2の建築物は、基礎部3及び本体1を鉄筋コンクリートで築造されているので、通常の鉄筋コンクリートの建築物と築造方法が変わらず、鉄筋を設置したり、コンクリートを流し込んだりする基礎工事を必要とする。したがって、その解体も容易ではない。
【0009】
特許文献3のユニット型建造物は、地表を浅く掘り下げて据え付けるだけであるため、これを構築することや据え付けたものを移動させることは容易であるが、安定性には乏しいものである。
【0010】
そこで、本発明は、安定性に優れ、鉄筋コンクリートや鉄構造・木造のような全ての建築構造において必要としていた基礎工事が不要であり、現場において構築が容易であり、かつ、解体も容易な建築構造物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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