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公開番号2025010722
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2023112860
出願日2023-07-10
発明の名称個室型ブース
出願人株式会社イトーキ
代理人弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類E04H 1/12 20060101AFI20250116BHJP(建築物)
要約【課題】床面と遮音板との隙間の大きさを変更することができるため遮音性を高めることが可能となる、個室型ブースを提供する。
【解決手段】個室型ブース1は、前方に開口部2aが形成された周壁2と、周壁2の上部を閉塞する天井5と、開口部2aを開閉可能に周壁2に設けられた扉4と、を備え、周壁2及び扉4の内面側は、下方に向かって開口して形成され、周壁2の下端面には、床面に対する延出長さを調節可能とされる複数の接地部材76が設けられ、周壁2の下端部に沿って、下端部との相対的な高さ位置を変更可能な遮音板(側方遮音板68及び背遮音板36)が設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
前方に開口部が形成された周壁と、前記周壁の上部を閉塞する天井と、前記開口部を開閉可能に前記周壁に設けられた扉と、を備えた個室型ブースであって、
前記周壁及び前記扉の内面側は、下方に向かって開口して形成され、
前記周壁の下端面には、床面に対する延出長さを調節可能とされる複数の接地部材が設けられ、
前記周壁の下端部に沿って、前記下端部との相対的な高さ位置を変更可能な遮音板が設けられる、個室型ブース。
続きを表示（約 400 文字）【請求項２】
前記遮音板は、前記下端部における相対的な高さ位置が固定される、請求項１に記載の個室型ブース。
【請求項３】
前記遮音板は、自重により床面に当接可能とされる、請求項１に記載の個室型ブース。
【請求項４】
前記扉の下部に遮音部材が設けられる、請求項１から請求項３の何れか一項に記載の個室型ブース。
【請求項５】
前記遮音部材は、床面からの距離を変更可能に構成される、請求項４に記載の個室型ブース。
【請求項６】
前記周壁は、対向して設けられる二枚の側パネルと、前記二枚の側パネルの後端部に連結される背パネルと、を備え、
前記遮音板が、二枚の前記側パネル、及び、前記背パネルのそれぞれに設けられ、
三枚の前記遮音板と前記遮音部材のうち、少なくとも一つは床面との間に隙間が設けられる、請求項４に記載の個室型ブース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この開示は、周壁と扉とで囲まれた個室型ブースに関する。
続きを表示（約 930 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、周壁と扉とで囲まれた個室型ブースが開示されている（例えば、特許文献１を参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１８６５７６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の個室型ブースにおいて、内部空間と外部空間との遮音性を高める構成が求められていた。そこで、本開示は、上記に関する課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の第１観点に係る個室型ブースは、前方に開口部が形成された周壁と、前記周壁の上部を閉塞する天井と、前記開口部を開閉可能に前記周壁に設けられた扉と、を備えた個室型ブースであって、前記周壁及び前記扉の内面側は、下方に向かって開口して形成され、前記周壁の下端面には、床面に対する延出長さを調節可能とされる複数の接地部材が設けられ、前記周壁の下端部に沿って、前記下端部との相対的な高さ位置を変更可能な遮音板が設けられる。
【０００６】
上記第１観点に係る個室型ブースによれば、床面と遮音板との隙間の大きさを変更することができるため、個室型ブースの遮音性を高めることが可能となる。
【０００７】
本発明の第２観点に係る個室型ブースは、第１観点に係る個室型ブースにおいて、前記遮音板は、前記下端部における相対的な高さ位置が固定される。
【０００８】
上記第２観点に係る個室型ブースによれば、床面と遮音板との隙間を所望の大きさに調節することができるため、個室型ブースの遮音性を調節することが可能となる。
【０００９】
本発明の第３観点に係る個室型ブースは、第１観点に係る個室型ブースにおいて、前記遮音板は、自重により床面に当接可能とされる。
【００１０】
上記第３観点に係る個室型ブースによれば、周壁と床面との隙間を遮音板で閉塞することにより、個室型ブースの遮音性を高めることが可能となる。
（【００１１】以降は省略されています）

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