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公開番号2025010589
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-22
出願番号2024184115,2022086839
出願日2024-10-18,2013-11-08
発明の名称ヒト被験体における眼部障害の処置のための方法およびデバイス
出願人クリアサイド バイオメディカル,インコーポレイテッド
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61K 45/00 20060101AFI20250115BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】ヒト被験体における眼部障害の処置のための方法およびデバイスを提供すること。
【解決手段】後眼部障害または脈絡膜疾病の処置のためにヒト被験体の眼の上脈絡膜腔(SCS)に薬物製剤を非外科的に標的投与するための方法およびデバイスを提供する。1つの実施形態では、本方法は、中空マイクロニードルを挿入部位の該眼内に挿入する工程および挿入されたマイクロニードルを介して眼の上脈絡膜腔内に薬物製剤を注入する工程を含み、ここで、注入された薬物製剤が注入中に挿入部位から流出して上脈絡膜腔に流入する。1つの実施形態では、流動性薬物製剤は、薬物ナノ粒子または薬物微粒子を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
後眼部障害の処置を必要とするヒト被験体における後眼部障害を処置する方法であって、
有効量の薬物製剤を該後眼部障害の処置を必要とする該ヒト被験体の眼の上脈絡膜腔(SCS)に非外科的に投与する工程を含み、
投与により、該薬物製剤が挿入部位から流出し、該眼の後区に実質的に局在する、方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願へのクロスレファレンス
本願は、2012年11月8日出願の米国仮出願第61/724,144号、2012年12月7日出願の同第61/734,872号、2012年12月21日出願の同第61/745,237号、2013年3月5日出願の同第61/773,124号、2013年3月14日出願の同第61/785,229号、2013年5月3日出願の同第61/819,388号、2013年9月4日出願の同第61/873,660号、2013年11月1日出願の同第61/898,926号からの優先権を主張し、それらの全ては、本明細書で参照によってそれらの全体が全ての目的のために援用される。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
発明の背景
本発明は、一般に、眼科治療分野にあり、より詳細には、標的局所薬物送達のための眼組織内への流動性薬物製剤(fluid drug formulation)の注入のためのマイクロニードルの使用に関する。
【背景技術】
【0003】
眼への薬物の送達、特に、高分子の送達および後部への送達は非常に困難である。後眼部内の多数の炎症性疾患および増殖性疾患には、長期間の薬理学的処置が必要である。かかる疾患の例には、黄斑変性、糖尿病性網膜症、およびブドウ膜炎が含まれる。さらに、炎症応答、増殖、および血管新生に関連する多数の脈絡膜疾病には、長期間の薬理学的処置が必要である。効率が低い局所適用およびしばしば有意な副作用を引き起こす全身投与などの従来の送達方法を使用した有効用量の薬物の後部への送達は困難であり、しばしば、有意な副作用を引き起こし、感染部位に到達しない(Geroski&Edelhauser,Invest.Ophthalmol.Vis.Sci.41:961-64(2000))。例えば、点眼薬は眼の外面または眼の前部組織に発症した容態の処置に有用である一方で、点眼薬は、種々の網膜疾患および脈絡膜疾病の処置に必要であり得る眼への貫通を有意に行うことができない。
【0004】
従来の針およびシリンジを使用した眼への直接注射は有効であると報告されているが、専門的訓練が必要であり、且つ安全性が懸念される(Maurice,J.Ocul.Pharmacol.Ther.17:393-401(2001))。治療有効量の薬物を必要とする眼組織部位に送達させるために必要な眼注射処置の回数および/または頻度を最小にすることができることも望ましいであろう。
【0005】
眼の上脈絡膜腔(SCS)が研究されており、カニューレ挿入が可能な薬物送達経路であると記載されている。例えば、Olsenら,American J.Ophthalmology 142(5):777-87(Nov.2006);国際公開番号WO2007/100745号を参照のこと。
【0006】
したがって、例えば、後眼部障害を処置するために眼組織後部に治療薬を直接送達するためのより良好で、安全で、有効な技術を提供することが望ましいであろう。脈絡膜疾病(例えば、血管異常に関連する脈絡膜疾病)を処置するためにSCSに治療薬を直接送達するためのより良好で、安全で、有効な技術を提供することがさらに望ましいであろう。本発明は、これらおよび他のニーズに取り組む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
国際公開第2007/100745号
【非特許文献】
【0008】
Geroski&Edelhauser,Invest.Ophthalmol.Vis.Sci.41:961-64(2000)
Maurice,J.Ocul.Pharmacol.Ther.17:393-401(2001)
Olsenら,American J.Ophthalmology 142(5):777-87(Nov.2006
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
発明の概要
1つの態様では、本発明は、非外科的眼科処置を必要とするヒト患者における非外科的眼科治療、より詳細には、後眼部障害、脈絡膜疾病、および血管異常に関連する他の疾患の処置のための標的局所薬物送達のための眼の上脈絡膜腔内への薬物製剤の注入に関する。
【0010】
本発明の1つの態様では、後眼部障害の処置を必要とするヒト被験体における後眼部障害を処置する方法を提供する。1つの実施形態では、本方法は、有効量の薬物製剤を後眼部障害または脈絡膜疾病の処置を必要とする被験体の眼の上脈絡膜腔(SCS)に非外科的に投与する工程を含む。さらなる実施形態では、投与により、薬物製剤が挿入部位から流出し、眼の後区に実質的に局在する。1つの実施形態では、後眼部障害は、眼の炎症状態(ブドウ膜炎、強膜炎、緑内障、眼サルコイドーシス、視神経炎、黄斑浮腫、糖尿病性網膜症、黄斑変性、角膜潰瘍、自己免疫障害、AIDSの眼科的症状、視神経変性、地図状萎縮、脈絡膜疾患、または網膜炎など)である。1つの実施形態では、容態は急性である。別の実施形態では、容態は慢性である。
(【0011】以降は省略されています)

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