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公開番号
2025010467
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-21
出願番号
2024036322
出願日
2024-03-08
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60C
19/00 20060101AFI20250110BHJP(車両一般)
要約
【課題】タイヤ走行時に生じる熱を考慮して、当該タイヤが装着されている移動体の走行経路を確認する。
【解決手段】情報処理装置は、移動体に取り付けられたタイヤの熱に関するタイヤ熱情報と、移動体が走行する複数の経路であって、各々タイヤに生じる熱に関する熱負荷情報を関連付けた複数の経路を示す複数の経路情報を取得する取得部(500)と、取得部で取得されたタイヤ熱情報、及び複数の経路情報に基づいて、複数の経路からタイヤ熱情報に対応する熱負荷情報に関連付けられた経路を決定する制御を行う制御部(504)と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体に取り付けられたタイヤの熱に関するタイヤ熱情報と、第1地点から前記第1地点と異なる第2地点まで前記移動体が走行する複数の経路であって、各々前記タイヤに生じる熱に関する熱負荷情報を関連付けた前記複数の経路を示す複数の経路情報と、を取得する取得部と、
前記取得部で取得された前記タイヤ熱情報、及び前記複数の経路情報に基づいて、前記複数の経路、及び前記複数の経路の一部を接続した複数の一連の経路の少なくとも一方の経路の中から前記タイヤ熱情報に対応する前記熱負荷情報に関連付けられた経路を決定する制御部と、
を備えた情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記熱負荷情報は、前記複数の経路の各々に対する前記移動体の走行距離、走行速度、荷重、及び高低差の少なくとも1つを含む走行情報、並びに、前記走行情報に対応し、かつ前記複数の経路の各々におけるタイヤ温度の増減を示すタイヤ温度増減情報である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記取得部で取得された前記複数の経路情報を、前記タイヤに生じる熱の大きさ順に複数の経路群に分類し、
前記タイヤ熱情報に対応する経路群を設定し、設定された前記経路群の中から前記経路を決定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記取得部は、
前記熱負荷情報として、各々前記経路と、前記熱負荷情報とを対応付けたデータベースから取得する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
制御部は、
前記第1地点及び前記第2地点の少なくとも一方に、前記移動体が存在できなくなること、又は経由できなくなることを示す情報を取得した場合に、
前記熱負荷情報として、各々前記経路と、前記熱負荷情報とを対応付けた前記データベースの更新を指示する制御を行う、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記タイヤは、空気入りタイヤであり、
前記タイヤ熱情報は、前記空気入りタイヤの内部の温度である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
コンピュータが、
移動体に取り付けられたタイヤの熱に関するタイヤ熱情報と、予め定めた第1地点から前記第1地点と異なる第2地点まで前記移動体が走行する複数の経路であって、各々前記タイヤに生じる熱に関する熱負荷情報を関連付けた前記複数の経路を示す複数の経路情報を取得し、
前記取得された前記タイヤ熱情報、及び前記複数の経路情報に基づいて、前記複数の経路から前記タイヤ熱情報に対応する経路を決定する制御を行う、
ことを処理する情報処理方法。
【請求項8】
コンピュータに
移動体に取り付けられたタイヤの熱に関するタイヤ熱情報と、予め定めた第1地点から前記第1地点と異なる第2地点まで前記移動体が走行する複数の経路であって、各々前記タイヤに生じる熱に関する熱負荷情報を関連付けた前記複数の経路を示す複数の経路情報を取得し、
前記取得された前記タイヤ熱情報、及び前記複数の経路情報に基づいて、前記複数の経路から前記タイヤ熱情報に対応する経路を決定する制御を行う、
ことを処理させる、情報処理プログラム。
【請求項9】
移動体に取り付けられたタイヤの熱に関するタイヤ熱情報と、第1地点から前記第1地点と異なる第2地点まで前記移動体が走行する複数の経路であって、各々前記タイヤに生じる熱に関する熱負荷情報を関連付けた前記複数の経路を示す複数の経路情報と、を取得する取得部と、
前記取得部で取得された前記タイヤ熱情報、及び前記複数の経路情報に基づいて、前記タイヤ熱情報に対応する前記熱負荷情報に関連付けられた経路に関する情報を出力する出力部と、
を備えた情報処理装置。
【請求項10】
コンピュータが、
移動体に取り付けられたタイヤの熱に関するタイヤ熱情報と、第1地点から前記第1地点と異なる第2地点まで前記移動体が走行する複数の経路であって、各々前記タイヤに生じる熱に関する熱負荷情報を関連付けた前記複数の経路を示す複数の経路情報と、を取得し、
取得された前記タイヤ熱情報、及び前記複数の経路情報に基づいて、前記タイヤ熱情報に対応する前記熱負荷情報に関連付けられた経路に関する情報を出力する、
ことを処理する情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
タイヤが装着され、物品を積載した移動体に対して、移動体の走行経路を決定する技術が知られている。例えば、地形、物品の量、及び移動体の走行距離等に基づいて、移動体の走行経路を決定する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-160093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、砕石現場や鉱山などの作業現場では、走行ルートによって高低差、カーブの数や曲率、運搬物の積載量、及び凹凸などの路面状態が大きく異なり、ルートによってタイヤに与えられる負荷が異なるので、タイヤに生じる熱も異なりタイヤの劣化も異なる。このため、負荷の大きな走行ルートを多く走行する移動体に取り付けられたタイヤは早期に劣化や故障が発生する一方、負荷の小さな走行ルートを多く走行する移動体に取り付けられたタイヤは長期間の使用が可能となる等、タイヤの使用可能期間(ライフとも言う)は一律ではない。このような使用環境の場合、予期せぬタイヤ故障の発生やタイヤライフの短期化を招く恐れがあり、タイヤの使いこなしに課題がある。これに対して、走行ルートの選択によりタイヤへの負荷を考慮した使用方法が考えられるが、特許文献1に記載されるように単純に、地形や移動体の走行距離等から移動体の経路を決定したのでは、決定された経路が、他の経路よりタイヤに生じる熱が大きくタイヤの劣化が進む経路であって、移動体に対する最適な経路でないことがある。従って、タイヤが装着されている移動体の走行経路を決定するのには改善の余地がある。また、タイヤ走行時に生じる熱を考慮して移動体が走行可能な最適な経路を確認することも困難である。また、例えば、自動運行システム(AHS:Autonomous Haulage System)を用いて車両を制御する場合においても、タイヤ温度に基づいて、移動体の走行に関する経路を決定したり確認したりすることが求められる。
【0005】
本開示は、タイヤ走行時に生じる熱を考慮して、当該タイヤが装着されている移動体が走行する経路を確認することができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1態様は、
移動体に取り付けられたタイヤの熱に関するタイヤ熱情報と、第1地点から前記第1地点と異なる第2地点まで前記移動体が走行する複数の経路であって、各々前記タイヤに生じる熱に関する熱負荷情報を関連付けた前記複数の経路を示す複数の経路情報と、を取得する取得部と、
前記取得部で取得された前記タイヤ熱情報、及び前記複数の経路情報に基づいて、前記複数の経路、及び前記複数の経路の一部を接続した複数の一連の経路の少なくとも一方の経路の中から前記タイヤ熱情報に対応する前記熱負荷情報に関連付けられた経路を決定する制御部と、
を備えた情報処理装置である。
【0007】
第2態様は、第1態様の情報処理装置において、
前記熱負荷情報は、前記複数の経路の各々に対する前記移動体の走行距離、走行速度、荷重、及び高低差の少なくとも1つを含む走行情報、並びに、前記走行情報に対応し、かつ前記複数の経路の各々におけるタイヤ温度の増減を示すタイヤ温度増減情報である。
【0008】
第3態様は、第1態様または第2態様の情報処理装置において、
前記制御部は、
前記取得部で取得された前記複数の経路情報を、前記タイヤに生じる熱の大きさ順に複数の経路群に分類し、
前記タイヤ熱情報に対応する経路群を設定し、設定された前記経路群の中から前記経路を決定する。
【0009】
第4態様は、第1態様から第3態様の何れか1態様の情報処理装置において、
前記取得部は、
前記熱負荷情報として、各々前記経路と、前記熱負荷情報とを対応付けたデータベースから取得する。
【0010】
第5態様は、第4態様の情報処理装置において、
制御部は、
前記第1地点及び前記第2地点の少なくとも一方に、前記移動体が存在できなくなること、又は経由できなくなることを示す情報を取得した場合に、
前記熱負荷情報として、各々前記経路と、前記熱負荷情報とを対応付けた前記データベースの更新を指示する制御を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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