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公開番号
2025010289
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024190013,2022546400
出願日
2024-10-29,2021-01-29
発明の名称
ティルティングファンアッセンブリを備えた航空機
出願人
ウィスク アエロ エルエルシー
代理人
弁理士法人浅村特許事務所
主分類
B64U
30/297 20230101AFI20250109BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】ティルティングファンアッセンブリを備えた航空機を提供すること。
【解決手段】航空機は、胴体と;胴体の両側に連結されている1対の翼と;1対の翼に連結されている複数のティルティングファンアッセンブリであって、複数のティルティングファンアッセンブリは、垂直方向リフト位置と前方飛行位置との間で移動するように構成されており、複数のティルティングファンアッセンブリは、垂直方向リフト位置にあるときに、垂直方向の揚力を生成させるように構成されている、複数のティルティングファンアッセンブリと;複数のティルティングファンアッセンブリに給電するように構成されている複数のバッテリーセルを含む1つまたは複数のバッテリーユニットと;垂直方向リフト位置と前方飛行位置との間で複数のティルティングファンアッセンブリを制御するように構成されている制御システムとを含む。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
航空機であって、前記航空機は、
胴体と;
前記胴体の両側に連結されている1対の翼と;
前記1対の翼に連結されている複数のティルティングファンアッセンブリであって、前記複数のティルティングファンアッセンブリは、垂直方向リフト位置と前方飛行位置との間で移動するように構成されており、前記複数のティルティングファンアッセンブリは、前記垂直方向リフト位置にあるときに、垂直方向の揚力を生成させるように構成されている、複数のティルティングファンアッセンブリと;
前記複数のティルティングファンアッセンブリに給電するように構成されている複数のバッテリーセルを含む1つまたは複数のバッテリーユニットと;
前記垂直方向リフト位置と前記前方飛行位置との間で前記複数のティルティングファンアッセンブリを制御するように構成されている制御システムと
を含む、航空機。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記航空機は、前記1対の翼の下側に連結されている複数の支持構造体をさらに含み、前記複数のティルティングファンアッセンブリのうちの少なくとも1つは、ティルティングメカニズムを介して、前記複数の支持構造体のうちの第1の支持構造体の端部に連結されている、請求項1に記載の航空機。
【請求項3】
前記航空機は、前記1対の翼の下側に連結されている複数の支持構造体をさらに含み、前記複数のティルティングファンアッセンブリのうちのティルティングファンアッセンブリは、それぞれの支持構造体の端部に連結されている、請求項1に記載の航空機。
【請求項4】
前記複数のティルティングファンアッセンブリは、1つまたは複数のティルティングメカニズムを介して、前記1対の翼の前縁部に連結されている、請求項1に記載の航空機。
【請求項5】
少なくとも3つのティルティングファンアッセンブリが、前記1対の翼のそれぞれに連結されている、請求項1に記載の航空機。
【請求項6】
前記制御システムは、前記複数のティルティングファンアッセンブリのうちの第1のティルティングファンアッセンブリおよび第2のティルティングファンアッセンブリを互いに独立して制御するように構成可能である、請求項1に記載の航空機。
【請求項7】
前記制御システムは、前記複数のティルティングファンアッセンブリの少なくともサブセットを同時に制御するように構成可能である、請求項1に記載の航空機。
【請求項8】
前記制御システムは、前記航空機に連結されているセンサーによって受信されるフライトデータに基づいて、前記ティルティングファンアッセンブリの位置を制御するように構成可能である、請求項1に記載の航空機。
【請求項9】
前記制御システムは、前記ティルティングファンアッセンブリの位置を自動的に制御するように構成可能である、請求項1に記載の航空機。
【請求項10】
前記制御システムは、遠隔エンティティーから受信される信号に基づいて、前記ティルティングファンアッセンブリの位置を制御するように構成可能である、請求項1に記載の航空機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2020年1月31日に出願された「Aircraft with Tilting Fans」という標題の米国仮特許出願第62/968,852号について、米国特許法第119条(e)の下での利益を主張し、その開示は、すべての目的のために、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
続きを表示(約 2,700 文字)
【0002】
説明されている実施形態は、概して、垂直方向の離着陸能力を有する航空機に関する。とりわけ、実施形態は、ホバリング、移行、および巡航飛行のために制御された方式で垂直方向のおよび水平方向の推力を提供する1つまたは複数のティルティングファンアッセンブリ(tilting fan assembly)を備えた航空機を提供する。
【背景技術】
【0003】
垂直方向の離着陸能力を有する航空機は、垂直方向にホバリング、離陸、および着陸することができるようにリフトファンを必要とする。しかし、そのような航空機は、また、空中で巡航することができるように前方推力も必要とする。垂直方向に作り出される推力は、機体に揚力を提供する。水平方向に作り出される推力は、前方移動を提供する。垂直離着陸(VTOL:vertical takeoff and landing)航空機は、垂直方向推力および水平方向推力の両方を作り出すべきであり、これらの力をバランスのとれた方式で制御することができるべきである。
【発明の概要】
【0004】
さまざまな実施形態は、垂直方向の離着陸のために構成されている航空機を提供する。航空機は、胴体と、胴体の両側に連結されている1対の翼と、1対の翼に連結されている複数のリフトファンアッセンブリと、複数のティルティングファンアッセンブリと、制御システムとを含む。複数のリフトファンアッセンブリは、垂直方向の揚力を生成させるように構成されている。複数のティルティングファンアッセンブリは、垂直方向リフト位置と前方飛行位置との間で移動するように構成されている。制御システムは、垂直方向リフト位置と前方飛行位置との間で複数のティルティングファンアッセンブリを制御するように構成可能である。
【0005】
いくつかの実施形態は、垂直方向の離着陸のために構成されている航空機を提供する。航空機は、胴体と、胴体の両側に連結されている1対の翼と、垂直方向リフト位置と前方飛行位置との間で移動するように構成されている、1対の翼に連結されている複数のティルティングファンアッセンブリと、垂直方向リフト位置と前方飛行位置との間で複数のティルティングファンアッセンブリを制御するように構成可能な制御システムとを含む。複数のティルティングファンアッセンブリは、垂直方向リフト位置にあるときに、垂直方向の揚力を生成させるように構成されている。航空機は、複数のティルティングファンアッセンブリに給電するように構成されている複数のバッテリーセルを含む1つまたは複数のバッテリーユニットをさらに含む。
【0006】
実施形態は、航空機の1つまたは複数のティルティングファンアッセンブリを制御するための垂直方向の離着陸のために構成されている航空機に連結されている制御システムによって実施される方法を提供する。制御システムは、フライトインストラクションを受信し、航空機に連結されている複数のティルティングファンアッセンブリの位置を決定し、フライトインストラクションに基づいて垂直方向リフト位置と前方飛行位置との間で複数のティルティングファンアッセンブリのうちの1つまたは複数を制御し、フライトインストラクションを考慮して複数のティルティングファンアッセンブリの位置を連続的にモニタリングする。
【0007】
フライトインストラクションが離陸インストラクションまたは着陸インストラクションである場合には、制御システムは、前方飛行位置にある複数のティルティングファンアッセンブリのうちの1つまたは複数を垂直方向リフト位置へと制御する。フライトインストラクションが前方飛行インストラクションにある場合には、制御システムは、垂直方向リフト位置にある複数のティルティングファンアッセンブリのうちの1つまたは複数を前方飛行位置へと制御する。
【0008】
これらのおよび他の実施形態は、下記にさらに詳細に説明されている
【図面の簡単な説明】
【0009】
さまざまな実施形態による例示的なVTOL航空機の簡略図である。
さまざまな実施形態による、1対のティルティングファンアッセンブリが前方飛行位置にある状態のVTOL航空機の上面図、平面図、側面図、および正面図(左上隅から時計回りに開始して)である。
さまざまな実施形態による、1対のティルティングファンアッセンブリが垂直方向リフト位置にある状態のVTOL航空機の上面図、平面図、側面図、および正面図(左上隅から時計回りに開始して)である。
さまざまな実施形態による、前部ティルティングファンアッセンブリが前方飛行位置にある状態のVTOL航空機の上面図、平面図、側面図、および正面図(左上隅から時計回りに開始して)である。
さまざまな実施形態による、前部ティルティングファンアッセンブリが垂直方向リフト位置にある状態のVTOL航空機の上面図、平面図、側面図、および正面図(左上隅から時計回りに開始して)である。
さまざまな実施形態による、ティルティングファンアッセンブリが前方飛行位置にある状態のVTOL航空機の上面図、平面図、側面図、および正面図(左上隅から時計回りに開始して)である。
さまざまな実施形態による、ティルティングファンアッセンブリが垂直方向リフト位置にある状態のVTOL航空機の上面図、平面図、側面図、および正面図(左上隅から時計回りに開始して)である。
さまざまな実施形態による、垂直方向リフトと前方飛行との間の移行を通して、VTOL航空機のフライトを制御するためのプロセスの実施形態を図示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書で開示されている技法は、概して、複数のリフトファンアッセンブリおよび少なくとも1つのティルティングファンアッセンブリを備えた航空機に関する。より具体的には、本明細書で開示されている技法は、垂直方向の移動のための複数のリフトファンアッセンブリと、前方移動のために前方飛行位置と垂直方向リフト位置との間でティルトするように構成されている1つまたは複数のティルティングファンアッセンブリとを備えたVTOL航空機を提供する。方法、プロセス、システム、およびデバイスなどを含む、さまざまな本発明の実施形態が、本明細書で説明されている。
(【0011】以降は省略されています)
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