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公開番号
2025010266
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024189587,2020198132
出願日
2024-10-29,2020-11-30
発明の名称
検出装置および測定装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
5/02 20060101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】装置構成を小型化できる検出装置および測定装置を提供する。
【解決手段】本発明の検出装置は、緑色波長帯を有する第1光を発光する第1発光部と、緑色波長帯よりも高い波長帯を有する第2光を発光する第2発光部と、第1発光部から発光され、生体から射出された第1光を受光する第1受光部と、第2発光部から発光され、生体から射出された第2光を受光する第2受光部と、を備え、第1受光部は、緑色波長帯の光を選択的に透過させるバンドパスフィルターを含み、第1発光部から第1受光部までの距離は、第2発光部から第2受光部までの距離よりも短い。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
緑色波長帯を有する第1光を発光する第1発光部と、
前記緑色波長帯よりも高い波長帯を有する第2光を発光する第2発光部と、
前記第1発光部から発光され、生体から射出された前記第1光を受光する第1受光部と、
前記第2発光部から発光され、前記生体から射出された前記第2光を受光する第2受光部と、を備え、
前記第1受光部は、前記第1光を選択的に透過させるバンドパスフィルターを含み、
前記第1発光部から前記第1受光部までの距離は、前記第2発光部から前記第2受光部までの距離よりも短い
検出装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
緑色波長帯を有する第1光を発光する第1発光部と、
前記緑色波長帯よりも高い波長帯を有する第2光を発光する第2発光部と、
前記第1発光部から発光され、生体から射出された前記第1光を受光する第1受光部と、
前記第2発光部から発光され、前記生体から射出された前記第2光を受光する第2受光部と、を備え、
前記第1発光部から前記第1受光部までの距離は、前記第2発光部から前記第2受光部までの距離よりも短く、
前記第1受光部は、前記第1光を選択的に透過させるバンドパスフィルターを含んでおり、
前記第2受光部は、前記第2光を選択的に透過させるバンドパスフィルターを含まない 検出装置。
【請求項3】
前記第1受光部は、前記第1光を受光する第1センサー部と、前記第1センサー部に到達する前記第1光の入射角度を制限する第1角度制限フィルターと、を含み、
前記第2受光部は、前記第2光を受光する第2センサー部と、前記第2センサー部に到達する前記第2光の入射角度を制限する第2角度制限フィルターと、を含む
請求項1または請求項2に記載の検出装置。
【請求項4】
前記第1発光部および前記第2発光部は、第1方向に並んで配置され、
前記第1受光部および前記第2受光部は、前記第1方向と交差する第2方向に並んで配置される
請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の検出装置。
【請求項5】
第3光を発光する第3発光部をさらに備え、
前記第2発光部は、前記第2光として、赤色波長帯または近赤外波長帯の一方の波長帯の光を発光し、
前記第3発光部は、前記第3光として、赤色波長帯または近赤外波長帯の他方の波長帯の光を発光し、
前記第2受光部は、前記第3発光部から発光され、前記生体から射出された前記第3光と、前記第2光と、を受光し、
前記第1発光部から前記第1受光部までの距離は、前記第3発光部から前記第2受光部までの距離よりも短い
請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の検出装置。
【請求項6】
第3光を発光する第3発光部と、
前記第3発光部から発光され、前記生体から射出された前記第3光を受光する第3受光部と、をさらに備え、
前記第2発光部は、前記第2光として、赤色波長帯または近赤外波長帯の一方の波長帯の光を発光し、
前記第3発光部は、前記第3光として、赤色波長帯または近赤外波長帯の他方の波長帯の光を発光し、
前記第1発光部から前記第1受光部までの距離は、前記第3発光部から前記第3受光部までの距離よりも短い
請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の検出装置。
【請求項7】
前記第1発光部は、前記第1方向において、前記第2発光部および前記第3発光部の間に配置されている
請求項5または請求項6に記載の検出装置。
【請求項8】
前記第1発光部および前記第2発光部と前記第1受光部との間に設けられ、前記第1光および前記第2光の一部を遮光する遮光壁をさらに備える
請求項1から請求項7のうちのいずれか一項に記載の検出装置。
【請求項9】
請求項1から請求項8のうちのいずれか一項に記載の検出装置と、
前記検出装置による検出結果を示す検出信号から生体情報を特定する情報解析部と、を備える
測定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検出装置および測定装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
脈波等の生体情報を非侵襲で測定する各種の測定技術が従来から提案されている。例えば、下記特許文献1には、生体に光を射出する発光部と、発光部から射出され、生体で反射されることで入射する光を受光する受光部とを備える検出装置において、発光部と受光部との間に遮光部材を設置することで、発光部の光利用効率を高めるとともに受光部の迷光対策を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-061675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記検出装置では、複数の受光部間に厚みのある遮光部材を設ける必要があるため、装置構成を小型化できないという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の1つの態様によれば、緑色波長帯を有する第1光を発光する第1発光部と、前記緑色波長帯よりも高い波長帯を有する第2光を発光する第2発光部と、前記第1発光部から発光され、生体から射出された前記第1光を受光する第1受光部と、前記第2発光部から発光され、前記生体から射出された前記第2光を受光する第2受光部と、を備え、前記第1受光部は、前記第1光を選択的に透過させるバンドパスフィルターを含み、前記第1発光部から前記第1受光部までの距離は、前記第2発光部から前記第2受光部までの距離よりも短い検出装置が提供される。
【0006】
本発明の1つの態様によれば、緑色波長帯を有する第1光を発光する第1発光部と、前記緑色波長帯よりも高い波長帯を有する第2光を発光する第2発光部と、前記第1発光部から発光され、生体から射出された前記第1光を受光する第1受光部と、前記第2発光部から発光され、前記生体から射出された前記第2光を受光する第2受光部と、を備え、前記第1発光部から前記第1受光部までの距離は、前記第2発光部から前記第2受光部までの距離よりも短く、前記第1受光部は、前記第1光を選択的に透過させるバンドパスフィルターを含んでおり、前記第2受光部は、前記第2光を選択的に透過させるバンドパスフィルターを含まない検出装置が提供される。
【0007】
本発明の1つの態様によれば、上記態様の検出装置と、前記検出装置による検出結果を示す検出信号から生体情報を特定する情報解析部と、を備える測定装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る測定装置の側面図である。
測定装置の機能に着目した構成図である。
検出装置の平面図である。
図3におけるIV-IV線矢視による断面図である。
皮膚の透過スペクトルを示したグラフである。
検出装置の作用を説明するための図である。
第2実施形態の検出装置の平面図である。
図7におけるVIII-VIII線矢視による断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各図においては、各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各部材の尺度や角度を実際とは異ならせている。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の測定装置100の側面図である。図1に示される本実施形態の測定装置100は、生体の例示である被験者(例えば、人間)の生体情報を非侵襲的に測定する生体計測機器であり、被験者の身体のうち測定対象となる部位(以下「測定部位」という)Mに装着される。本実施形態の測定装置100は、筐体部1とベルト2とを備える腕時計型の携帯機器であり、測定部位(生体)Mの例示である手首に帯状のベルト2を巻回することで被験者の手首に装着可能である。本実施形態では、被験者の脈波(例えば脈拍数)および酸素飽和度(SpO2)を生体情報として例示する。脈波とは、心臓の拍動に連動した血管内の体積の時間変化を意味する。酸素飽和度とは、被験者の血液中のヘモグロビンのうち酸素と結合したヘモグロビンの割合(%)を意味し、被験者の呼吸機能を評価するための指標である。
(【0011】以降は省略されています)
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