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公開番号
2025010145
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024170464,2022173174
出願日
2024-09-30,2014-04-08
発明の名称
流体管理システム
出願人
ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド
,
BOSTON SCIENTIFIC SCIMED,INC.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
5/142 20060101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】体腔内圧力を維持する流体管理システムを提供する。
【解決手段】流体管理システム(500)は、コントローラ(545)と、コントローラによって作動されかつターゲット部位に流体流れを供給するように構成されたポンプ(546A)と、コントローラアルゴリズムを含む。コントローラのアルゴリズムは、ポンプを駆動するモータに供給され且つ測定された電流をモニタするように構成され、また、前記電流が予め決められたレベルを予め選択された時間間隔わたって超えると、ターゲット部位における医療手順を遮断するために、ポンプを自動的に不作動にするように構成される。
【選択図】図21
特許請求の範囲
【請求項1】
子宮筋腫治療システムであって、
コントローラと、
前記コントローラによって作動され、かつ患者の子宮腔までの流路を通して流体の流入を行うように構成された流入ポンプと、
前記コントローラによって作動され、かつ前記子宮腔までの流路を通して流体の流出を行うように構成された流出ポンプと、
前記コントローラによって作動されるモータ駆動式の切除デバイスと、を含み、
前記切除デバイスは、細長いントロデューサを含み、前記イントロデューサは、前記切除デバイスが子宮筋腫組織を少なくとも2gm/分の割合で除去するように構成されるように、(i)前記イントロデューサの中に位置し、かつ2.4mmよりも小さくない直径を有する組織抽出チャネルと、(ii)3.8mmよりも大きくない外径とを有し、
前記コントローラは、前記子宮腔内のターゲット圧力を維持するように、前記子宮腔内の流体圧力の信号に応答して、前記流入ポンプ及び前記流出ポンプを作動させるように構成される、子宮筋腫治療システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、流入ポンプ速度、流出ポンプ速度、及び前記子宮腔内の流体圧力の信号から構成される群から選択される少なくとも1つのパラメータに応答して、前記切除デバイスを作動させるように構成される、請求項1に記載の子宮筋腫治療システム。
【請求項3】
前記部位内の流体圧力の信号は、前記子宮腔と連通する静止流体柱に結合された圧力センサによって提供される、請求項1に記載の子宮筋腫治療システム。
【請求項4】
前記コントローラは、流入ポンプ速度、流出ポンプ速度、及び前記子宮腔内の流体圧力の信号から構成される群から選択される少なくとも1つのパラメータに応答して、流体損失信号を提供するように構成される、請求項1に記載の子宮筋腫治療システム。
【請求項5】
流体管理システムであって、
コントローラと、
前記コントローラによって作動され、かつ患者の身体内の部位への流体の流入を行うように構成された第1ポンプと、
前記コントローラによって作動され、かつ患者の身体内の前記部位からの流体の流出を行うように構成された第2ポンプと、を含み、
前記コントローラは、第1ポンプ速度、第2ポンプ速度、及び前記部位レート内のターゲット圧力から構成される群から選択される少なくとも1つの作動パラメータを提供するように構成され、
前記コントローラは、前記第1ポンプ速度が予め決められたレベルを予め選択された時間間隔にわたって超えていれば流体損失警告を与えるように構成される、流体管理システム。
【請求項6】
前記第1ポンプ速度は、切除作動モードで作動するとき、予め決められた第1のレベルで流体損失警告を与え、かつ非切除作動モードで作動するとき、予め決められた第2のレベルで流体損失警告を与える、請求項5に記載の流体管理システム。
【請求項7】
前記予め選択された時間間隔は、少なくとも1秒である、請求項6に記載の流体管理システム。
【請求項8】
前記予め選択された時間間隔は、少なくとも5秒である、請求項6に記載の流体管理システム。
【請求項9】
前記予め選択された時間間隔は、少なくとも10秒である、請求項6に記載の流体管理システム。
【請求項10】
前記コントローラは、前記第1ポンプ速度が前記予め決められたレベルを前記予め選択された時間間隔にわたって超えていれば、少なくとも1つのポンプを不作動にするように更に構成される、請求項6に記載の流体管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
〔関連出願への相互参照〕
本出願は、2013年4月8日出願の米国仮特許出願第61/809,681号(代理人整理番号41878-722.101)からの優先権を主張するものであり、その全開示は、引用によって本明細書に組み込まれている。
続きを表示(約 2,000 文字)
【0002】
本発明は、例えば、子宮筋腫及びポリープのような異常な子宮組織の切除及び抽出を可能にするために子宮腔を膨張させる際に使用するための外科的流体管理システム及び方法に関する。
【背景技術】
【0003】
子宮筋腫は、子宮の壁で発育する非がん腫瘍である。そのような子宮筋腫は、女性人口の大きい割合で生じ、一部の研究は、全女性の40パーセントまでが子宮筋腫を有することを示している。子宮筋腫は、時間と共に成長して直径が数センチメートルになる可能性があり、症状は、月経過多、生殖機能障害、骨盤圧、及び疼痛を含む可能性がある。
【0004】
子宮筋腫の1つの現在の治療は、子宮鏡の作業チャネルを通した切除器具の挿入と共に子宮鏡を用いた子宮への経頸管的アクセスを伴う子宮鏡切除又は筋腫摘出である。切除器具は、機械的組織カッター又は切断ループのような電気手術切除デバイスである場合がある。機械的切断デバイスは、特許文献1~4に開示されている。電気手術切除デバイスは、特許文献5に開示されている。
【0005】
筋腫摘出又は子宮鏡切除では、手順の初期段階は、子宮鏡を通して見るのを補助するための作業空間を生成する子宮腔の膨張を含む。弛緩状態では、子宮腔は潰れており、子宮壁は、互いに接触している。流体管理システムを使用して子宮を膨張させ、十分な加圧下で流体を子宮鏡内の通路を通して投与して子宮腔を拡張又は膨張させる作業空間を提供する。子宮を膨張させるのに使用する流体は、典型的には、生理食塩水又は糖ベースの水溶液のような液体水溶液である。
【0006】
一部のRF電気手術切除手順では、膨張流体は、RF電流伝達を制限するために非導電性水溶液である。
【0007】
1つの特定の懸念は、流体管理システムが、典型的に100mmHgまで又はそれよりも高い加圧下で流体を投与し、これが、膨張流体が子宮腔に露出された切断血管によって取込まれる場合があるという重大な危険をもたらすという事実である。そのような不要な流体の取込みは、重篤な合併症及び死亡にさえ至る可能性がある血管内異物侵入として公知である。この理由により、流体管理システムは、典型的には、子宮腔を通って流れる膨張流体を捕捉、収集、かつ計量する複雑なシステムを使用して手順中に継続的に患者の流体の取込みをモニタするように開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
米国特許第7,226,459号明細書
米国特許第6,032,673号明細書
米国特許第5,730,752号明細書
米国公開特許出願第2009/0270898号明細書
米国特許第5,906,615号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
子宮鏡切除は子宮筋腫を除去するのに有効である可能性があるが、多くの市販の器具は、直径が大き過ぎ、従って、手術室環境において麻酔を必要とする。従来の切除内視鏡は、約9mmまでの頸部直径を必要とする。必要なものは、小直径の子宮鏡を通して子宮筋腫組織を効果的に切除して除去することができるシステムである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1の態様において、子宮筋腫治療システムは、コントローラと、コントローラによって作動され、かつ患者の子宮腔までの流路を通して流体の流入を行うように構成された流入ポンプと、コントローラによって作動され、かつ子宮腔までの流路を通して流体の流出を行うように構成された流出ポンプと、コントローラによって作動するモータ駆動式切除デバイスとを含む。切除デバイスは、2.4mmよりも小さくない直径でそこに組織抽出チャネルを有する細長いントロデューサ部材と、3.8mmよりも大きくない直径を有する外側スリーブとを含む。更に、切除デバイスは、少なくとも2gm/分の割合で子宮筋腫組織を除去するようになっている。一変形例では、コントローラは、上述のように、子宮腔内の流体圧力の信号に応答して、流入ポンプ及び流出ポンプを作動させ、かつターゲット圧力を維持するように構成することができる。これに加えて、流体圧力の信号は、子宮腔と連通する静止流体柱に結合された圧力センサによって提供することができる。別の変形例では、コントローラは、以下で更に説明するように、流入ポンプ速度、流出ポンプ速度、及び子宮腔内の流体圧力の信号から構成される群から選択される少なくとも1つのパラメータに応答して、切除デバイスを作動するように構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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