TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025010143
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024168954,2023521780
出願日
2024-09-27,2021-10-08
発明の名称
インターフェース患者用の可撓性フレームを有する湿熱交換器
出願人
レスメド・プロプライエタリー・リミテッド
代理人
個人
,
個人
主分類
A61M
16/06 20060101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】向上した快適性、コスト、有効性、使い易さ及び製造可能性の1つ以上を有する、呼吸障害のスクリーニング、診断、監視、改善、治療又は予防のための医療デバイスを提供すること。
【解決手段】治療圧力まで加圧可能な、2つのプレナムチャンバコネクタを含むプレナムチャンバと、患者の顔面の領域とシールするよう構成されたシール形成構造と、プレナムチャンバコネクタの対応する1つに接続される2つの導管を含む位置付けおよび安定化構造と、呼吸サイクル全体を通じて患者がプレナムチャンバから呼息したガスを周囲に連続的に流すことができる複数の換気穴を有する換気アセンブリと、HMXフレームと、プレナムチャンバコネクタからプレナムチャンバに入る空気流れが患者の気道に入る前にこの材料を通過するようにHMXフレームによって支持された材料とを含む湿熱交換器(HMX)アセンブリと、を含む患者インターフェースを提供する。
【選択図】図57
特許請求の範囲
【請求項1】
患者インターフェースであって、
患者による呼吸のために治療圧力の空気流れによって周囲空気圧力よりも少なくとも4cmH
2
O高い治療圧力に加圧可能なプレナムチャンバであって、前記プレナムチャンバは、前記治療圧力の空気流れを受容するように構成されたプレナムチャンバ開口部をさらに含むプレナムチャンバと、
前記プレナムチャンバに接続されたシール形成構造であって、前記シール形成構造は、患者の気道入口を少なくとも部分的に包囲する患者の顔面領域をシールするように構築および配置され、使用中に少なくとも患者の鼻孔に治療圧力の空気流れを送達するための孔を有し、使用時に患者の呼吸サイクル全体を通じて前記プレナムチャンバ内の治療圧力を維持するように構築および配置された、シール形成構造と、
前記シール形成構造を患者の頭部上の治療的に有効な位置において保持するように構成されたタイを備える、位置付けおよび安定化構造と、
前記プレナムチャンバに接続され、複数の換気穴を有する換気アセンブリであって、前記複数の換気穴は、患者の呼吸サイクル全体を通じて、患者が前記プレナムチャンバから呼息したガスを周囲に連続的に流すことを可能にするように構成され、使用時に前記プレナムチャンバ内の治療圧力を維持するようなサイズおよび形状にされた、換気アセンブリと、
前記換気アセンブリに接続された湿熱交換器(HMX)アセンブリであって、前記HMXアセンブリは、HMXフレームと、前記HMXフレームに配置された材料と、を含み、前記材料は、患者の呼息ガスから水蒸気を吸着し、治療圧力の空気流れに水蒸気を脱着するように構成され、前記材料は、前記プレナムチャンバに入る治療圧力の空気流れの少なくとも一部が患者の気道に入る前に前記材料を通過するように前記プレナムチャンバ内で前記HMXフレームによって支持され、前記HMXフレームは可撓性材料で構成されている、湿熱交換器(HMX)アセンブリと、
を含み、
前記患者インターフェースは、患者の口を露出させたままにするように構成され、あるいは、前記シール形成構造が患者の鼻および口の周囲をシールするように構成された場合、前記患者インターフェースは、治療圧力の空気流れがない場合、患者が環境から呼吸することを可能にするように構成される、患者インターフェース。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記材料は発泡体または紙をさらに含む請求項1に記載の患者インターフェース。
【請求項3】
前記材料は、前記材料の表面に塗布された塩をさらに含む請求項1又は2に記載の患者インターフェース。
【請求項4】
前記材料は前記HMXフレームから取り外し可能である請求項1から3のいずれか1項に記載の患者インターフェース。
【請求項5】
前記材料は前記HMXフレームに永久的に取り付けられている請求項1から3のいずれか1項に記載の患者インターフェース。
【請求項6】
前記材料は、接着剤、前記HMXフレームを前記材料にオーバーモールドすること、および前記材料を前記HMXフレームに保持するための保持器の1つ以上によって前記HMXフレームに取り付けられる請求項1から3のいずれか1項に記載の患者インターフェース。
【請求項7】
前記HMXアセンブリは前記プレナムチャンバ内から取り外し可能である請求項1から5のいずれか1項に記載の患者インターフェース。
【請求項8】
前記換気アセンブリは前記プレナムチャンバに取り外し可能に接続されている請求項1から7のいずれか1項に記載の患者インターフェース。
【請求項9】
前記換気アセンブリと前記HMXアセンブリは一体として前記プレナムチャンバから取り外し可能である請求項1から8のいずれか1項に記載の患者インターフェース。
【請求項10】
前記HMXアセンブリは前記換気アセンブリから取り外し可能である請求項1から9のいずれか1項に記載の患者インターフェース。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
1.関連出願の相互参照
本特許文書の開示の一部は、著作権保護が与えられる内容を含む。著作権所有者は、何者かが本特許文書又は本特許開示をファックスにより再生しても、特許庁の特許ファイル又は記録に記載されるものであれば目的のものであれば異論はないが、その他の目的については全ての著作権を保持する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【0002】
2.技術の背景
2.1技術の分野
本出願は、2020年10月9日に提出されたオーストラリア仮出願2020903663号の優先権を主張しており、その内容は引用によりここに組み込まれている。
【0003】
本技術は、呼吸関連障害のスクリーニング、診断、監視、治療、予防及び改善のうちの1つ以上に関する。本技術はまた、医療デバイス又は装置、及びその使用に関する。
【背景技術】
【0004】
2.2.関連技術の説明
2.2.1ヒトの呼吸器系及びその障害
身体の呼吸器系は、ガス交換を促進させる。鼻孔および口は、患者の気道への入口である。
【0005】
これらの気道は、一連の枝管を含み、これらの枝管は、肺の奥深くに進むほど狭く、短くかつ多数になる。肺の主な機能は、ガス交換することであり、それにより、酸素が吸入空気から静脈血中へと移動できるとともに、二酸化炭素が反対方向へ移動できる。気管は、右及び左の主気管支に分かれ、これらの主気管支は更に分かれて、最終的に終末細気管支となる。気管支は、誘導気道を構成するものであり、ガス交換には関与しない。気道が更に分割されると呼吸細気管支となり、最終的には肺胞となる。肺の胞状の領域においてガス交換が行われ、この領域を呼吸ゾーンと呼ぶ。これについては、2012年に出版されたJohn B.West、Lippincott Williams&Wilkinsによる「Respiratory Physiology」第9版を参照されたい。
【0006】
様々な呼吸障害が存在する。特定の障害は、特定の発症(例えば、無呼吸、呼吸低下及び過呼吸)によって特徴付けられ得る。
【0007】
呼吸障害の例としては、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)、チェーン・ストークス呼吸(CSR)、呼吸不全、肥満過換気症候群(OHS)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、神経筋疾患(NMD)および胸壁障害が挙げられる。
【0008】
睡眠呼吸障害(SDB)の一形態である閉塞性睡眠無呼吸(OSA)は、睡眠中の上部気道の閉塞または閉鎖を含む事象によって特徴付けられる。これは異常に小さい上気道と、舌の領域の筋緊張の通常の喪失、睡眠時の軟口蓋及び後口咽頭壁の正常損失の組み合わせの結果である。このような病状に起因して、罹患患者は、一般に30~120秒の持続期間にわたって、ときには晩ごとに200~300回呼吸を停止する。その結果、日中の眠気が過度になる場合が多く、心血管疾患及び脳損傷の原因になり得る。この症候群は一般的な障害であり、特に中年の過体重の男性に多いが、患者に自覚症状はない。Sullivanの米国特許第4,944,310号を参照。
【0009】
このような疾病を治療又は改善するために、一定範囲の治療が用いられている。更に、他の点では健常人も、呼吸不全の予防のためにこのような治療を有利に利用することができる。しかし、これらにおいては、複数の欠陥がある。
【0010】
2.2.2治療
多様な呼吸治療(例えば、持続的気道陽圧(Continuous Positive Airway Pressure、CPAP)治療、非侵襲的換気(Non-invasive ventilation、NIV)、侵襲的換気(Invasive ventilation、IV)、及び高流量治療(High Flow Therapy、HFT)が上記の呼吸障害の1つ以上の治療のために用いられている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
歯茎みが品
9日前
個人
錠剤撒き器
5か月前
個人
歯の掃除具
2か月前
個人
男性用下着
6か月前
個人
導電香
2日前
個人
身体牽引装置
3か月前
個人
塗り薬塗り具
1か月前
個人
乗馬テラピー
3か月前
個人
片足歩行支援具
17日前
個人
発熱器具
2か月前
個人
染毛方法
2か月前
個人
収納容器
1か月前
個人
クリップ
16日前
個人
健康器具
1か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
5か月前
個人
鼻腔拡張具
5か月前
個人
磁器治療器
3か月前
個人
眼科診療車
24日前
株式会社コロナ
脱臭機
5か月前
個人
動体視力強化装置
3か月前
個人
除菌システム
17日前
個人
避難困難者救出台車
24日前
東レ株式会社
吸収制御剤
2か月前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
5か月前
株式会社コーセー
化粧料
17日前
株式会社ナカニシ
生検針
3か月前
株式会社コーセー
美爪料
17日前
個人
血管硬化度算出方法
3か月前
東レ株式会社
下肢着用具
3か月前
株式会社 MTG
浴用剤
3日前
個人
尿バッグカバー
3日前
株式会社ニデック
眼科装置
4か月前
株式会社ファンケル
化粧料
4か月前
大正製薬株式会社
内服液剤
3か月前
株式会社ニデック
眼科装置
4か月前
株式会社ニデック
眼科装置
16日前
続きを見る
他の特許を見る