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公開番号
2025009879
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024089040
出願日
2024-05-31
発明の名称
カメラ用のシャッターレリーズとカメラ
出願人
ライカ カメラ アクチエンゲゼルシヤフト
,
Leica Camera AG
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
9/08 20210101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】カメラに対する拡張された制御機能を提供する、カメラ用のシャッターレリーズを提供する。
【解決手段】基体12と、静止位置と終端位置の間の調整経路に沿って移動可能に基体に支承された操作要素14と、静止位置の方向に操作要素を付勢するバネ要素16と、基体に対する操作要素の相対位置の尺度である出力信号を生成するために構成された磁場センサ22と、磁場センサから出力信号を受信するために構成された、磁場センサに接続された評価ユニット30を有する、カメラ用のシャッターレリーズ10において、評価ユニットが、更に、受信した出力信号の連続に基づいて、基体に対する操作要素の相対速度及び/又は相対加速度を特定するために構成されているシャッタレリーズ。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基体(12)と、静止位置と終端位置の間の調整経路に沿って移動可能に基体(12)に支承された操作要素(14)と、静止位置の方向に操作要素(14)を付勢するバネ要素(16)と、基体(12)に対する操作要素(14)の相対位置の尺度である出力信号を生成するために構成された磁場センサ装置(22)と、磁場センサ配置(22)から出力信号を受信するために構成された、磁場センサ配置(22)に接続された評価ユニット(30)を有する、カメラ用のシャッターレリーズ(10)において、
評価ユニット(30)が、更に、受信した出力信号の連続に基づいて、基体(12)に対する操作要素(14)の相対速度及び/又は相対加速度を特定するために構成されていること、を特徴とするシャッターレリーズ(10)。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
評価ユニット(30)が、少なくとも1つのそれぞれの相対位置、少なくとも1つのそれぞれの相対速度及び/又は少なくとも1つのそれぞれの相対加速度に関するそれぞれの値又は値範囲を示す少なくとも1つのそれぞれの制御信号を出力するために構成されていること、を特徴とする請求項1に記載のシャッターレリーズ(10)。
【請求項3】
磁場センサ装置(22)が、操作要素(14)に配置された永久磁石(18)と、基体(12)に配置された少なくとも1つ、好適には2つの磁場センサ(22)を有すること、を特徴とする請求項1又は2に記載のシャッターレリーズ(10)。
【請求項4】
少なくとも1つの磁場センサ(22)が、磁気抵抗磁場センサ(22)であること、を特徴とする請求項3に記載のシャッターレリーズ(10)。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1つに記載のシャッターレリーズ(10)を有するカメラであって、カメラが、複数の操作モードを備え、評価ユニット(30)が、少なくとも1つのそれぞれの相対位置、少なくとも1つのそれぞれの相対速度及び/又は少なくとも1つのそれぞれの相対加速度に関するそれぞれの値又は値範囲を示す少なくとも1つのそれぞれの制御命令を出力するために構成され、カメラが、制御命令に依存してそれぞれの操作モードで操作されること、を特徴とするカメラ。
【請求項6】
複数の操作モードが、少なくとも1つの二次操作モードと、少なくとも1つの記録操作モードを含み、二次操作モードが、カメラのピント合わせと、少なくとも1つの露出パラメータの決定を含む操作モード群から選択され、記録操作モードが、単画像の記録、画像シリーズの記録及び画像シーケンスの記録を含む操作モード群から選択され、
操作要素(14)が静止位置から第1の相対位置に移動され、第1の相対位置に到達する前に、特定された速度又は特定された加速度が所定の閾値を上回らないと、シャッターレリーズ(10)が、二次操作モードを起動する第1の制御命令を出力し、
操作要素(14)が静止位置から移動され、第1の相対位置に到達する前に、特定された速度又は特定された加速度が所定の閾値を上回ると、シャッターレリーズ(10)が、記録操作モードを即座に起動する第2の制御命令を出力すること、を特徴とする請求項5に記載のカメラ。
【請求項7】
複数の操作モードは、少なくとも、カメラが継続的にそれぞれの画像を記録するシリーズ画像記録操作モードと、最後に記録した画像がメモリーに伝送されるメモリー操作モードを含み、
操作要素(14)が静止位置から第1の相対位置に移動されると、シャッターレリーズ(10)が、シリーズ画像記録操作モードを起動する第3の制御命令を出力し、
操作要素(14)が第1の相対位置から第2の相対位置に移動されると、シャッターレリーズ(10)が、メモリー操作モードを起動する第4の制御命令を出力すること、を特徴とする請求項5又は6に記載のカメラ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基体と、静止位置と終端位置の間の調整経路に沿って移動可能に基体に支承された操作要素と、静止位置の方向に操作要素を付勢するバネ要素と、基体に対する操作要素の相対位置の尺度である出力信号を生成するために構成された磁場センサ装置と、磁場センサ配置から出力信号を受信するために構成された、磁場センサ配置に接続された評価ユニットを有する、カメラ用のシャッターレリーズに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的なシャッターレリーズは、例えば欧州特許第1845542号明細書に開示されている。そこに示されたシャッターレリーズの場合、基材からのプッシュボタンの距離を特定するために、プッシュボタンに配置された磁気要素によって生成される磁場の強度が、磁電変換器によって検出される。このようにして、休止位置以外に、第1及び第2の段を規定し得る多段シャッターレリーズを実現することができる。例えば、第1段-例えばプッシュボタンが半押しした場合-では、カメラのフォーカス機能を、また、第2段-例えばプッシュボタンが全押しされた場合-では、カメラの画像記録のためのレリーズ機能を、起動することができる。
【0003】
しかしながら、このような従来のシャッターレリーズでは、限られた数の異なるカメラ機能しか制御することができない。評価される中間位置の数を増やすことによって、可能な機能の数を増やすことも考えられる。しかしながら、これは、誤操作のリスクを伴うが、それは、評価される位置が互いに非常に近くに位置し、ユーザにとって確実な区別がもはや可能でないことが多いからである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
欧州特許第1845542号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、カメラに対する拡張された制御機能を提供する、カメラ用のシャッターレリーズを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題の解決は、請求項1の特徴を有するシャッターレリーズによって行なわれる。本発明によるシャッターレリーズの場合、評価ユニットが、更に、受信した出力信号の連続に基づいて、基体に対する操作要素の相対速度及び/又は相対加速度を特定するために構成されていること、が企図されている。
【0007】
本発明によるシャッターレリーズの場合、作動要素は、ユーザがバネ要素の付勢力に抗して操作要素に力を加えることによって、静止位置から終端位置の方向に移動させることができる。出力信号は、磁場センサ装置によって、連続的に又は時間間隔を置いて提供することができる。例えば、連続的な提供の場合は、評価ユニット内で、出力信号の走査を行ない得る。相応に、受信した出力信号の連続は、異なる時点で受信した又は走査した出力信号の連続である。操作要素の操作速度を特定するため、前記連続は、異なる時点で特定された少なくとも2つの出力信号を含まなければならない。しかしながら、好適には、操作要素の速度は、精度を高めるため、2つより多くの出力信号から特定される。次いで、相対速度は、直接的に出力信号の連続に基づいて、又は、間接的に、即ち、例えば、前記連続のそれぞれの出力信号に基づいて、関連する相対位置が最初に決定される中間ステップによって、特定することができ、当然、両場合で、それぞれの出力信号の生成の間に経過した時間が考慮される。
【0008】
操作要素の相対加速度の選択的又は付加的な特定により、操作要素の別の移動特性を評価することができる。相対加速度は、直接的に出力信号に基づいて、又は、間接的に出力信号から特定される相対位置又は相対速度の複数のそれぞれの値に基づいて特定することができる。従って、最も単純な場合では、加速特定を実行すべき出力信号の連続は、少なくとも3つの出力信号を含んでいなければならない。相対速度に基づく間接的な加速度特定の場合、少なくとも2つの速度値が必要である。
【0009】
従って、本発明によるシャッターレリーズは、カメラに対する制御命令の出力用の基礎としての相対位置の可能な直接的な評価以外に、特定された相対スピード及び/又は相対加速度に基づくカメラ用の1つ又は複数の別の制御命令を提供する可能性も付加的に提供する。これにより、本発明によるシャッターレリーズを備えるカメラは、より多様に利用することができる。
【0010】
模範的な適用は、例えば、速度が、カメラのレリーズプロセス、即ち本来の画像記録を加速させるために利用されることにあり得る。従って、冒頭で模範的に説明した従来のシャッターレリーズの場合、シャッターレリーズの半押し時に最初にフォーカスプロセスが開始され、シャッターレリーズの全押し時に初めて本来の画像が記録される。これは、画像リリースの遅延を生じさせることがあり、これは、特に、動いている被写体の自発的なスナップショットを記録する場合に有害となり得るが、それは、被写体が、この遅延に基づいて、もはや捕捉されないか、又は少なくとも所望の位置ではもはや捕捉されない可能性があるからである。一方、本発明によるシャッターレリーズによれば、ユーザは、シャッターレリーズの比較的迅速な操作-操作要素がより高い速度に達する-によって、例えば、フォーカスプロセスが、スキップされるか、本来のレリーズ位置に達する前に既にレリーズされる、加速されたレリーズを惹起し、これにより、より早い時点-レリーズプロセスの開始からカウントされる-で、本来の画像記録を開始する選択肢を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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