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公開番号2025009878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024088909
出願日2024-05-31
発明の名称換気スリーブ
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人弁理士法人アイミー国際特許事務所
主分類E04B 1/94 20060101AFI20250109BHJP(建築物)
要約【課題】小屋裏空間の換気を効率的に行うことができる換気スリーブを提供すること。
【解決手段】換気スリーブ(5)は、建物の天井裏空間を仕切る梁(2)を貫通する貫通孔(24)に配置されるものである。換気スリーブ(5)は、貫通孔(24)内に配置され、貫通孔(24)を貫通する円筒形状の筒状耐火被覆材(50)と、筒状耐火被覆材(50)の内周面に配置される、円筒形状の芯部材(60)とを備える。芯部材(60)は、筒状耐火被覆材(50)に当接する内側領域(61)と、内側領域(61)から両方向に延び、筒状耐火被覆材(50)に当接しない外側領域(62)とを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
建物の天井裏空間を仕切る梁を貫通する貫通孔に配置される換気スリーブであって、
前記貫通孔内に配置され、前記貫通孔を貫通する円筒形状の筒状耐火被覆材と、
前記筒状耐火被覆材の内周面に配置される、円筒形状の芯部材とを備え、
前記芯部材は、前記筒状耐火被覆材に当接する内側領域と、前記内側領域から軸方向両側方に延び、前記筒状耐火被覆材に当接しない外側領域とを含む、換気スリーブ。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記外側領域は、少なくとも上方に向かって開口する開口部が設けられる、請求項1に記載の換気スリーブ。
【請求項3】
前記開口部は、複数設けられる、請求項2に記載の換気スリーブ。
【請求項4】
前記芯部材は、前記筒状耐火被覆材の内周面から取り出した状態において、板形状である、請求項1または2に記載の換気スリーブ。
【請求項5】
前記芯部材は、一方端に設けられる差し込み部と、一方端から離れた他方端に設けられ、前記差し込み部を受け入れる受け入れ部とを含み、
前記差し込み部が前記受け入れ部に差し込まれることで、円筒形状に形成される、請求項4に記載の換気スリーブ。
【請求項6】
前記天井裏空間には、前記梁間を連結する水平ブレースが設けられており、
前記開口部は、前記水平ブレースが通過している、請求項2に記載の換気スリーブ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、換気スリーブに関し、特に建物の天井裏空間を仕切る梁を貫通する貫通孔に配置される換気スリーブに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、陸屋根の戸建て住宅または集合住宅などの建物において、小屋裏換気を行う場合、梁の上下には換気経路を設けるスペースがないため、梁に貫通孔を設けて梁区画間の換気経路を確保するようにしている。
【0003】
また、建物が耐火仕様である場合、梁を耐火被覆材で覆い、梁の貫通孔を耐火被覆材で覆う必要がある。このような技術を開示するものとして、たとえば特許文献1(特開2007-198029号公報)が知られている。特許文献1には、梁を耐火被覆材で覆うとともに、梁の貫通孔を耐火被覆材で覆う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-198029号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1では、梁の貫通孔の内周面を耐火被覆材で覆う際に、耐火被覆材を丸めて貫通孔内に挿入している。しかし、耐火被覆材は、繊維系の材料で形成されるため、材質のばらつきが大きく、所定の内径を確保できない可能性がある。
【0006】
また、一般的に、建物の天井裏空間において、天井板裏面に小屋裏断熱材が貼り付けられている。小屋裏断熱材は、梁の区画間毎に配置されるものであり、梁の貫通孔に配置される耐火被覆材の開口を覆うおそれがある。
【0007】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、小屋裏空間の換気を効率的に行うことができる換気スリーブを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明のある局面に従う換気スリーブは、建物の天井裏空間を仕切る梁を貫通する貫通孔に配置される換気スリーブであって、貫通孔内に配置され、貫通孔を貫通する円筒形状の筒状耐火被覆材と、筒状耐火被覆材の内周面に配置される、円筒形状の芯部材とを備え、芯部材は、筒状耐火被覆材に当接する内側領域と、内側領域から軸方向両側方に延び、筒状耐火被覆材に当接しない外側領域とを含む。
【0009】
好ましくは、外側領域は、上方に向かって開口する開口部が設けられる。
【0010】
好ましくは、開口部は、複数設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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