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公開番号
2025009844
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024074783
出願日
2024-05-02
発明の名称
多波長レーザー照射装置及び照射方法
出願人
ウォンテック カンパニー リミテッド
,
WONTECH Co., Ltd.
代理人
TRY国際弁理士法人
主分類
A61N
5/067 20060101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】冷却ガスの圧力を制御する多波長レーザー照射装置及び照射方法を提供する。
【解決手段】レーザーを発生させるレーザー発生部と、第1電源部の電力を受けて動作する温度調節部と、第1電源部の電力を受けて動作する冷却部とを含む、レーザー発生部でレーザーを発生させる際に、レーザー出力効率を高めるための適切な温度を維持するための温度調節部及び第1電源部の電力を受けて動作し、ユーザーの皮膚に冷却ガスを照射するための冷却部を含めて構成し、前記レーザー発生部は、それぞれ異なる波長のレーザーを出力する第1レーザー発生部と第2レーザー発生部で構成され、前記温度調節部は、第1レーザー発生部の温度を制御する第1温度調節部と第2レーザー発生部の温度を制御する第2温度調節部を含めて構成されている
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
全体的な制御及び動作が行われる本体、
本体の制御によって動作し、本体と有線で接続されるハンドピース、及び
ハンドピースの一方の側面に結合可能なチップを含めて構成され、
前記本体は、全体的な動作を可能にする第1電源部と、
第1電源部の電力を受けて動作し、ユーザー及び施術者に施術詳細画面及び施術詳細設定制御画面を提供するディスプレイ部と、
前記第1電源部の電力を受けて動作し、ディスプレイ部の施術詳細設定値に応じて全体的な動作を制御する制御部と、
前記第1電源部の電力を受けて制御部の制御に従って動作し、レーザーを発生させるレーザー発生部と、
第1電源部の電力を受けて動作し、レーザー発生部でレーザーを発生する際、レーザー出力効率を高めるための適切な温度を維持するための温度調節部とを有し、
第1電源部の電力を受けて動作し、ユーザーの皮膚に冷却ガスを照射するための冷却部を含めて構成しており、
前記レーザー発生部は、それぞれ異なる波長のレーザーを出力する第1レーザー発生器と第2レーザー発生器で構成されており、
前記温度調節部は、第1レーザー発生器の温度を制御する第1温度調節部と、第2レーザー発生器の温度を制御する第2温度調節部とを含んで構成されていることを特徴とする多波長レーザー照射装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第1レーザー発生器は、720nmから780nmの波長のレーザーを生成し、第2レーザー発生器では、955nmから1100nmの波長のレーザーを生成することを特徴とする、請求項1に記載の多波長レーザー照射装置。
【請求項3】
前記第1レーザー発生器と第2レーザー発生器は、
複数のランプ、
ランプから発生した光を吸収する利得媒質、及び
利得媒質に光を共振させるために、利得媒質の水平両端に対向する構造で一対のミラーからなる反射部をそれぞれさらに含んで構成していることを特徴とする、請求項1に記載の多波長レーザー照射装置。
【請求項4】
前記第1レーザー発生器の一方のミラーは少なくとも97%以上の反射率を有し、他方のミラーは78%~83%の反射率を有することを特徴とする、請求項3に記載の多波長レーザー照射装置。
【請求項5】
前記第2レーザー発生器の一方のミラーは少なくとも97%以上の反射率を有し、他方のミラーは38%~43%の反射率を有することを特徴とする、請求項3に記載の多波長レーザー照射装置。
【請求項6】
前記反射部に代えて、利得媒質の両端を前記と同じ反射率を反映してコーティングして使用することを特徴とする、請求項3に記載の多波長レーザー照射装置。
【請求項7】
前記第1温度調節部は、第1レーザー発生器のランプと利得媒質の温度を適正な温度に維持するために、第1レーザー発生器内部を管を介して循環する第1冷却水チャンバー、
第1冷却水チャンバーの温度を上昇させる第1ヒーティング部、及び
第1冷却水室の温度を下げる第1冷却ファンを含めて構成しており、
前記第2温度調節部は、第2レーザー発生器のランプと利得媒質の温度を適正温度に維持するために、第2レーザー発生器内部を管を通して循環する第2冷却水チャンバー、
前記第2冷却水チャンバーの温度を上昇させる第2ヒーティング部、及び
前記第2冷却水チャンバーの温度を低下させる第2冷却ファンをさらに含んで構成されることを特徴とする、請求項1に記載の多波長レーザー照射装置。
【請求項8】
前記冷却部は、本体内部に取り付けられ、ガス缶が挿入されるガス缶カバー、
ガス缶カバーの下部に結合され、ガス缶のガスが流れる流路として使用される第1ホース、
ガス缶カバーの下部に結合されており、第1電源部の電力で動作し、ガス缶カバー内にガス缶が挿入されているかどうかを確認する第1圧力センサ、
第1ホースの一側と結合しており、冷却ガスを保持しているチャンバー、
ガス缶カバーとチャンバーとの間に位置する第1ホースの両端を除く中央部にガス出力を制御し、第1電源部の電力と制御部の制御で動作する第1開閉バルブ、
チャンバーの上段一側に結合されており、ガスの有無を検知し、第1電源部の電力と制御部の制御で動作する第1レベルセンサ、
チャンバーの下段一側に結合されており、ガスの有無を検知し、第1電源部の電力と制御部の制御で動作する第2レベルセンサ、
チャンバーの一側面に結合されており、チャンバー内のガスを外部に排出する排出口、
チャンバー内のガスを外部に排出させるために排出口を開閉し、第1電源部の電力と制御部の制御で動作する第2開閉バルブ、
チャンバー内の中央下段に結合されており、チャンバー内のガスの有無を確認する第2圧力センサ、及び
前記チャンバーとハンドピースを接続し、冷却ガスの流路として使用される第2ホースをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の多波長レーザー照射装置。
【請求項9】
前記ハンドピースは、前記ハンドピースの一方の端部に設けられ、分散するレーザービームを平行に補正する補正レンズをさらに含んで構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の多波長レーザー照射装置。
【請求項10】
前記チップは、本体で生成されたレーザーを出力する際に、予め設定されたレーザー出力スポットサイズで出力するためのレンズ部をさらに含んで構成されることを特徴とする、請求項1に記載の多波長レーザー照射装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザー照射装置に関し、より詳細には、多波長のレーザーを同時に照射する多波長レーザー照射装置及び照射方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
可視光線および赤外線スペクトル領域内の電磁放射線の使用は、産業、医療および研究の多くの分野で一般的な技術となっている。例えば、そのような放射線は、皮膚科の分野でますます重要になっている。多くの場合、レーザー供給源が、必要な波長で所望の放射線レベルを発生させるために使用される。
【0003】
血管病変または色素沈着病変の治療、毛髪除去および皮膚剥離などの皮膚科用途に一般的に使用される多くのレーザーがある。選択的光熱溶解の原理は、多くのレーザー治療の基礎であり、静脈瘤、火炎状母斑、その他の混濁性血管病変、および入れ墨を含む色素沈着病変などの多くの状態を治療するために使用される。ターゲット構造を含む真皮および表皮層は、通常、レーザーまたは閃光ランプからの光で照射される。このような光の波長は、そのエネルギーが構造体内に優先的または選択的に吸収されるように選択される。これは、構成蛋白質が変性したり、色素粒子が拡散する点まで温度を上昇させる目的で、局所的な加熱を生成する。
【0004】
対象者の皮膚に様々な波長のレーザーを照射して皮膚の状態を改善しようとする皮膚治療装置が公知である。
【0005】
このような皮膚トリートメント装置で使用するレーザーの例としては、1064nm、755nm波長のレーザーを挙げることができる。1064nm波長のレーザーは、真皮血管に作用し、皮膚の色に関係なく除毛、皮膚再生効果を見ることができる。すなわち、このような1064nm波長のレーザーは、皮膚の浸透深度が深く、オキシヘモグロビン(Oxyhemoglobin)吸収度が高いため、真皮血管治療に有用である。また、1064nm波長のレーザーはメラニン吸収度が高くないので、皮膚の色が黒い対象者にも優れた除毛効果を得ることができる。また、1064nm波長のレーザーは浸透深度が深いだけでなく、吸収度が高いため、真皮層内のコラーゲンを刺激することになる。これにより、小じわ改善、皮膚再生効果が高い。
【0006】
755nm波長のレーザーは表皮のホワイトニング効果があり、皮膚色が明るい対象者において高い除毛効果を示す。つまり、755nm波長のレーザーは、浸透深度が1064nm波長のレーザーより少し浅いが、メラニン吸収度が高いため、1064nm波長のレーザーより除毛効果が優れている。しかし、メラニン吸収度が高いという理由から、皮膚色タイプに制限がある。皮膚が黒い対象者は、皮膚が先にエネルギーを吸収して皮膚にダメージを与えるため、皮膚の色が黒い対象者には使用できない。一方、755nm波長のレーザーはメラニン吸収度が高いため、皮膚色を明るくする美白効果がある。
【0007】
前記の1064nm、755nm波長のレーザーを組み合わせて対象者に処置すれば、皮膚浸透深度別、皮膚色別に対応して血管治療、除毛、美白効果を向上させることができる。このような理由から、近年のレーザーを用いた皮膚トリートメント装置は、少なくとも2つ以上の波長のレーザーを同時にまたは交互に照射できるように実装されている。
【0008】
このとき、異なる波長のレーザーの出力効率を高めるために、レーザー発生装置の温度を繊細に制御する必要があり、また、レーザーが照射され、痛みを和らげるために冷却ガスを照射するが、このとき、冷却ガスを正常に照射するために、内部冷却ガス出力構造に対する内部圧力制御が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
前記のような問題を解決するための本発明の目的は、1064nm波長のレーザーと755nm波長のレーザーを同時または交互に照射するが、レーザー出力の最大効率のために冷/温水を利用してレーザー共振器内部の温度を制御し、レーザーを出力した後、痛みを緩和させるための冷却ガスを出力する際に、冷却ガスの出力のための製品内部のガス流路内の圧力を制御する多波長レーザー照射装置及び照射方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成するための本発明の多波長レーザー照射装置及び照射方法は、全体的な制御及び動作が行われる本体、本体の制御により動作し、本体と有線接続されるハンドピース、及びハンドピースの一方の側に結合可能なチップを含んで構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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