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公開番号
2025009827
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024068217
出願日
2024-04-19
発明の名称
モータ
出願人
ニデック株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
3/51 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】組み立て工具がモールド樹脂の表面に当接して圧力を加えたときに、樹脂の表面が割れることを防止する。
【解決手段】中心軸周りに周方向に沿って延在する外周壁を有し、該外周壁の軸方向の一方側に開口部を有し、該外周壁の軸方向の他側に底部を有するハウジングと、モールド成形として設けられ、ステータと、バスバーアセンブリ及びモールド樹脂を備えたステータアセンブリと、を備え、該バスバーアセンブリは該ステータに支承され、該モールド樹脂は軸方向において該バスバーアセンブリを被覆し、該バスバーアセンブリは金属製のバスバーを備え、該モールド樹脂は該ステータの軸方向の一方側に位置し、軸方向の一方側に向かって突き出た突出部を有し、軸方向に垂直な断面において、該バスバーの投影と該突出部の投影とが少なくとも部分的に重なり合い、該バスバーと該突出部231との間に該モールド樹脂23が充填されているモータを提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
モータにおいて、
中心軸周りに周方向に沿って延在する外周壁を有し、前記外周壁の軸方向の一方側に開口部を有し、前記外周壁の軸方向の他側に底部を有するハウジングと、
モールド成形として設けられ、ステータと、バスバーアセンブリ及びモールド樹脂を備えたステータアセンブリと、
を備え、
前記バスバーアセンブリは前記ステータに支承され、前記モールド樹脂は軸方向において前記バスバーアセンブリを被覆し、
前記バスバーアセンブリは金属製のバスバーを備え、
前記モールド樹脂は前記ステータの軸方向の一方側に位置し、軸方向の一方側に向かって突き出た突出部を有し、
軸方向に垂直な断面において、前記バスバーの投影と前記突出部の投影とが少なくとも部分的に重なり合い、
前記バスバーと前記突出部との間に前記モールド樹脂が充填されていることを特徴とするモータ。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記バスバーは、前記ステータのコイル引き出し線を挟持する爪部を有し、
軸方向に垂直な断面において、前記突出部の投影と前記爪部の投影とが少なくとも部分的に重なり合うことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記爪部は軸方向において前記突出部の中まで延在することを特徴とする請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記爪部の数は2つ以上であり、周方向において等距離に分布することを特徴とする請求項2に記載のモータ。
【請求項5】
前記爪部の数が3つであることを特徴とする請求項4に記載のモータ。
【請求項6】
前記コイル引き出し線は周方向において少なくとも2組配置されており、1組につき少なくとも2本の前記コイル引き出し線を備え、同一の組の前記コイル引き出し線は同一の歯間から引き出され、且つ、同一の前記爪部に挟持されることを特徴とする請求項2に記載のモータ。
【請求項7】
前記爪部は、周方向において反対方向にそれぞれ延在する第1の腕部及び第2の腕部を有し、前記第1の腕部及び前記第2の腕部は、同一の組の中の異なる前記コイル引き出し線をそれぞれ挟持することを特徴とする請求項6に記載のモータ。
【請求項8】
前記突出部は径方向外側から径方向内側まで延在し、本体部と、前記本体部の径方向の一方側に位置する第1の補強部とを備え、周方向において前記本体部の幅が前記第1の補強部の幅よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載のモータ。
【請求項9】
前記本体部は前記第1の補強部に対して径方向外側に位置することを特徴とする請求項8に記載のモータ。
【請求項10】
前記モールド樹脂は軸方向の一方側において補助突出部をさらに有し、前記補助突出部は径方向外側から径方向内側まで延在し、周方向において、隣接する前記突出部の間に位置し、
前記補助突出部の周方向幅が前記本体部の周方向幅よりも小さいことを特徴とする請求項8に記載のモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は機械電気分野に関し、特に、モータに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
モータの取り付け過程において、通常は、モールド成形されたステータコアとハウジングを組み立てなければならず、従来の一般的方法は、モールド成形された樹脂の表面に工具を当接させることにより、ステータコアをハウジング開口側からハウジング内部に圧入する、というものである。
【0003】
注意を要するのは、技術的背景についての上記説明は、本願の技術手法について明確且つ十全に説明しやすくするとともに、当業者の理解を容易にするために叙述したものであるに過ぎない、という点である。これらの手法が本願の背景技術部分において叙述を行っていることのみを理由に、上記の技術手法が当業者にとって公知であると見なしてはならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
中国特許第111247723号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
発明者は、以上の方法によってモータを取り付ける際に、樹脂の強度が不十分なため、組み立て工具がモールド樹脂の表面に当接して圧力を加えたときに、樹脂の表面が割れるおそれがあることを見出した。
【0006】
上記の問題のうち少なくとも1つ又は他の類似する問題を解決するため、本願の実施例はモータを提供している。該モータにおいて、金属製のバスバーを設け、バスバーに、突出部に対して軸方向支承を行わせ、突出部の強度を高めており、モールド成形されたステータアセンブリをハウジングに取り付けるのに便利である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の実施例の第1の面によれば、中心軸周りに周方向に沿って延在する外周壁を有し、前記外周壁の軸方向の一方側に開口部を有し、前記外周壁の軸方向の他側に底部を有するハウジングと、モールド成形として設けられ、ステータと、バスバーアセンブリ及びモールド樹脂を備えたステータアセンブリと、を備え、前記バスバーアセンブリは前記ステータに支承され、前記モールド樹脂は軸方向において前記バスバーアセンブリを被覆し、前記バスバーアセンブリは金属製のバスバーを備え、前記モールド樹脂は前記ステータの軸方向の一方側に位置し、軸方向の一方側に向かって突き出た突出部を有し、軸方向に垂直な断面において、前記バスバーの投影と前記突出部の投影とが少なくとも部分的に重なり合い、前記バスバーと前記突出部との間に前記モールド樹脂が充填されているモータを提供する。
【0008】
少なくとも1つの実施例では、前記バスバーは、前記ステータのコイル引き出し線を挟持する爪部を有し、軸方向に垂直な断面において、前記突出部の投影と前記爪部の投影とが少なくとも部分的に重なり合う。
【0009】
少なくとも1つの実施例では、前記爪部は軸方向において前記突出部の中まで延在する。
【0010】
少なくとも1つの実施例では、前記爪部の数は2つ以上であり、周方向において等距離に分布する。
(【0011】以降は省略されています)
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