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公開番号2025009484
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112520
出願日2023-07-07
発明の名称照明システム、照明器具、及び照明制御システム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類B60Q 3/76 20170101AFI20250110BHJP(車両一般)
要約【課題】リラックス効果及び睡眠誘導効果が高い照明システムを提供する。
【解決手段】照明システム100は、背もたれ21を有する椅子2と、発光部11を有する照明器具1と、を備える。基準点である背もたれ21の上端中央211から背もたれ21の前方側に延び、基準点211における背もたれ21の法線方向である第1方向D1に対して上方に8°をなす方向に基準点211から延びる半直線LA1、第1方向D1に対して下方に12°をなす方向に基準点211から延びる半直線LA2、第1方向D1に対して右方に15°をなす方向に基準点211から延びる半直線、及び、第1方向D1に対して左方に15°をなす方向に基準点211から延びる半直線の各々を外縁として含む第1領域R1の外側となる位置に、照明器具1の発光部11が配置されている。照明器具1の発光部11と、基準点211との間の距離が、500mm以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
背もたれを有する椅子と、
発光部を有する照明器具と、
を備え、
前記椅子の前記背もたれの角度が所定角度であるとき、
基準点である前記背もたれの上端中央から前記背もたれの前方側に延び、前記基準点における前記背もたれの法線方向である第1方向に対して上方に8°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して下方に12°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して右方に15°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、及び、前記第1方向に対して左方に15°をなす方向に前記基準点から延びる半直線の各々を外縁として含む第1領域の外側となる位置に、前記照明器具の前記発光部が配置されており、
前記照明器具の前記発光部と、前記基準点との間の距離が、500mm以上である、
照明システム。
続きを表示(約 2,800 文字)【請求項2】
前記椅子の前記背もたれの角度が前記所定角度であるとき、
前記基準点から前記背もたれの前方側に延び、前記第1方向に対して上方に35°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して下方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して右方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、及び、前記第1方向に対して左方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線の各々を外縁として含む第2領域の外側となる位置に、前記照明器具の前記発光部が配置されている、
請求項1に記載の照明システム。
【請求項3】
前記照明器具の前記発光部は、前記基準点から前記第1方向に延びる半直線よりも下方に配置されている、
請求項1又は2に記載の照明システム。
【請求項4】
前記基準点から前記背もたれの前方側に延び、前記第1方向に対して上方に35°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して下方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して右方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、及び、前記第1方向に対して左方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線の各々を外縁として含む領域の外側であり、かつ、前記基準点から前記背もたれの前方側に延びる領域であって、前記第1方向に対して上方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して下方に75°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して右方に100°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、及び、前記第1方向に対して左方に100°をなす方向に前記基準点から延びる半直線の各々を外縁として含む領域の内側において、輝度が100cd/m

以下である、
請求項1又は2に記載の照明システム。
【請求項5】
前記基準点から前記背もたれの前方側に延び、前記第1方向に対して上方に35°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して下方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して右方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、及び、前記第1方向に対して左方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線の各々を外縁として含む領域の外側であり、かつ、前記基準点から前記背もたれの前方側に延びる領域であって、前記第1方向に対して上方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して下方に75°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して右方に100°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、及び、前記第1方向に対して左方に100°をなす方向に前記基準点から延びる半直線の各々を外縁として含む領域の内側において、
前記照明器具の前記発光部が非発光の場合の輝度が10cd/m

であり、かつ、
前記照明器具の前記発光部が発光している場合の輝度が50cd/m

である、
請求項1又は2に記載の照明システム。
【請求項6】
前記照明器具の前記発光部から照射される光の光軸は、前記基準点を中心とする半径250mmの領域を通過しない、
請求項1又は2に記載の照明システム。
【請求項7】
前記発光部から照射される光強度を変化させ、
前記基準点から前記背もたれの前方側に延び、前記第1方向に対して上方に35°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して下方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して右方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、及び、前記第1方向に対して左方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線の各々を外縁として含む領域の外側であり、かつ、前記基準点から前記背もたれの前方側に延びる領域であって、前記第1方向に対して上方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して下方に75°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して右方に100°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、及び、前記第1方向に対して左方に100°をなす方向に前記基準点から延びる半直線の各々を外縁として含む領域の内側において、輝度の最大値が100cd/m

以下である、
請求項1又は2に記載の照明システム。
【請求項8】
前記発光部から照射される光強度を変化させ、
前記基準点から前記背もたれの前方側に延び、前記第1方向に対して上方に35°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して下方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して右方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、及び、前記第1方向に対して左方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線の各々を外縁として含む領域の外側であり、かつ、前記基準点から前記背もたれの前方側に延びる領域であって、前記第1方向に対して上方に50°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して下方に75°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して右方に100°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、及び、前記第1方向に対して左方に100°をなす方向に前記基準点から延びる半直線の各々を外縁として含む領域の内側において、
前記照明器具の前記発光部が非発光の場合の輝度が10cd/m

であり、かつ、
前記照明器具の前記発光部が発光している場合の輝度の最大値が50cd/m

である、
請求項1又は2に記載の照明システム。
【請求項9】
前記第1方向及び左右方向のいずれにも直交する第2方向からの平面視において、前記照明器具の前記発光部と前記基準点とを結ぶ線分と、前記基準点から前記第1方向に延びる半直線とがなす角度は、50°以下である、
請求項1又は2に記載の照明システム。
【請求項10】
前記照明器具である第1照明器具とは異なる第2照明器具を更に備え、
前記第2照明器具は、前記発光部である第1発光部とは異なる第2発光部を備え、
前記第2方向からの平面視において、前記第2照明器具の前記第2発光部と前記基準点とを結ぶ線分と、前記基準点から前記第1方向に延びる半直線とがなす角度は、50°より大きい、
請求項9に記載の照明システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照明システム、照明器具及び照明制御システムに関し、特に、椅子を含む照明システム及び照明システムに用いられる照明器具、照明制御システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、座席(椅子)を有する車両に用いられる車両用照明装置(照明器具)が開示されている。特許文献1に開示の車両用照明装置は、睡眠誘導照明を備える。特許文献1の車両用照明装置において、睡眠誘導照明は、車両の下部かつ座席の側方に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-20559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の車両用照明装置では、車両用照明装置と座席との位置関係、特に、上下方向の位置関係、及び、車両用照明装置の明るさによっては、睡眠誘導効果が十分でない場合がある。
【0005】
本開示は、リラックス効果及び睡眠誘導効果を高めることができる照明システム、照明器具及び照明制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る照明システムは、背もたれを有する椅子と、発光部を有する照明器具と、を備える。前記椅子の前記背もたれの角度が所定角度であるとき、基準点である前記背もたれの上端中央から前記背もたれの前方側に延び、前記基準点における前記背もたれの法線方向である第1方向に対して上方に8°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して下方に12°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して右方に15°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、及び、前記第1方向に対して左方に15°をなす方向に前記基準点から延びる半直線の各々を外縁として含む第1領域の外側となる位置に、前記照明器具の前記発光部が配置されている。前記椅子の前記背もたれの角度が所定角度であるとき、前記照明器具の前記発光部と、前記基準点との間の距離が、500mm以上である。
【0007】
本開示の一態様に係る照明器具は、背もたれを有する椅子を含む照明システムに用いられる。照明器具は、発光部を備える。前記椅子の前記背もたれの角度が所定角度であるとき、基準点である前記背もたれの上端中央から前記背もたれの前方側に延び、前記基準点における前記背もたれの法線方向である第1方向に対して上方に8°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して下方に12°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、前記第1方向に対して右方に15°をなす方向に前記基準点から延びる半直線、及び、前記第1方向に対して左方に15°をなす方向に前記基準点から延びる半直線の各々を外縁として含む第1領域の外側となる位置に、前記照明器具の前記発光部が配置されている。前記椅子の前記背もたれの角度が所定角度であるとき、前記照明器具と、前記基準点との間の距離が、500mm以上である。
【0008】
本開示の一態様に係る照明制御システムは、前記照明器具と、前記照明器具を制御する制御装置と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様に係る照明システム、照明器具及び照明制御システムは、高いリラックス効果及び睡眠誘導効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態1に係る照明システムの構成を示す概略側面図である。
図2は、人の視野に含まれる領域と視野中心との関係を示す模式図である。
図3は、同上の照明システムの構成の他の状態を示す概略側面図である。
図4は、同上の照明システムにおける利用者の視野領域の例である。
図5は、実施形態2に係る照明制御システムの構成を示すブロック図である。
図6は、実施形態3に係る照明システムにおいて、照明器具の光源と視野中心との関係を示す模式図である。
図7は、実施形態4に係る照明システムの構成を示す概略側面図である。
図8は、実施形態5に係る照明システムの構成を示す概略側面図である。
図9は、実施形態6に係る照明システムの構成を示す概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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