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公開番号
2025009436
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112442
出願日
2023-07-07
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
G02F
1/13357 20060101AFI20250110BHJP(光学)
要約
【課題】 画像の輝度が均一、かつ、モアレの発生を抑制することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】 表示装置は、第1基板と、第2基板と、高分子分散液晶を有する液晶層と、を備える、表示パネルと、複数の発光素子と、導光素子と、を備え、前記導光素子は、第3基材と、前記第3基材の屈折率より低い屈折率を有する、透明層と、前記透明層と重畳して設けられる、透明接着層と、を備え、前記複数の発光素子は、前記第3基材の第1側面に隣接して配置され、前記透明層の第1厚さは、前記第1側面から前記第1側面の反対側の第2側面に向かって減少し、前記透明接着層の第2厚さは、前記第1側面から前記第2側面に向かって増大する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1基板と、第2基板と、高分子分散液晶を有する液晶層と、を備える、表示パネルと、
複数の発光素子と、
導光素子と、
を備え、
前記導光素子は、
第3基材と、
前記第3基材の屈折率より低い屈折率を有する、透明層と、
前記透明層と重畳して設けられる、透明接着層と、
を備え、
前記複数の発光素子は、前記第3基材の第1側面に隣接して配置され、
前記透明層の第1厚さは、前記第1側面から前記第1側面の反対側の第2側面に向かって減少し、
前記透明接着層の第2厚さは、前記第1側面から前記第2側面に向かって増大する、表示装置。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記第1厚さ及び前記第2厚さの和は、前記第1側面から前記第2側面に亘って一定である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第1厚さは、前記第1側面から前記第2側面に向かって、段階的に減少する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記透明層は、シロキサン系樹脂又はフッ素系樹脂である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第3基材の屈折率は1.5であり、前記透明層の屈折率は1.0乃至1.4である、請求項1に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
高分子分散液晶(PDLC;Polymer Dispersed Liquid Crystal)を用いて入射光を散乱する散乱状態と入射光を透過する透過状態とを切り替え可能な表示装置が提案されている。PDLCを使用した透明な表示装置には、導光板の端部に光源を配置するエッジライト方式が採用されている。しかし、エッジライト方式をPDLC表示装置に用いると、光源から離れるにつれて表示面の輝度が低下するという問題があった。
【0003】
このような問題を解決するために、二等辺三角形形状に設けられた低屈折率の透明層を有する導光素子を、液晶パネル上に設ける表示装置が開発されている(特許文献3及び特許文献4参照)。
【0004】
しかしながら、特許文献3及び特許文献4に示される表示装置では、当該二等辺三角形形状の透明層及び画素の間でモアレを起こしてしまうという、新たな問題が発生している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-032411号公報
特開2020-016724号公報
特開2022-174556号公報
国際公開第2022/158477号
国際公開第2022/158478号
国際公開第2020/022112号
特開2020-148955号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本実施形態の目的は、画像の輝度が均一、かつ、モアレの発生を抑制することが可能な表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態に係る表示装置は、
第1基板と、第2基板と、高分子分散液晶を有する液晶層と、を備える、表示パネルと、
複数の発光素子と、
導光素子と、
を備え、
前記導光素子は、
第3基材と、
前記第3基材の屈折率より低い屈折率を有する、透明層と、
前記透明層と重畳して設けられる、透明接着層と、
を備え、
前記複数の発光素子は、前記第3基材の第1側面に隣接して配置され、
前記透明層の第1厚さは、前記第1側面から前記第1側面の反対側の第2側面に向かって減少し、
前記透明接着層の第2厚さは、前記第1側面から前記第2側面に向かって増大する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の表示装置の概略的な構成を示す平面図である。
図2は、図1に示した表示パネルの概略的な構成を示す断面図である。
図3は、表示装置の主要部を示す分解斜視図である。
図4は、表示装置の概略的な構成の一例を示す断面図である。
図5は、表示装置の概略的な構成の一例を示す断面図である。
図6は、低屈折率の材料層における、厚さ及び反射率の関係を示すシミュレーション結果である。
図7は、図6に示されるシミュレーション結果において、厚さ300nm、600nm、800nm、及び1000nmのときの反射率との関係を示す図である。
図8は、光の波長(Wavelength(λ)[nm])、光の入射角(Incident Angle[°])、及び透過率(Transmittance)の関係を示す図である。
図9は、透明層の厚さ及び透過率の関係を示す図である。
図10は、図9に基づいて得られた、透明層の厚さ及び透過率の関係を示す図である。
図11は、透明層の概略的な構成例の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
【0010】
本明細書で述べる実施形態は、一般的なものでなく、本発明の同一又は対応する特別な技術的特徴について説明する実施形態である。以下、図面を参照しながら一実施形態に係る表示装置について詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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