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公開番号2025008911
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023111533
出願日2023-07-06
発明の名称自動倉庫
出願人村田機械株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65G 1/04 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】受け部材を定点で清掃できる自動倉庫を提供する。
【解決手段】自動倉庫1は、複数の間口4を有するラック2と、ラック2との間で物品Aを移載するスタッカークレーン10と、を備える。間口4は、物品Aが載置される載置部5と、載置部5の下方の位置に設けられた支持部6と、支持部6によって支持されるダストパン8と、を有する。ダストパン8は、スタッカークレーン10によって支持部6から取り外し可能であり、また支持部6に取り付け可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の間口を有するラックと、
前記ラックとの間で物品を移載する搬送装置と、を備え、
前記間口は、
前記物品が載置される載置部と、
前記載置部の下方の位置に設けられた支持部と、
前記支持部によって支持される受け部材と、を有し、
前記受け部材は、前記搬送装置によって前記支持部から取り外し可能であり、前記支持部に取り付け可能である、自動倉庫。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記搬送装置によって搬送可能な位置に、前記受け部材を清掃するための清掃ステーションを更に備える、請求項1に記載の自動倉庫。
【請求項3】
コントローラを更に備え、
前記コントローラは、前記受け部材の清掃履歴を記憶する記憶部を有し、前記清掃履歴に基づいて清掃対象の前記受け部材を決定する、請求項1又は2に記載の自動倉庫。
【請求項4】
前記コントローラは、清掃対象の前記受け部材の下方に位置する載置部に前記物品が保管されていることを検出した場合に、当該受け部材を載置部から取り外すよりも前に、当該受け部材の下方に存在する当該物品を移動させるよう前記搬送装置を制御する、請求項3に記載の自動倉庫。
【請求項5】
前記載置部が設けられた前記間口とは異なる位置に設けられ、前記受け部材を複数保管可能な保管部を更に備える、請求項1又は2に記載の自動倉庫。
【請求項6】
前記搬送装置は、前記受け部材を前記支持部から取り外すよりも前に、前記受け部材の下方に存在する物品を移動させる、請求項1又は2に記載の自動倉庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、自動倉庫に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
自動倉庫において、ラックの物品収納棚の上を清掃する技術が知られている。特許文献1に記載された清掃装置は、スタッカークレーンのスライドフォークに取り付けられた基枠と、基枠に設けられた掃出具とを有する。物品が存在しない(保管されていない)棚に対して、スライドフォークを前後に移動させ、掃出具の下端を物品支承片に当接させることにより清掃が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-061814号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動倉庫のラックにおいて、物品収納棚とは別にダストパンが設けられる場合がある。ダストパンは、例えば、物品収納棚の真下に設けられて、スライドフォーク、又は物品に起因して生じる塵埃等の異物を受ける。このような自動倉庫において、ダストパン(受け部材)は、支持部材の上に置かれ、通常固定される。ダストパンに異物が蓄積した場合には、例えば作業者がダストパンにアクセスし、手動でダストパンの清掃を実施する。
【0005】
このような構成を採用した場合、作業者は、スタッカークレーンのタラップ等を利用して各棚(詳細には上記支持部材)にアクセスしなければならない。複数のダストパンを清掃する場合には、作業者は、棚から棚へと移動する必要もある。スタッカークレーンを手動運転することは容易ではなく、かつ工数の増大につながる。ダストパンを定まった場所すなわち定点にて清掃することができれば、このような工数は低減する。
【0006】
本開示は、受け部材を定点で清掃できる自動倉庫を説明する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]本開示の一態様に係る自動倉庫は、複数の間口を有するラックと、ラックとの間で物品を移載する搬送装置と、を備え、間口は、物品が載置される載置部と、載置部の下方の位置に設けられた支持部と、支持部によって支持される受け部材と、を有し、受け部材は、搬送装置によって支持部から取り外し可能であり、支持部に取り付け可能である。
【0008】
この自動倉庫によれば、受け部材の取り外し及び取り付けを搬送装置によって行うことができる。搬送装置は、受け部材を所定の定点へと搬送することで、受け部材を定点で清掃できる。なお、本明細書において、「清掃」は、特に意図的な限定がなされない限り、装置又はユニットを用いた自動的な清掃と、作業者による手動の清掃の両方を含む意である。
【0009】
[2]上記[1]の自動倉庫が、搬送装置によって搬送可能な位置に、受け部材を清掃するための清掃ステーションを更に備えてもよい。この場合、受け部材を、定点としての清掃ステーションで清掃できる。清掃専用の清掃ステーションが所定の位置に用意されているので、搬送装置の移動制御や清掃計画等も容易になる。
【0010】
[3]上記[1]又は[2]の自動倉庫が、コントローラを更に備えてもよい。コントローラは、受け部材の清掃履歴を記憶する記憶部を有し、清掃履歴に基づいて清掃対象の受け部材を決定してもよい。この場合、清掃対象の受け部材を適切に選択することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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